双極性障害の人が自立するためには依存先を増やすこと

どうも、双極性障害と戦うブロガー星野 良輔(@hossy_FE_AP)です。

双極性障害をはじめとする精神疾患は、恋人に依存しすぎたり、薬に依存しすぎたりして1人で潰れていってしまうことが多いですよね。

ついつい依存の反対は自立じゃないか?と思ってしまうかもしれませんが、そうとも言えないようです。

熊谷晋一郎のインタビューを引用します。

“障害者”というのは、「依存先が限られてしまっている人たち」のこと。健常者は何にも頼らずに自立していて、障害者はいろいろなものに頼らないと生きていけない人だと勘違いされている。

けれども真実は逆で、健常者はさまざまなものに依存できていて、障害者は限られたものにしか依存できていない。

依存先を増やして、一つひとつへの依存度を浅くすると、何にも依存してないかのように錯覚できます。“健常者である”というのはまさにそういうことなのです。

世の中のほとんどのものが健常者向けにデザインされていて、その便利さに依存していることを忘れているわけです。

引用:自立は、依存先を増やすこと希望は、絶望を分かち合うこと

実は膨大なものに依存しているのに、「私は何にも依存していない」と感じられる状態こそが、“自立”といわれる状態なのだろうと思います。

だから、自立を目指すなら、むしろ依存先を増やさないといけない。障害者の多くは親か施設しか頼るものがなく、依存先が集中している状態です。

だから、障害者の自立生活運動は「依存先を親や施設以外に広げる運動」だと言い換えることができると思います。

今にして思えば、私の一人暮らし体験は、親からの自立ではなくて、親以外に依存先を開拓するためでしたね。

引用:自立は、依存先を増やすこと希望は、絶望を分かち合うこと

依存先を意識できないほど多く持てばいいという話です。

私たちはついつい依存=ダメなことだという先入観から、依存を無くしていこうとしますが、実は逆の行動だったのかもしれません。

引用した記事にも書いてありますが、健常者は私たちよりも多くの者に依存していますよね。

それがたくさんあるから1つ1つの依存度が下がって、依存していないように見えるだけなんだなぁ。

 

 

依存先を複数持とう

双極性障害とネット依存

双極性障害の方は基本的に働いていない方が多いです。

それは病気の症状によって様々事情がありますが、基本的には働けない。

私もそうであるように、基本的には暇を持て余しているので、ひたすらネットに依存した生活になります。

健常者はさまざまなものに依存できていて、障害者は限られたものにしか依存できていない。

この指摘の通り、同じネット依存でも、健常者の場合は、強制的に仕事に行かなければいけないという依存先が1つあるので、リアルとの接点も持たなければならないのです。

私たちは意図的であれ、不可抗力であれ、リアルとの接点。つまり、依存先が1つ少ないという状態になります。

さらに、家族からは理解されづらいという側面もあるので、ネットに対する依存の比重が大きくなってしまいます。

 

身体障害者との違いはここに現れます。

見た目に障害がわからないので、家族、医師からも見放されたような気分になるのです。

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2016.07.31
ネット依存は決して悪いものではない

ネットも依存先の1つとして容認しましょう。

ダメなネット依存は、ネット「だけ」に依存することです。

私の依存先は複数あります。

  1. 恋人
  2. ゲーム

本を読んでみてはどうだろう?

先ほど言ったように、双極性障害の方はリアルの方と接点を取ることがなかなか難しくなってきます。

うつ状態に入ると、まず間違いなくリアルの接点はなくなりますからね(笑)

さて、それでもある意味、外の世界を擬似的に体験できるツールはやはり本でしょう。

電子書籍でも構いませんが、とにかくほんの世界に入ることです。

 

本を集中して読んでいるときというのはある種の瞑想状態のようなものなのでストレス解消にも繋がります。

双極性障害に関して詳しく解説してある本を読むと良いでしょう。

自分の症状と照らし合わせながら読むと、理解が深まりますし、なにより自分のことがたくさん書いてあるような気がして、楽しくなってきますよw

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2016.07.05

私は読書が好きで、双極性障害以外に関するジャンルもたくさん読みます。

おすすめの本をまとめていますので、よかったら参考にしてください。

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本を読むときの注意点

双極性障害に限った話ではありませんが、精神疾患の人は感受性が強いです。

ついつい物語に入り込みすぎて主人公に感情移入しないように注意しましょう。

私はあえてストーリーモノは避けるようにしています(笑)

 

頭の中を書き出してみませんか?

本を読むことはとても良いことだということは先ほど書きましたが、ずっと読んでいると頭がパンクしてくることがあるんですよ。

やはり、脳もつかれるものでして、インプット過多になって頭から湯気が出そうになります。

双極性障害の場合、総傾向になると、思考もフル回転します。

とにかくアウトプットしないと湯気どころか大爆発ですよ。

「うつ」は分かる「躁」は分からない

2017.03.20

 

そういった意味からも、ブログを書くことをオススメしています。

ただのアウトプットにとどまらず、治療に効果もありますし、私のように双極性障害と相性の良いライティングのお仕事を受けられるようになるかもしれません。

双極性障害の人がブログを書いたほうがいい4つの理由

2016.09.09

 

自分は何に強く依存しているのか考えてみよう

一番良くないのは人に強く依存してしまうことです。

人に依存すること自体は健常者もやっているので悪いこととは思いません。

しかし、私たちはつい病気のことを理解してくれると思った人に対して強く依存してしまう傾向があるもの。

その人は、私たちにとって都合のいい存在になってませんか?

 

病気だから何でも許してくれる人だとしたらそれはそれで危険なことです。

特に恋愛に依存してしまうと、相手がいなければ生きていけない状態になってしまいます。

ネットですぐに出会えるような時代なので、危険なトラブルに巻き込まれやすいので注意が必要ですね。

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2016.05.22

 

その人がいなくなってしまったら自分が支えられなくなりますよ。

これまで紹介してきたように、依存先を増やすことで負荷を分散しましょう。

依存することは誰もやめられないのです。

依存先を増やすことで負荷を分散すると考え方を変えれば、精神的にも楽になりますよね。