みんな勘違いしてない? 精神障害者の雇用義務化…調べたら、義務化ではないっぽいけど?

どうも、ほっしーです。

平成30年から精神障害者も雇用義務化されます!

って聞いたことありません?

嬉しいニュースなんですけど、これ、本当なんでしょうか?

義務化だ義務化だー! なんて騒いで、私もちゃんと調べてなかったんです。すみませんw

んで、ちゃんと厚生労働省の資料を見てみると…

ほっしー
あれ? これ雇用義務化じゃなくね?

という結論に至りました。

 

 

法定雇用率の算定基礎に「精神障害者が追加」されるだけ

まず、どこにも義務化という文字は書いてないし、新たに法定雇用率の計算式に「精神障害者」の文言が付け加えられるだけです。

つまりこれまでは、精神障害者を雇っても、法定雇用率に計上されないからCSR活動にすらなかった。というわけ。

男性

は!? 今まで障害者雇用として計算すらされてなかったのかよ!

ええ、つまりそういうことですわ。

これから先は、「平等に障害者として」扱われることになりますね。

すみません、私こそ勘違いしてましたわ…

はい、つまり法定雇用率の計算にはすでに入っていたってことですね。間違ってました…すみません。

引用:http://www.mhlw.go.jp/bunya/koyou/shougaisha02/pdf/03.pdf(過去のデータです)

これを踏まえて改めて、改正予定のものを見てみましょう。

これまでは精神障害者を「法定雇用率計算に入れても良い」扱いでした。

平成30年からは「法定雇用率計算に追加」されることになるわけですね。

 

精神障害者のみ優遇…ぐらいにしないと、精神障害者の雇用率は上がらない。

精神障害者のみ雇用義務化ぐらいにしないと、3障害の比率は悲惨なことになると思います。

安定して働いてもらおうと思うなら、3障害の中でもっとも不安定というのは言わずもがなですから。

会社ってただ給料払うことだけがコストなわけではありません。

教育費とか、なんやら感やらといろいろお金がかかります。

精神系の人は特に休職が多いですから、ぶっちゃけ会社もかなり手を焼いていることでしょう。

休職者が発生したために、会社が払わなければならないコストはばかになりません。

30歳、勤続5年、扶養者2名の人で考えてみます。大まかな計算ですが、休職中の給与15万円(基本給の50%)、社会保険料5・5万円、代替の派遣社員の増加コスト22万円、上司対応コスト5万円(@5000円×10時間)です。

合計すると1カ月で47・5万円にもなります。1年間では何と570万円です。

これだけではなく、バックアップメンバーの残業代、製品出荷遅延・営業活動力低下などの機会損失、社内調整・手続き・外部連携などの人事の対応コストもあります。

また、金額では換算しにくいのですが、他の従業員のモチベーション低下や、業務量の増加による業務効率の低下も起こります。

引用:慢性うつ病は必ず治る (幻冬舎新書)

 

うつ病で休職中の社員に障害者手帳をとらせて雇用率達成を狙う悪行が流行りそう

法定雇用率に精神障害者も加えられるようになるわけです。

つまり、休職中の社員に障害者手帳を取得させて障害者雇用に転用することもできますよね?

そうすれば企業的にも負担がありません。

  • 社員の実力をすでに知っているので障害者雇用として再雇用できる
  • 障害者雇用という名目で給与を下げる(人件費の削減)
  • 法定雇用率の達成で、社会的印象も良し

わー、黒い、黒いわぁ…w

ちょっと陰謀論めいてますかね?(笑)

 

まとめ:雇用義務化ではないので気をつけよう

まとめ

  • 障害者雇用義務化ではない
  • 法定雇用率の計算式に新たに加えられるだけ
  • でも、可能性は広がる…かも
女性
えー…義務化じゃなかったの…あーあ…

気持ちはわかりますがそんなに肩を落とす必要はなさそうです。

少なくとも今よりは良い環境になります。

今のところ、精神障害者は他の障害者に比べて雇っただけでメリットになるということはないんです。

そこが改善されるだけでも…まぁ良しとしましょうや。

今まで雇用率に含まれてなかったのは普通に差別だと思いますけどね(笑)

ハロワもこのザマなので、障害者雇用はちゃんとしたところに頼ったほうがいいでしょうな…。