双極性障害1型と2型の違いは躁の「強さ」で決まる。けど…まるで違う病気のような気がするんだ。

どうも、双極性障害と戦うブロガー星野 良輔(@hossy_FE_AP)です。

私のブログでは便宜上、双極性障害として統一して表記することが多いのですが、双極性障害は実は主に2種類あります。

違いは躁状態にあり

  • 躁状態が猛烈に強烈に激しく、入院しなければいけない「双極性障害1型」
  • 周りが見ても自分が見ても「絶好調だね!」という程度の躁状態である「双極性障害2型」

双極性障害2型の躁状態は、1型と比較して軽いことから「軽躁状態」と表記されることがあります。

 

「軽」躁状態というだけあって、確かに症状的には軽いのですが、それ故に理解されにくい点があったり、そもそも本当に双極性障害なのかい?と疑いの目を向けられたりします。

しかし、一説では、そもそも原因からして違うのでは?という話も出てきています。

仮にそうであるならば、同じ病気とはいえませんね。

 

 

双極性障害1型

双極性障害1型のうつと躁の動き

出典:https://www.bipolar.jp/about/kind.aspx

躁ってなに?

うつとは正反対のハイになる状態です。

双極性障害というと一般的にはこちらを指す場合が多いです。

もっとも双極性障害らしい双極性障害。

 

入院を要するほどの躁状態と、うつ状態が交互にやってきます。

躁状態になると他人への攻撃性をますひとが多く、とにかく手がつけられないとか。

罪に対する意識も低下してしまい、警察の厄介となる方も多いです。

 

いわゆる「双極はキチガイ」と言われてしまう所以ですね。

しかし「キチガイ」なのは病気の症状であって、その人自身ではありません。

 

入院経験の有無を調査してみた

入院した経験のない方が多いものの、ほぼ同じぐらいの割合で入院者がいます。

入院! ですよ…。

個人的には異常に高い割合で入院している人がいるなぁと感じました。

 

双極性障害2型

双極性障害2型の軽躁とうつの動き

出典:https://www.bipolar.jp/about/kind.aspx

私が患っているのはこちらの2型のほうです。

躁状態が軽い。軽躁状態と言われるものが双極性障害2型…と、とりあえず理解しておいてもらえればいいでしょう。

しかし、2型は1型よりも、自殺率は高く摂食障害、アルコール依存性との合併率も高いと言われています。

私は双極性障害2型の診断のみなのですが、同じ病を戦う人たちは合併症ありが多い気がします。

 

合併症の有無を調査してみた

実際にアンケートをとってみました。

合併症に関しても、43%ものひとが合併症ありでございます。

詳細についてはわかりませんが、「双極性障害2型」以外にも病を抱えていて苦しんでおらえることがわかる。

1型ほど激しいものではないので大したことないと思われがちですが、別の側面で1型よりもキツいといえるかもしれません。

 

双極性障害のひとは「うつ状態」ばっかり

双極性障害1型の躁状態は、生活できなくなるレベルでハイテンションになります。

そのエネルギーは、性に走ることもあれば金に走ることもあれば、人間関係を破壊することもあります。

あまりに凄まじいエネルギーのため、入院を余儀なくされる場合も。

 

その点、双極性障害2型は、入院するほどではない躁状態。つまり、軽躁状態です。

私の経験では、軽躁状態がずっと続けば、人として最強だと思います(笑)

が、残念ながらうつの期間が長い病気です。

 

2型のほうが軽いから良いねと言われるがそうでもない

遺伝性を考えると、比率がおかしい

もし、双極性障害のⅠ型もⅡ型も共通の遺伝子にて発症するのであれば、Ⅰ型であれⅡ型であれ、その子供もⅠ型あるいはⅡ型に一定の確率でなるはずです。

しかし実際は双極性障害Ⅱ型を持つ親から生まれた子は、Ⅰ型よりも明らかにⅡ型を発症する率が高いという報告があります。

ここから両者は異なる原因からなる疾患かもしれないとも考えられています。

引用:双極性障害Ⅰ型と双極性障害Ⅱ型のそれぞれの特徴と違いについて 

両者は異なる原因からなる疾患かもしれない。

これが本当であるなら、もはや同じ病気とは言えないのではないでしょうか?

私自身が双極性障害2型で、1型の人と関わって話を聞いたときに、発症するまでの経緯や、発症してからの症状の出方が全く違う…と感じました。

同じ双極性障害でも、これほどまでに違うことを肌で感じているので、この引用文には説得力があると感じます。

 

2型は衝動性が強いと言われている

軽躁状態ではそこまで逸脱した行動は少ないのですが「衝動性」が高いことが指摘されています。

衝動的に行動をしてしまう事が多く、特に「自殺企図」「自殺行動」などがⅠ型よりも多い事が知られています。

Ⅰ型のリスクも大きいものですが、Ⅱ型のリスクも大きいものだという事が分かると思います。軽躁状態だからといって、「軽い症状」だと安易に考えてはいけないのです。

引用:双極性障害Ⅰ型と双極性障害Ⅱ型のそれぞれの特徴と違いについて 

衝動性が強いので、混合状態になったとき危険なんですよね…。

私は自覚がないのですが、混合状態になったときのエピソードは読者の方が投稿してくれました。

 

1型が重く、2型が軽いという印象は少し違う

「躁状態」に焦点を合わせれば、確かに1型は重く、2型は軽いです。

しかしもっと大きな視点を持てば、似ているようで違う病気なんじゃね?と思わせるほど、その内情は違います。

1型のほうが双極性障害! というような病態なので明確と言えば明確。

 

2型は躁状態が軽いため、そもそも双極性障害と診断することが難しい。うつ病としばしば混同されます。

うつ病を治すための元気になる薬は、双極性障害のひとが飲むと、元気になりすぎて躁状態になってしまうので注意が必要です。

双極性障害2型の人はうつ病と誤診されやすいので、注意が必要なのです…。

双極性障害