4月から社会人で不安な君に、うつ病の私から伝えたい5つのメッセージ

簡単に自己紹介をしよう。

ブログやTwitterでは「ほっしー」というハンドルネームを使っている。

本名は「星野良輔」 3月で28歳になった。

 

24歳からIT企業に勤務し、たった半年でうつ病を発症。

その1年半後には会社を退職する流れとなった。

26歳からウェブメディア運営の仕事をはじめて今に至る。

 

さて、4月から社会人の君は

男性

結果を出せるか怖い…

女性
セクハラやパワハラ問題があるから怖い…

といった悩みを抱えているかもしれない。

なかには自信満々で社会に飛び出していく人もいるだろう。

しかし誰もが、うつ病のリスクがあることだけは覚えておいてほしい。




ある日、Twitterがバズった

私の誕生月でもある3月に、Twitterで新社会人への応援メッセージが飛び交っていた。

昨今、パワハラやセクハラ、うつ病などの問題が取り沙汰された影響か、「根性」や「気合い」で頑張れなどという単細胞なメッセージは少なかったように思う。

そこで私も、うつ病経験者という視点から応援メッセージを書いてみた。

ブログ執筆時点で「23,629RT・31,309いいね」だ。

Twitterは5年以上続けているが、史上最大のバズだ。

せっかくなので、このツイートをもっと掘り下げて新社会人の君にお伝えしよう。

 

4月から社会人になる人に、うつ病経験者が伝えたいこと

1.逃げても大丈夫だぞ

これはもう声を大にして言いたい。

人生は、逃げても全く問題がない。

そう、全く問題がないんだ。むしろプラスに作用することさえある。

 

そもそも考えてみてほしい。

社会から逃げることは、本当に逃げなのだろうか?

 

私はうつ病となって社会復帰をあきらめた。

「ひたすら好きなことだけやって、飽きて金もなくなったら死ぬか」

なんて考えていた時期もある。

だが、好きなことを突き詰めた結果、メディア運営という天職に出会った。

どうだろう?これは「社会から逃げた人」の話に聞こえるだろうか?

 

「逃げた」というのは、その時点での結果論にすぎない。

ヤバイと思ったら逃げろ。誰の意見も聞くな。きっと君が正しい。

 

2.人生で最も大事なことは、心と体の健康だ

大事であり、かつ最強の成功哲学だ。

金でも名誉でもない。「健康」だ。これは間違いない。

なにしろ健康を損ねたら、金も名誉も消える。

 

うつ病になったとき、会社から傷病手当金というものをもらっていた。

月に10万ちょっとはあったと思うが、生活費や治療代ですべて消えていく。

お金は減ることがあっても、増えることがない。当然だ、稼いでいないのだから。

そして稼ぐために最も必要な能力が「健康」である。

 

3.眠れない、食事が喉を通らないとなったらいよいよヤバイぞ

人はみな、この段階になってやっと「ヤバイかも?」と気がつくが実は時すでに遅し。

すでに心は限界に来ている可能性が高い。

どこかで誰もが「これはどうなんだ…」と恐怖感を抱いているのに、気合いでどうにかしようとする。

 

だが、このタイミングで誰かに相談するなり、病院に行くなりしてほしい。

早ければ早いほど、軽症で済むはずだ。

この段階であれば、うつ病の手間と言われている「適応障害」の可能性もあると聞いたことがある。

適応障害はその環境から離れることができれば、速やかに回復すると指摘する精神科医もいる。

適応障害の段階ではまだ復元力があり、不適応を起こしている環境から離れたり、ストレスが減ると、速やかに回復するのが大きな特徴である。

引用:ストレスと適応障害 つらい時期を乗り越える技術

この時点で逃げるか、無謀に突っ込んでいくか。

うつ病と適応障害の分かれ道かもしれない。

 

4.うつ病が○ヶ月で治るとか嘘だから、まじで、嘘だからな

適切な治療をうけた場合は、多くが3〜6ヶ月で回復します。

引用:【満岡クリニック】うつ病・治療編|代表的な病気

ハッキリ言おう。これは嘘だ。

いや、正確には嘘つけ!と言いたくなってしまうのだ。

統計的有意な結果が出ているのか知らんが、私の経験や周りを見るとそんな人は見たことがない。

私のアンケート結果がかなり偏っていることを考慮しても、0~6ヶ月で治ったと投票した人は全体の約3%に過ぎなかった。

 

専門書を読む限りだと、うつ病にはたくさんの種類があるらしい。

私や新社会人になるあなたの年代でかかる可能性が高いのは、非定型うつ病と言われるものが多いようだ。

非定型とは、その名の通り、これまでのうつ病とはタイプが違うもの。

こんな特徴がある

  • 楽しいことはできるけど、つらいことするとうつになる
  • 不眠より過眠の傾向が強い
  • 抗うつ薬が効きにくい
  • 難治化しやすい

もっと詳しく知りたければ、以下の記事を見てもらえると嬉しい。

10、20代に多い? 非定型うつのことがわかる記事まとめ

2018.03.05

私も主治医からは、非定型うつ病かもしれないと言われている。

うつ病になって、もう何年経過したのか…2年か3年を過ぎたあたりから数えていない。

 

5.でも、人生はどこからでもやり直せるぞ

「1.逃げても大丈夫だぞ」の部分と少しかぶるが、人生はどこからでもやり直しが効く。

私はうつ病になる前の健康なときよりも、うつ病を治療している今のほうが人生も仕事も充実しているのだ。

私以外にも、なにかしらの精神疾患を抱えながらも自分の人生を切り開いた人を知っている。

 

うつ病になったからといって、すべてが終わるわけじゃない。

残念ながら今でも迫害はあるが、精神障害だからといって罪に問われたり、殺されるなどという時代ではない。

今は間違いなく、生きやすい時代なんだ。少なくとも昔よりは。

 

いざとなったら、障害年金や生活保護を頼ればいい。

日本に生まれた君は、最悪仕事をしなくても飯を食っていけることを覚えておくといい。

怖いものは何もない。

…だけど、こっちの世界には来るなよ。頼む。

 

頑張らなくていい、楽しんでこい

仕事っつーのは所詮ゲームと変わらないってことを忘れんな。

「資本主義」という名のゲームだ。人によってはヌルゲーで、人によってはハードすぎる。

だから…だから、追い込まれたときに「自死」を選ぶことは辞めてほしい。

ゲームで死にたくなるなんて、バカバカしい話だ。

 

無理して頑張る必要はない。

今はまだ難しいが、あと10年、20年経った頃には、もっと仕事の形は変わっている。

これからの社会は、変化のスピードが早すぎてついていけない人も増えるだろう。

 

なにも考えず、気合いだけで頑張る無能にはつらい世界だ。

もし君が「つらかったらすぐ会社なんてやめたるわw」という柔軟な頭を持っているなら、社会を引っ張っていくイノベーターになれると思う。

 

頑張らずに、社会人を楽しんでほしい。

うつ病になったって、人生どうにかなってるやつがここにいる。

そう思ったら少しは楽しめるはずだ。

 

…だけど、うつ病にはなるなよ。

おっさんから新社会人の君に贈る言葉を超短くするなら

「君なら大丈夫。人生を楽しもう。ただ、つらくなったらちゃんと逃げることだけを約束してくれ。」

 

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メッセージ

ほっしー(星野 良輔)福岡県在住。

心理学やメンタルハック(心の分析、改善)が大好き。

新卒でIT企業に就職 → 半年でうつ病 → フリーランス。

ブログを仕事にして(最高45万PV)お金を稼ぎつつ、本を読み漁ってます。

現在は認定心理士資格を取得するため、放送大学で猛勉強中。

著書:「うつを治すために努力してきたので、効果と難易度でマッピングしてみた

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