もう逃げたいあなたへ!田中慎弥さんの言葉を送りたい

どうも、逃げまくりブロガーほっしーです。

もう逃げたい…と感じている人は現代社会に多いんじゃないでしょうか。

これを読んでいるあなたも「何かから逃げたい」と思っているかもしれません。

でも、逃げることは悪いことだと刷り込まれてませんか?

 

さて、そんなあなたに真っ向から「逃げる」ことに対して向き合って発言してくださった作家さんがいるので紹介します。

「共喰い」で芥川賞を受賞した作家の田中慎弥さんです。

芥川賞受賞会見で、印象に残っている人も多いのではないでしょうか?

ほっしー
失礼ながら、その時の印象だけで「変なやつだな〜w」と思ってた

動画を見ればいかにも「変人」という感じですが、文章からはその誠実さが伝わってきましたよ。

人を見た目で判断するのは良くないですねぇ。

ほっしー
それにしても、会見中のこの機嫌の悪さはなんだw

彼の小説…ではなく、エッセイと言ったらいいのでしょうか。

「孤独論」が非常に参考になったので、引用して紹介します。

 

 




逃げることでしか、救われない命がある

大げさではなく、逃げることでしか救われない命もある。真剣に考えてほしいと切に思います。

こんないいかげんな性格のわたしでも、仕事に追い詰められて本当に死のうとしたことが何度かあります。

原稿を書くのをちょっとだけサボることで切り抜けました。逃げて助かったわけです。

田中慎弥さんに限らず、こうした優先順位を間違えてしまう人たちは日本に多く居ます。

仕事を始めとした「やらなければいけないこと」は実は、ほとんどやらなくてもいいことなんです。

  • 周りから言われて思い込んでいる
  • 自分が勝手に決めている

判断基準としては、それをしないことですぐに死んでしまうか考えてみるといいでしょう。

たとえば、仕事を辞めるとお金がなくなるので死にそうな気がしますがそうでもないです。

やってみるとわかりますが、意外と普通に生きられます(笑)

 

実家ぐらしは恥ずかしくない!有効活用せよ!

実家は非常に有効です。実家の親御さんに勘当でもされていないかぎり、いったん実家に逃げ込みましょう。

もちろん、自分は一人前に働いているんだといった、取るに足らないプライドは捨てます。

「なにをやっているんだ」と言いながらも受け入れてくれるのが親ですから、甘えればいい。

私もうつで帰ってきたとき、最初は拒絶されるかと思いましたよ。

実家に強制送還された初日はなんとも言えない雰囲気でしたから。

でも、家族は家族。うつ病が理解できなくても、家に置いてくれました。

 

今の時代って、うつ病に対しての理解は広まってきてるんですよね。

だからいきなり勘当されるって人は少ないと思います。

ただ、精神的には孤独なんですよ。

ほっしー
幸せな環境でも、つらいもんはつらいからね〜。

実家すらも居場所がない場合は?

どこもまったく該当しない、だれも救ってくれないということは考えられませんから、 躊躇や遠慮なしにアプローチしてみるべきです。

一時的に逃げ込む場所なり制度なりがあれば、それでいいのですから。

逃げることは、恥ずかしいことでもなんでもない。

生きるための立派な術です。

代表的なもので言うと生活保護でしょう。

うつ病になると、自立支援医療や障害年金など、たくさんあります。

ほっしー
精神科医は教えてくれんのやけどね…w

受けられる制度については、以下の記事にまとめているので参考にどうぞ。

金がないなら見て! うつになったら使える制度まとめ

 

実家がつらい人は、マイノリティが集まれるシェアハウスとか遊びに行ってみるのもありですね。

私がこないだお邪魔したリバ邸みたいなところがもっと増えるといいなーと思います。

勘当されてるわけじゃないけど、精神的に居場所を感じない人も多いでしょうし。

 

逃げられずに客観性を失うと怖い→うつ病コース

危険なのは、頭の中が目詰まりして客観性を失った人です。

わたしはいまここで仕事をしているのだ、やり遂げなくては、という目先の事実に 雁字搦めになって、完全な思考停止に陥った挙句、ほかの選択肢を見失う。

夜逃げすらできないし、その発想自体に思い至らない。

そうするうち、体力も精神力も奪われてゆく。これがもっとも危険な状態です。

ほっしー

まさにうつ病になる過程を描いているようだ…。

気をつけないといけないのは、治療中にもこういった発想は起こるんですわ。

たとえば、早く治さないといけない!復職しないといけない!と焦って他の選択肢する検討しない…とかですね。

 

「うつ病なんだから、フリーランスなんて絶対に無理」と言ってる人もいましたけど、両方経験した私からすると難易度は変わりません。

ほっしー
個人的には務めるよりはストレスが少ないから楽。

うつ病でも私みたいに、フリーで仕事をしている人もたくさんいます。

一度逃げてしまうと、ずっとふらふらしてしまいそうだ、戻って来られなくなる。

そう心配するかもしれないけど、そんなことありません。

だいいち、ずっとふらふらしていたっていいと思う。

わたし自身が十年以上もふらふらしていたので、そこは強く主張しておきます。

私も田中慎弥さんと同じく、ふらふらしていいと強く主張します。

私の今の生き方や働き方についてもある意味では、ふらふらした結果に見つけたものだと言えます。

結局は自分の人生なんですよ。誰になんと言われたってね。

うつ病ブロガーほっしー「逃げたってやり直しはきくよ」

仕事柄、いろんな活動をしている人に会います。

普通に会社に勤めるのではなく、自分の好きを極めてお金を稼いでいる人たち。

彼らの過去を聞くと、うつ病にはなっていないけどうつ病寸前だった経歴を持つ人が多い。

 

彼らとうつ病経験者の私を分かつものは、ギリギリのところでちゃんと戦略的に撤退することを選べたかどうかです。

結果的に好きをマネタイズしている仲間ですが、やはりギリギリで逃げているので彼らは健康体。

私はどこか後遺症のようなものを引きずっています。

もっと早く逃げればよかったと思いますね。

ほっしー
まぁ、過去を悔やんでもしゃーないけどなw

 

ポジティブな側面で語ると、うつ病の治療をスタートさせてからは逃げまくってます。そのおかげで今がありますし。

現在治療をしてる人をツイッターで見てると、「逃げること」をあまりにもしていない印象。

逃げることが悪いとすら思っている人が多いです。

 

武士の時代を思い出してみると、やれ切腹だのといって「逃げない」印象ばかり強いですが

武士
撤退じゃー!!撤退じゃー!!

なんて言って必死な顔して逃げてるシーンもありますよ。

逃げるシーンをかっこ悪く描写してしまってますが、結果的に勝つこともあります。そのとき逃げなければ死んでるわけですよ。

 

今生きてる世界は、斬られたり自ら切腹するなんてこたぁありませんが、精神的にはあるのです。

逃げられない人は、精神的切腹を続けている。

逃げましょう。無様に逃げましょう。そのあとのことは逃げたあとに考えればいい。

ほっしー

精神的に回復すれば、人生はどっからでもやり直せるさ。

 

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逃げよ生きよ

ほっしー(星野 良輔)福岡県在住。

心理学やメンタルハック(心の分析、改善)が大好き。

新卒でIT企業に就職 → 半年でうつ病 → フリーランス。

ブログを仕事にして(最高45万PV)お金を稼ぎつつ、本を読み漁ってます。

現在は認定心理士資格を取得するため、放送大学で猛勉強中。

著書:「うつを治すために努力してきたので、効果と難易度でマッピングしてみた

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