どうも、メンタルヘルスブロガーのほっしー(@HossyMentalHack)です。
うつ病になって一番めんどくさいのは、まわりとの人間関係。
てきとーにやればいいじゃんって思うかもしれませんが、そう思えないからうつ病なんですよね〜(笑)
とくにやっかいなのが「病気についての理解」です。
単純に理解してもらえれば嬉しいななんて思えればどれだけ良いことか。
どんなに良いことも、ネガティブな発想に変えてしまう才能がうつ病人にはあるのですよ!
苦しみを理解して欲しいという気持ちはあるよ
そりゃ、孤独な病ですからねぇ。認知が歪んで精神的に勝手に追い詰められていくわけなので、どんどん孤独になる。
と、もがき苦しむわけです。
ただ、精神疾患というものは骨折してるとか、血液検査の結果○○の数値が異常に…といった、目で見てわかるものがありませんから、
と思われてしまう。
また、そのように思われてしまうから理解を求めるだけ無駄だろうと考えて自ら孤独になっているところもありますよね。
仮に、たった1回だけでも「理解されない経験」をすると、もうずっとそうなんだろうと考えてしまうのもうつ病のひとがよく考えることです。
理解されない+極度なマイナス思考によって、患者はどんどん孤独な方向に…。
一方で、簡単にわかった口を聞くなという気持ちにもなる
うつ病に関して経験したことがなくても、寄り添えてるなーと思えるふつうの人もいます。
社会の理解も広がってきてるので、表面上だけだったとしても、理解のある人が増えてきているのは間違いないというのは私も感じてますよ。
でもですよ! なんかいやなんですよww 簡単には理解してほしくない! という気持ちも芽生えているのです。
ここが自分でもやっかいだと思うんですが…。
なにかとても難しいことをくぐり抜けてきて、今の境地に至ったみたいな。
そんな気分に浸っているメンヘラさんが多いのですが(わたしも含めて)
雑に言ってしまえばただの病気なので、専門家が本に書いてあることを読めばある程度は理解できちゃうと思います。
もちろん、細かいことを言えば、キリがありませんが、だいたいこんな感じってのはわかるはずですよ。
それでもね…。わかっててもね…認められないんですよこれが。変な意地?プライド?
当事者の間では「一緒に頑張ろうね!」と固い絆で結ばれることが多いんですが…。
精神疾患者が差別を受けるのには、当事者にも原因がある
一部の頭のおかしい人たちはあからさまに差別をしてきますが、そうではない一般の人たちに対しては精神疾患者が健常者を差別しているかもしれません、
「健常者」が「精神疾患者を」ではありませんよ。逆です。
わたしたちが過度なまでに拒絶している可能性があるってはなし。
健常者に対して怒りを持つのは
といった、過剰なまでの自己防衛からでしょう。
傷つくのが怖いんだと思います。
どうせ理解されねーし! ってな感じで突っぱねていれば、最初から傷つくことはありませんからね。
でもこころの何処かでは感じているはずなんですよ。
だって、苦しんでないならずっとメンヘラやってればいいじゃないですか。
なんて言ってるひとはいなくて、はやくメンヘラやめたいと思っているひとが大半ですからね。
矛盾した気持ちの自分と少しずつ向き合おう
健常者と関わるってのはそりゃ怖いこともありますよ。
わたしもブログ書いてて、健常者からコメント貰ったり批判されたりもします。
ただ、関わる人が増えるたびに感じますが、世界は意外と優しいんですよ。
健常者と多く関わる前は100人の健常者がいたら理解してくれる人なんて1人か2人程度だと思ってました。
でも逆です。理解してくれない人が1人か2人程度です。
そんなに警戒するほどでもないし、うつ病だからって特別扱いされることもありません。
うつ病の症状の1つとして認知が歪むってことがあるんです。
まさにそれですよねw ネガティブな心のフィルターを通して世界を見ていたから関わってみると意外と優しいなんていう印象をもったんでしょう。
すぐには無理でも、自分が付き合いやすいと思う人から付き合っていけばいいと思います。
別にリアルじゃなくたっていいんですよ? SNSのバーチャルな人間関係だって画面の向こう側には人間がいるわけですから。
ネット上なら、会わなくていいんで、仮に関係がこじれてもパタッと終わることができるので楽。
あまり考えすぎずに、元気なときにいろんな人と話してみるとわたしのように意外な事実に気がつくかも!