双極性障害の妻が経験した抗うつ薬の副作用

はじめましてOHAMUです。

私の妻は双極性障害Ⅱ型という病気で、今まで治療のためにかなり多くの薬を使ってきました。

双極性障害とは?

合う薬がなかなか見つからなかったため、他の人と比べても結構たくさんの種類を使ってきたのかな?

複数の薬

副作用はそこまでじゃなかったけど、効果もいまいちだったから変えたという薬は多いです。

が!なかには副作用が強烈でやめざるを得なかった薬もあります。

あなたの参考になればと思い、私の妻が体験してきた薬の副作用を書いていきます。

 

 

エビリファイ

これは私が妻と付き合う前から妻が飲み続けていた薬でした。

統合失調症、双極性障害の躁状態やうつ病の治療にも使われる薬です。

この薬を飲んでいたとき妻はこの薬とハルシオンという睡眠薬しか飲んでおらず、薬が少ないのは良いんですが明らかに耐えがたい副作用が出てるのに当時の先生は薬を変えてくれませんでした。

 

なので、妻は自分自身で飲む量を減らしたり、頻度を減らしていたことを覚えています。

最初処方されていた量は朝夜2回の12mgずつで24mg。

起きた副作用は、勝手に眼球が上を向いてしまってコントロールできなくなる眼球上転、あごの筋肉がこわばって物が食べにくくなるジストニア、手のふるえです。

手の震え

この頃妻はWebデザインの仕事をしていて、漫画家志望で漫画も描いているので手のふるえは致命的な副作用。

そのため毎日24mgを3日に1回、夜に12mgに減らして対応していました。

減らした結果眼球上転はなくなり、手のふるえも少なくなりましたが、それでもジストニアと軽い手のふるえは残っていたみたいでした。

私がはじめて妻と外で食事したときに、

ジストニアっていう病気で物がうまく食べられないから、人と外食するの得意じゃないんだよね

と言っていて当時の私はふーん、そんな病気があるんだ大変だなぐらいにしか思っていませんでした。

調べてみるとエビリファイの副作用だったんだなと今では思います。

その後、当時の先生はどうも良くなかったので病院を変えてこの薬はすっぱりやめて薬を一新しました。

 

アモキサン

妻がちょうどうつ期に入って、なにをやるにもやる気が出ない…(なんとか仕事には行ける)

ということでうつ対策としてジェイゾロフトという薬を飲んでいたのですが、それをアモキサンに変えました。

アモキサンは古いタイプの抗うつ薬です。

いわゆるアッパー系の薬と言われていて、切れ味が鋭いと評判の薬です(古い薬のため副作用は多いようです)。

 

朝晩10mgずつで合計20mg飲んで、まず最初に出た副作用が眠気でした。

アモキサンを飲んだ翌日からすさまじい眠気に襲われて仕事中に意識が飛ぶ(5分くらい)、一瞬でも気を抜いたら寝る、背もたれから首を投げ出すように寝てしまうという症状が出て上司に注意されるほどでした。

ただ、その強い眠気も3日くらいでおさまってその後すぐにテンションが上がってきました。

やる気が上がって仕事もばりばりこなせるようになったのですが、イライラ感もMAXに。

いわゆる躁転というやつです。

躁転とは?

 

具体的には普段なら気にしてない私の言動に対して攻撃してくるようになりました。

すみません具体的にはどんなこと言われたかは覚えてないんですがw

言葉の端々を揚げ足取られて私が逆に怒ってしまった覚えがあります。

いらいらしている感覚は本人もあったようで、この薬のおかげでうつは抜けられましたがアモキサンの継続は断念しました。

 

セロクエル

妻は昔から不眠に悩まされていて、睡眠薬など色々使っているうちに当たった薬です。

元々統合失調症の薬なのですが、睡眠作用が強く、うつ症状にも効果的ということで試してみました。

夜寝る前に25mgを服用していましたが、服用初期はすごい眠れる!

今までの不眠が嘘のように眠れるようになりました。

寝付きも熟睡感も改善して、良い薬に出会ったな~と思った矢先に副作用が出ました。

 

最初に出たのは「お腹がすく」副作用です。

セロクエルを飲んでいるときはとにかく一日中お腹が空いたと言って食べ物をあさっていました。

夢の中にまで食べ物が出てきて

キットカット買ってきて!

と私に言ったようで、起きたときに夢とごっちゃになってキットカットがないことに怒ってました(笑)

キットカット

あまりにも食欲がすごいので間食をやめるようにいったら、

お腹がすいてるんだからしょうがないじゃん!

と本気で怒られたぐらいです。

 

次に出た副作用がエビリファイのときと同じジストニアでした。

またもやあごの筋肉がこわばってしまい、食べ物がうまく食べられない症状が。

ジストニアについては量を25mg→12.5mgと半分に落として、副作用止めのアキネトンという薬を使うことで改善できたのですが…。

結局異常な食欲+段々と睡眠作用が弱くなってきたのでこの薬もやめました。

最初は非常に良い薬だったんですが…。

 

レボトミン

これも不眠症をどうにかするために使った薬のうちのひとつです。セロクエルの次に使いました。

これも統合失調症の薬ですが、睡眠作用が極めて強いということで試してみることに。

就寝前に10mgを処方されて結果は確かに眠れました、泥のように。

最初飲んだときは、本当に丸一日寝てましたね。このとき妻はもう会社をやめていたのが幸いでした。

眠る女性

なかなかレボトミンの眠気には慣れなかったみたいです。

5mgに落としましたが1ヶ月弱飲み続けてようやく睡眠時間が7~8時間ぐらいにおさまるようになりました。

 

これだけしっかり効いていて効きにくくなることもないのなら良いなと思っていたのですが、その後しばらくして

生理がこない

と言われまして、それはもうびっくりして検査薬を使うも陰性。

その後も1ヶ月くらい待ちましたが生理がこないままでした。

これはおかしいと思って調べたらレボトミンの副作用に「生理不順」があるみたいで、これだろうとなってやめました。

やめたら元に戻ったので一安心です。

生理前にはいつもより憂うつになったり、いらいらしたり、疲れやすかったりするらしいのですが、本人いわくレボトミンを飲んでるとそれがずっと続く感じだそうです。

 

レクサプロの副作用体験談はこちら

レクサプロの断薬を精神科医の忠告を無視して勝手にやってみた結果…

2016.12.11

 

書いてくれた人

anminman

OHAMUさん(http://anminman.comの管理人)

 

精神疾患体験談はこちら

参考になる話がいっぱい! 精神疾患の体験談記事まとめ

2017.01.15