どうも、ほっしーです。
うちのブログは、うつ病と双極性障害について多くのコンテンツを投下してきました。
自分が両方の精神疾患を経験してるから研究?勉強?がてら書いとこうと思ったのが始まり。
最近ではそこから派生して生き方についても考えてます。
で、人生ってやっぱりあきらめたほうが楽だよな〜という結論に落ち着きました。
この考えに至ったのは、私の現在抱えている双極性障害という病が、辛くも関係しているようです。
「あきらめる」というのは、決してネガティブな意味じゃないんですよ。
あきらめることは悪いことじゃない
「自分の才能や能力、置かれた状況などを明らかにしてよく理解し、今、この瞬間にある自分の姿を悟る」
諦めるということはそこで「終わる」とか「逃げる」ということではない。
要するに合わない環境で無茶したって、お前の才能は開花しないぞ! ってことです。
すごく自由奔放で天才な男の子が、ブラック企業で定形作業なんて無理じゃないですか。
天才も見事に潰れますよね。自由な環境でやらせれば彼は花開くのです。
あきらめるとはそういうこと。
自分の弱みばっかり見つめて改善しようとしてる人も同じですよ。
弱み改善したって、普通の人になるだけじゃん。
強いとこ伸ばして行けばいいのに…。
≫「あなたの強みを教えてください」と聞かれて答えられますか?
私が人生において「あきらめている」こと
正社員として働くこと
- 毎日同じリズムで生活するのが苦手
- 電車が苦手
- 通勤の意味不明さ
- 毎日同じことをするつらさ
精神疾患=刺激を求めるという式は成り立たないような感じがしますが、決してそうではないようです。
双極性障害では、つねに現状を乗り越えていこうとする傾向が顕著に見られる。とくに、逼塞し、停滞した状況を忌避する。メランコリー型のような自己限定に甘んじようとしないのである。
そして発症への傾斜に際してもなお、あるいは普段よりもなお、インクルデンツやレマネンツを打開しようとする。
インクルデンツとは、慣れ親しんだ秩序空間が硬化し、制約的なものとなり、閉じ込められた状況のことである。
レマネンツとは、自分自身に遅れを取ることであり、負い目を負う状況である。
両者はいずれもメランコリー親和型性格者のあり方を規定しているが、発症状況を構成するときには、これらが自家撞着に陥るのだとされる。
読み飛ばした方のために簡単にまとめると
うつ病と違って、停滞した状況が嫌い(=刺激を求める)ってこと。
双極性障害とうつ病はうつ状態の病態が似ているので、よく勘違いされるんですが、気質的には大きく違うみたいです。
例にもれず私も、アップダウンの激しい人生でしたから…(笑)
正確には「正社員として働く」というより「一般的なサラリーマンのあり方」が苦手なのかもしれませんね。
裁量性でバリバリやらせてくれるところだったら気質としてあってるのかもしれません。
あくまで気質の話なので、無駄に厳しい環境に放り込まれるとすぐ潰れると思いますよ(笑)
誰かに合わせて生きること
彼女らは、単に他人を気にするだけではない。大抵の場合、過敏であり、かつ鋭い。このセンサーが向けられるのは、分裂気質者のように、自分の<安全ー危険>や、「この人は信じられるか」といったことではない。
関心の焦点は、自分が受け入れられているかということ、そしてどのように評価されているのかである。基軸となる価値は、<善ー悪>である。
好き嫌いの感情も込められているようにみえるが、好悪の感情に本来あるのびやかさが、そこにはない。
もっぱら「嫌われてはいないか」、「嫌われやしないか」である。
Twitterやブログで好き勝手発言することで、私はこの「周りの目を気にする気質」を少しずつ改善していきました。
おそらく本当に気にしない人に比べると、まだ気にしている段階でしょうけど。
これ、相当疲れるんで、ちょっと荒療治ながらも自ら人目につくようにして治していったんです。
リアルの人間関係でも良い影響が出てきてまして、別に嫌われてもいっかな〜と、ようやく思えるようになりましたなぁ。
自分が受け入れられているかどうか気にして生きるのは、めちゃくちゃ疲れます。
ほぼ100%と言ってもいいほど、相手はこちらのことなんていちいち考えちゃいません。
受け入れる、受け入れないを直感で決めて、決めたあとも意識的に行動しているとは思えない。
ぐらいの感覚でしょう。
そんな相手に神経をすり減らして気にして生きるのはバカらしい。
好きなように発信して好きなように振る舞ったって、対して人間関係は変わりませんでした。
相手に合わせて生きるのは疲れるのであきらめますw
リアルでの深い人付き合い
双極性障害の人では、人付き合いを増やし過ぎて、それで疲れてしまい、病状を悪化させてしまいやすいのだ。
双極性障害の人は、とても純粋で、人懐っこく、面倒見がよいタイプが多い。
そのため、困っている人がいたり、自分を求めてこられると、放っておけない。
つい自分を犠牲にしてでも、相手を優先してしまう。
そうするうちに、疲れを溜めて、病状に響いてしまうことになりやすい。
引用:うつと気分障害
これまで書いてきたように、他人に対して過敏に反応する傾向にあるので、人間関係を増やしすぎると疲れます。
寂しいことを言えば、リアル友人は別に0でもええがなと思えてきました。
ネットで意見を交わし合ったりする環境でちょうどいい。
インターネットという壁を設けることで、他人に対しての過敏な反応を抑制することができるんですわ。
過剰なほどに相手を気にする傾向があるので、
という思考が可能になるんです。
リアルだと相手の表情が見えるので、適当な態度は取れませんよね(笑)
さらに、リアルで合う意味ってもうほとんどないんですよ。
無料で使えるビデオ通話のソフトとかあるんで、ほんといらないっす。
リアルで会うのは、自分が本当に心地の良いと思える人間関係のみという選択肢も取れる時代に生まれて最高(笑)
人生はあきらめが肝心だ
今回は私の性格を客観的に説明するために、双極性障害を材料として使いました。
- 刺激が足りない人生が苦手
- 人に気を使いすぎる
私が大切に思っているのは、苦手なことを克服しようとしないこと。
だってそれ、疲れません?
最初のほうにも言いましたけど…苦手を克服したらどうなりますか? 普通の人になるだけですよね(笑)
だったら自分が得意な分野にエネルギーを注いだほうが、人生楽しくなるって思うんです。
あなたも人生を「あきらめて」みませんか?