2017年、読んで良かった名著ベスト5

どうも、ほっしーです。

peingにこんな質問が届きました。

というわけでさっそくまとめてみます!

 

読んで良かった本トップ5

5位:うつヌケ

  • 経緯
  • 医療
  • 復帰
までの一連のプロセスを、田中圭一先生の柔らかいながらも、うつのつらさをしっかりと表現できているマンガ。

特に、比較的軽症の人で環境に恵まれている人はかなり勇気付けられると思います。

反対に、重めで環境に恵まれない人は全く共感できないと思う。

やはりどうしても…この体験談は手を差し伸べてくれる人がいるという前提がありますからね。

 

4位:精神医学の歴史

「うつ」は古代から存在していて、今なお未解決の問題です。

どこから始まり、どういう経緯で今の精神医学が作り上げられているのか…それを体系的に理解できる本です。

どちらかというと…教科書的な内容ですかね。

 

うつは、脳の病気と言われるようになってきましたが、完全に心と切り離すことはできません。

誤解の多かった時代には「悪魔憑き」なんて言われたりして隔離されていた時代もあるようです。

ロボトミー手術なんて、とても今の私たちでは考えられない狂気の沙汰な内容も載ってました。

閲覧注意的なところもありますが、やはり避けて通れないところだよなぁ。と。

 

今なお、差別的な意識を向けられる精神疾患。

この本を読むと、健常者の意識改革というより精神障害者側から寄り添っていってあげないと厳しいのかなと理解できます。

だからこそ私は、自らをさらけ出し、健常者に対しては「うつ病をネタにする」ぐらいの感覚で接しているんですけどね。

 

3位:夜と霧

生きる意味についてえらっそーに悩んでいたときに、後ろからぶん殴られたような衝撃を受けた本。

ユダヤ人精神分析学者が、自身のアウシュビッツ収容所体験を綴ったものです。

こんな話聞いて、イラっとしたことありません?

女性

あなたが辛いのもわかる。でも、世界にはもっと辛い人もいるのよ?

ほっしー

は?うるせーよ。そんなの知るかよ…

ってなりますよね。

 

ただ、この本を読むとぐうの音も出なくなります(笑)

日本に生まれたこと自体に、感謝せざるを得ないような内容。

人権なんてあったものじゃない。人としてというか、生物としてすらまともに扱われていない印象です。

ほっしー

ぶっちゃけ、心臓が弱い人は読まないほうがいいかも…

ただ、私自身は、すごく生きる勇気をもらいました。

少なくとも、どんなことがあろうと、アウシュビッツよりはマシですから…w

ここで必要なのは、生きる意味についての問いを百八十度方向転換することだ。

わたしたちが生きることからなにを期待するかではなく、むしろひたすら、生きることがわたしたちからなにを期待しているかが問題なのだ、ということを学び、絶望している人間に伝えねばならない。

2位:ブロックチェーンレボリューション

仮想通貨はそれ自体がすごいのではなく、背景にあるブロックチェーンの技術が面白いんですよ。

私は元エンジニアなので、ブロックチェーン自体は知ってました。

でも実際、ビジネスとしてどう変わってくの?って深く考えてなかった。

ほっしー
ブロックチェーンレボリューション? 変なタイトルやなーw  なんか、ゴー☆ジャス思い出すww

そんな不純?な理由で読み始めて、早速衝撃を受けた文がこれ。

このインターネット時代にあって、いまだに銀行口座すら持てない人が世界には25億人も存在している。

仮想通貨やってる人ならわかりますが、銀行口座いらないんですよね…。

つまり、仮想通貨の未来は25億人の市場が待ってるかもしれんのです。

ほっしー

そりゃ、世界に浸透するやろな…

恵まれない子供たちの報道を見たって、無力感しかないですよね。

たった1000円送るだけでも、1週間生きられるような国もあるそうです。

でも、どうやってお金を送ってあげればいいのかもわかりません。

  • 箱を持って寄付金を募っているあの人は、本当に届けてくれるのか?
  • 届くまでにどれぐらいの時間がかかるのか?
仮想通貨が浸透した世界では、QRコードを読み取るだけでお金が送金できちゃうのです。

自分がお金渡した感があっていいですよね。

考え方はシンプルだ。要するにブロックチェーンを使えば、僕からあなたへと直接、安全に、銀行やカード会社を介さずに、お金を送ることができる。

男性

仮想通貨って…セキュリティ的にどうなの?

という心配がある人こそ、この本読んでください。

そんな不安も払拭されるはず。

さらにブロックチェーンには、暗号技術を利用した高度なセキュリティが備わっている。

公開鍵と秘密鍵という2種類の鍵を利用して、自分の資産を確実に守ることが可能だ。

ビットコインのブロックチェーンでは、取引データが個人情報と結びつかないので、大事な情報が盗まれたり流出したりする心配もない

1位 : お金2.0

金銭的な対価を一切求めずに、経済システムを作ろうとするとゲームに近づいていくことになります。

昨今の優れたサービスや組織が、ゲームの手法を真似た「ゲーミフィケーション」を取り入れているのを見てもわかる通り、ゲームというものが私たちの脳を直接的に刺激する仕組みを凝縮したものであることは間違いありません。

2位のブロックチェーンレボリューションを読んだ後に読むと、

ほっしー

仮想通貨でこの「ゲーミフィケーション」実現できちゃうんじゃね?

と思って、頭の中にいくつかアイデアが浮かんできました。

それが、メンヘラコミュニティ、小さな経済圏です。

今は仮想通貨好きな人や、技術に詳しいギークな人たちだけで盛り上がってますが、2018年には一般にも浸透するはずです。

日本の仮想通貨取引所大手のコインチェックは出川哲朗さんを起用したCMで一気に登録者を増やしました。

有名人のGACKTさんも、自身のブログで事業として取り組むことを表明。

 

怪しいというイメージもいい加減とれそうなので、2018年どうなるか楽しみですな。

「ひいじいちゃんの時代には1週間のうちのほとんどをやりたくもない仕事をしていたらしいよ、かわいそうだね」と、私たちの孫ぐらいの世代は話していそうです。

それはまさに現代人が身分制度に縛られていた江戸時代の市民を見る目に近いです。

AIの進化や、仮想通貨革命でいよいよ現実のものとなってきそう。

 

読書に1番、時間とお金使ってるかも…w

私は生きるための武器として知識をつけたいと考えてます。

思考が広がるし、考えること自体が楽しくなるんですよね。

たった1000円そこらで、しっかりまとめ上げられた個人の脳みそが覗けるってのも楽しい。

 

出費のほとんどは書籍代に消えそうな2017年の確定申告。

ほっしー

ブロガーだし、ブログにも書いてるので経費にできるところもポイント高い!(笑)

2018年もガンガン本を読んで、あなたに生きる武器をお渡しします〜!

 

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心理学やメンタルハック(心の分析、改善)が大好き。

新卒でIT企業に就職 → 半年でうつ病 → フリーランス。

ブログを仕事にして(最高45万PV)お金を稼ぎつつ、本を読み漁ってます。

#うつマッピングの著者です。

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