そんな人はいま、世の中にたくさんいるはずです。
仕事で病みすぎて、うつ病になってしまった私はこう言いたい。
病むぐらいなら、仕事なんて辞めちまえ
仕事なんて生活の一部でしかないのです。
生活のすべてだと思っている人が多いですが、そんなのは間違いですよ。
仕事なんて死ぬほどあるのです。選り好みしたとしてもいくらでもありますよ。
でも、あなたの心はひとつしかありません。 うつ病になってしまったら取り返すことが大変。
病んでしまうと、クセになる
うつ病になると、そもそも仕事なんてできやしません。
それはなぜか? 体力と気力が極端に奪われてしまうからです。
うつになると体が疲れやすくなんだけど、それ以上に最大値も削られてるよね。
ハードモードで人生ゲームプレイしてるw pic.twitter.com/xuKy3jjFaX
— ほっしー@10月に出版予定📖 (@HossyMentalHack) 2018年4月18日
起業家やフリーランスにメンタルやられた経験がある人が多いのは、そもそも社会に戻れなくなったからと言う人が多いんですよね。
体力や気力が戻ってきたって、なかなかどうして元には戻りませんw
【うつが軽くなっても、しつこく残った症状】
・過眠or不眠
・疲れやすい
・なんかだるい
・やる気が出ない
・集中力が続かない
・頭、肩、腰が重い
・遠出に対する恐怖感
・他人と会うのが怖い
・将来に対する異常な不安— ほっしー@10月に出版予定📖 (@HossyMentalHack) 2018年9月30日
復職できたとしても…。
その後にまた、休職をしてしまう人が多いそうですよ。
うつ病になり休暇を取得した大企業の社員のうち、5年以内に再発して休暇を再取得した人は47.1%に昇る--。
これは厚生労働省研究班の調査によるもので、復職後1年以内の休暇再取得割合は28.3%、2年以内で37.7%だそうだ。
「うつ病は繰り返す」と言われるがうなずける実態だ。
たった2年で、10人に約4人が辞める…。
私もうつ病当事者として、このデータには納得するところが多いですね。
残念ながら、うつ病は無理をすると繰り返すのです。クセになっちゃう感じですかね。
実際に海外で12の研究を比較した「うつ病再発率」のデータが現実を物語っています。
【海外の12研究の比較、うつ病を繰り返した後の再発率のデータ】
・1回うつ病になった人が再発する率は50%
・2回うつ病になった人では75%
・3回うつ病になった人では90% pic.twitter.com/pUhzUPxmvL— ほっしー@メンタルハッカー (@HossyMentalHack) 2018年8月8日
昔の自分に会えるならいいますね。
いいですか、健康なら金は稼げます。
でも、健康は稼げませんよ。
風邪なんかと違って、メンタル疾患は一度かかってしまうと重い軽いはあれど、一生モノになりますから。
「自分は無能だ…」は間違い。病んでいるから無能になる論
病んでしまう人は、自分のことを無能だと思っている人が多いです。
気持ちはわかりますね。仕事が続かないのであればそう思ってしまうのも分かる。
人間はどうしても、周りと比較してしまうものですから…。
もともとは有能な人でも、環境が合わなくて無能になることはあります。
いやいや、人間も所詮は動物だから(笑)
私たちは環境に抗えるほど強くはありません。
少し平均気温が上回ったぐらいでみんな熱中症になっちゃうんですから。
環境に簡単に負けてしまうことを考えれば、合わない会社にいたら無能になっていくのも仕方がない。
人間はうつ状態になると記憶力が落ちることは専門家も指摘しています。
これ実体験ある。ストレスを溜め込みまくっていた会社員時代は「いまじゃ考えられないようなミス」を連発してた。
環境のストレスが及ぼす能力低下は尋常じゃない。自分のことを無能だと思っている人は、環境ストレスに脳がやられてるだけかも。
不安大きくなると記憶落ちるhttps://t.co/CIEj3OqGXh
— ほっしー@メンタルハッカー (@HossyMentalHack) 2018年10月27日
私なんてまさにそうですよ。
うつ状態で会社に行っていたときは、今じゃ考えられないようなミスも平気で犯してしまってました。
- 数字を一桁ではなく二桁間違える
- 大事な会議に出席し忘れる
- 乗る電車を間違える
合わない環境でうつ状態になっただけで、これまでの人生でも経験したことがないようなミスがたびたび起こってたんです。
どの環境で勝負するのか?真剣に考えた方がいい
あなたは、自分が「雇われて働く」いわゆる会社員であることに向いてると思いますか?
うつ病の人向けにアンケートを取ったことがあります。
#うつ病 の人に質問
自分は「雇われて働くこと」は向いていると思いますか?
— ほっしー@メンタルハッカー (@HossyMentalHack) September 18, 2018
うつ病になった人の中には、もともとは向いてると思ってた人も多く含まれているんですよね。
しかし、うつ病になるといろいろと考え方が変わってしまいます。
心理学でユングという人物が提唱した心の補償機能というものがあります。
これは、あまりに極端な生き方をしてきたために、逆方向に極端に振れてしまう。というもの。
サラリーマン一筋で真面目に働いてきた人が、急に浮気や不倫にハマって堕落していく。
よくある話ですが、これも心の補償機能です。
まさにうつ病の人って感じですよ。真面目な人がなりやすいですから。
私も例に漏れず、超真面目な性格から、自分をもっと優先して大切にしてやろうと思うようになりました。
そのほうが、仕事も人生もうまくいくことに気づいたからです。
「好きなことを仕事にする」ことがあたりまえの世界はAIによって「強制的に」もたらされる
現代は、インターネット&SNSの発展で、働き方に多様性が生まれています。
「好きなことで稼ぐ」は夢物語ではなく、現実味を帯びている。
いや…。
「好きなことでないと稼げない」そんな時代があと数年で到来すると言ってもいいでしょう。
なんと言っても、AIの進化エグいからね…。
なにより、人間は無理して働かないほうがいいんじゃね?という思想が私たちの世代を中心に広がってきていることもあります。
すぐには無理でしょうけど、この流れは少しずつ推し進められていくはず。
- AIに勝とうと思ったら
- うつでも続けられる仕事をしようと思ったら
- ストレスから身を守りながら仕事をしようと思ったら
結果、好きなことを仕事にするしかないなって思ったんですよね。
出版できたことを考えれば、この考えは間違いなかったと自信を持って言えます。
今の仕事がつらくて病むぐらいなら、辞めてしまえ!と私は遠慮なく言いますよ。
うつ病になるくらいなら、キャリアプランなんて捨ててしまえ。
健康なら、素早くいくらでもやり直せます。環境を変えるだけでうまくいくこともたくさんあるでしょう。
うつ病になってしまうと、人生をやり直すのに時間がかかってしまいます。
私は1年ぐらいは何もできませんでした。まぁこれは、復帰早いほうだと思いますけどね…。
うつ病を抱えながらも好きなことで収益を上げてきた方法なんかは電子書籍にしてるのでよかったらどうぞ!
仕事がツラすぎて、心が病んでしまっている…