双極性障害2型の躁状態は軽躁状態と言われます。

双極性障害には、1型と2型があります。
1型は、躁状態とうつ状態を交互に繰り返す病。2型は、軽躁状態とうつ状態を交互に繰り返します。

1型の躁状態は、入院を要するほど激しく、周囲に迷惑をかけてしまうので、病気としてわかりやすいです。極端ですからね。

私が患っている2型は、「軽躁状態」と言われるものです。

非常にわかりやすい例えです。しかしこれだけでは

え?軽躁状態、最高じゃんw

と言われてしまいそうですね。

双極性障害1型、双極性障害2型

Kind figure 01

引用:https://www.bipolar.jp/about/kind.aspx

Kind figure 02

引用:https://www.bipolar.jp/about/kind.aspx

明確にこのような動きをするわけではありませんが、一般的にはこうだと言われています。

1型における躁状態よりも2型の軽躁状態のほうが、躁状態は軽いことがわかりますね。

しかし、単純に軽いからいいとは言えないんです。

双極性障害2型の軽躁状態

軽躁状態とは

軽躁状態は文字通り「軽い躁状態」です。躁状態ほど明らかなテンションの高さはありませんが、気分は少し高めです。周囲に対してのひどい威圧性・攻撃性はありませんが、普段よりはやや高圧的になります。 何となく普段より気分がすっきりとしていて、やる気が出るというのが軽躁状態なのです。

引用:http://seseragi-mentalclinic.com/softbipolar-problem/#i-2

これでも、人間関係に支障をきたすことはあります。こないだまで大人しかったくせに急にうるさく饒舌になったな…と思われてしまうでしょう。

そしてうつ状態におちいると落ち込んでしまうので、落ち着きのないやつに見えてしまうのかもしれません。

軽躁状態は病気なの…?

軽躁状態は正常範疇の気分の良さとは全く異なるものなのです。正常範疇での気分の良さというのは病気ではありませんが、軽躁状態は病気です。正常な気分ではありません。 この認識を持っていただくことはとても重要です。

・正常な気分の良さは、正常気分の範囲内

・軽躁状態は、躁状態の範囲内

なのです。

引用:http://seseragi-mentalclinic.com/softbipolar-problem/#i-2

患者の私でさえ、この認識は欠如していたと言えます。治ったんじゃないか?と錯覚するので、通院しなくなったりしたりすることもあるかもしれません。

復職の相談をしたり、薬を減らせと要望を出したのも、今にして思えば、軽躁状態でしたね。担当医もあのときは軽躁でしたねと認めていました。


私も似たような経験があります。上司に食ってかかったり、同僚に厳しい言葉を浴びせてしまったことも、軽躁状態によるものでした。

ただ、非常に判断の難しいところではあるけど、病的なものかどうかという判断をつけるのは専門家でないと難しいと思います。

軽躁状態は問題と言えないという意見も

軽躁状態のときは、精力的で、頭の回転が良く、とても楽観的になっているので、生産性が上がり、創造的なアイデアが生まれ、物事に冒険的に臨むことができます。これが仕事や学業面で発揮されると、優れた業績を上げることになるでしょう。ですから、軽躁状態は現れ方によっては問題とはいえないのです。

引用:http://www.shinjuku-mental.com/melancholy/bipolar-disorder/

このような意見もあるので、軽躁状態を病的なものと判断するのはやはり難しいでしょう。

一方で、とんでもない反動によりうつ状態に突き落とされてしまうこともあるため、そのへんを含めて考えるとやはり、病的と言わざるを得ないかとも思います。

ただ、軽躁状態も躁状態の一部と考えず、適切な処置を施さないようになれば、慢性化につながる恐れもあります。

まとめ

軽躁状態は良いように見えますが

  1. 人から理解されにくいこと
  2. 迷惑もそんなにかからないので治療を放置してしまう恐れがあること
  3. 放置すると慢性化しやすいこと

などが挙げられるますね。軽い躁状態だからといって侮れない。

もはや別物と考えるべでしょう。