双極性障害とバセドウ病の関係。遺伝性はあるのか?

医師は、双極性障害の治療に特に効果の高い薬剤であるリチウムが甲状腺の機能を低下させ、罹患しやすい人、主に自己免疫性甲状腺疾患になる傾向を持っている人に甲状腺機能低下症を起こす可能性があることも突き止めました。したがって、あなた自身または家族の中の誰かにこのような大きな気分の揺れのある人がいれば、医師は血液中のTSHレベルの測定を含む、甲状腺の病気の検査を行うようにするでしょう。リチウムによる治療が選択された場合、時々血液中のTSHレベルの追跡検査を行うよう指示されます。甲状腺機能が不全になっても、甲状腺の機能不全を治すための甲状腺ホルモン療法を追加するだけで、リチウムによる治療は続けることができます。引用:田尻クリニック

これはバセドウ病に関しての記述です。父がバセドウ病なので、甲状腺機能障害の中でも今回はバセドウ病を取り上げます。

双極性障害でリチウムを使う方は、甲状腺機能低下症を起こす可能性があるとのこと。

双極性障害を患っている方の4分の1から半分が甲状腺の病気を患っていることがあるという研究結果もあるそうです。

甲状腺に関する検査を受けたほうがいいのかもしれませんね。特に、リチウムを使って治療をしている方は注意が必要かもしれません。

リチウムとは、気分調整薬としてよく使われる、リーマスのことです。

私の場合…

これは憶測ですが、私は今の病院に初めてかかったとき、血液検査を受けました。

血中濃度を図るものではなく、健康診断のようなもの。

これに関しての説明は特にありませんでしたし、私が聞くこともありませんでしたが、このとき、甲状腺関連の検査も行われていたのかも?しれません。

●甲状腺機能亢進症(バセドウ病)では・・・フリーT3、フリーT4が高値、TSHが低値 ●甲状腺機能低下症(橋本病)では・・・フリーT3、フリーT4が低値、TSHが高値

引用:町医者の「家庭の医学」

甲状腺機能障害が見られる場合、血液検査の時点で双極性障害が否定された可能性もありますからね。

私の場合、普通の血液検査ではなく、なんだか特殊なものだったんですよ。

質問者の写真

なんか普通の検査と違う気がします。

解答者の写真

あ、ホルモンのバランスを見てるので〜

そのときは意味がわかりませんでしたが、バセドウ病の検査……だったのかな。

遺伝性は?

一般に双極性障害は、遺伝的な要因が大きいと言われていますが、最近の報告では、一卵性双生児の場合、一方が双極性障害を発病していると、もう一方の双極性障害の発病率は85~89%と高い数値になっています。この意味でも、確かに遺伝的な要因は考えられるものの、残りの15%においては発病していないので、遺伝子だけが発症の原因とは言えないようです。なお、一卵性双生児と二卵性双生児で比較すると、一卵性双生児では2人とも50~80%と高いのに対し、二卵性双生児では5~30%と低くなっています。このことから、確かに遺伝的素因があることは確かなようです。ただし、親が双極性障害の場合、子どもに遺伝する確率はもっと低くなるので、親が双極性障害だからといって、必ずしも子どももそうなるとは限りません。

引用:前田クリニック

難しいところですね。親が双極性障害だとしても、遺伝するかというとそうとも言えないようです。

つまり、親がバセドウ病だからといって、双極性障害が遺伝、もしくは誘発していると結論付けるのはかなり強引なようですね(笑)

質問者の写真

親のせいで双極性障害になったんだ!!!

と言いたいわけではありませんが、自分以外のところにも要因があると知れれば、同病の方も少し救われたような気がするかなぁ……と。

まとめ

双極性障害の治療薬リーマスによって、甲状腺機能が低下し、それにともなってバセドウ病のような甲状腺機能障害の病気になるということであって、直接関係しているわけでは無さそうですね。

そもそも、双極性障害については、わからないことのほうが多いので、遺伝性があるかないかというのも、これからの研究結果を待つしかないでしょう。

リーマスは、双極性障害の気分調整役としては、副作用が少ないことで有名でしたが、長期服用にはやはりリスクがあるようですね……。

副作用のない薬など存在しませんが、精神科で処方される薬は、副作用が強すぎますなぁ。