「逃げる=負け」という考え方を変えないと、心の病になっちゃいますよ。

自分が壊れそうなら逃げる。

ということは、日本ではどうしても評価されません。

逃げる=敗走であると考える人があまりにも多い。

私たちが子どものころよく目にした漫画やアニメにも「逃げるな」という刷り込みが多用されています。

逃げずに困難に立ち向かう主人公はかっこいいですからね。

参照:日本人は、逃げるなということを刷り込まれすぎている

しかし、誰もがアニメの主人公のように戦い続けることはできないわけです。

もっと長い目で見れば、一時的な撤退も、人生の勝利という意味では必要なことだと思います。

石の上にも三年?

私は以前、好きなことを仕事にするというのは甘い考えだと思っていました。

社会人とは耐え忍ぶもので、嫌いな仕事もこなしてこその大人。だと、そう勘違いしていました。

でもやっぱり続かないんですよ。

何が続かないって、精神的な体力が続きません。

やりたくない仕事はやっぱりやりたくない。

逆に、大好きな今の仕事なら、稼ぎが少なくても続けられるって思います。

今のお仕事はもう趣味なのか仕事なのか、自分では区別がついていないので(笑)

「好きなことを仕事にする」のは「生存戦略」なんですよ。ここが、多くの人とズレていて興味深いです。

ぼくがブログを仕事にしているのは、「ブログが好きだから」というよりは、「これからの社会を生き延びるため」です。

好きなことを仕事にすれば、生き延びやすくなるので、ブログで稼いでいるわけですよ。

わかりますか、これ。 「好きなことを仕事にするべきではない」とか言っている人は、ぬるいなぁ、と思います。

高度経済成長期はそれでもよかったんでしょうね。今の時代は、それじゃ資本主義的に厳しいんですよ。

お金を稼いでいきたいのなら、好きなことを仕事にして、誰よりもその領域に打ち込むべきです。

引用:「置かれた場所で咲こう」と努力すると、最悪自殺します。: おっさんたちが知らない、これからのキャリア論 (イケハヤ書房)

生存戦略として、好きな仕事をする。この考え方めっちゃ共感しました。

私は双極性障害というストレスによって気分が変化してしまう病を患っているので、なおさら「好きな仕事」でないと生き残っていけない。

もうどうせ失うものないし、好きなことやっていこ!って決めたあのとき、一種の人生諦めモード的なところありました。

しかし、私は無意識に「生存戦略」としてこの道を選んだのかもしれません。

セーフティーネットの壁

生活保護は誰でも受給する権利があります。

特に、私たちのように精神疾患にかかってしまって、一般的な就労が難しい場合、現実的な選択肢となってくることは間違いないでしょう。

ただここでも、「逃げるな」という刷り込みであったり、ネット上の「なまぽ乙」といった声に尻込みしてしまう方が多いと思います。

生活保護を受給して、ゆっくり静養し回復すれば、働きたいという欲がまたいつか湧いてくるはずです。

私も寛解を本気で目指す前は、ずっと家でスマホのゲームしてたんですよ。

そりゃ最初のうちはつらいこと考えなくて済むわと思ったりしてましたけど、だんだんそれも辛くなってくるんですよ。

このままずっとゲームして人生終えるのか?って。でもこの考えに至ったということは、精神的に回復してきたってことなんだと今は思います。

そのあと、寛解に向けて頑張ろうと決めて、一般就労を目指したりもしましたが、どうしても嫌いな仕事したくないので、好きな仕事で食っていこうと決めました。

参照:双極性障害2型とブロガーの組み合わせで稀有な存在に。

参照:双極性障害2型、私が寛解するまでの期間と寛解するために行ってきたことまとめ

以前の仕事がシステムエンジニアで残業ばっかりだったので、ある程度蓄えがあったからこのような行動をとれたということもあります。

この蓄えがない方は、生活保護を使えばいい。それだけの話だと思うんですよ。

さいごに

「逃げるな」という刷り込みは恐ろしいです。

なぜ、逃げてはいけないのか?と考える人は少ない。

逃げちゃダメだ逃げちゃダメだと自分に唱えるばかり。そのままではあなたの心はボロボロになってしまいます。

風邪なんかと違って心が壊れたらすぐには治りませんよ。

なぜ、自分がここから逃げたい気持ちになっているのか?という内なる声を聞いてあげてください。

あなたにとって正しい答えは、結局、あなたしか知らない。