このうつ病あるあると言っても良いような経験、あなたにもあるのではないでしょうか?
結論から言えば、気合いや根性でどうにかなるほど甘い病気ではありません。
気持ちで治ると思っているなら、それこそ甘えですよ(笑)
そんな偉そうに言うあんたはナニモンや?と言われると、以下のような感じです。
- うつ病になってから4年ずっと情報発信
- うつと名のつく本はとりあえず読む
- 多くのメンタル疾患者と繋がり
- うつマッピングを出版
これまでもこれからも、誰よりもうつに対して向き合ってきたからこそ
うつ病は気合いや根性で治るほど、甘いものではない
と、強く言います。
この記事では、気合いや根性が誰よりもあるであろう人がうつ病になったエピソードを取り上げます。
もし今あなたが、「うつ病は甘えなんじゃないか?」と落ち込んでいるなら、少しは気が晴れるはずです。
いまだに「うつ病は甘え」なんて言ってる時代遅れな人がいたら、教えてあげてくださいw
オリンピックのメダルを28個も量産した、マイケル・フェルプス選手
合計28個のメダルを獲得した史上最高の五輪選手で、2016年のリオデジャネイロ五輪を最後に現役を引退した米国の元競泳選手マイケル・フェルプス(Michael Phelps)氏が、素晴らしい成績を収めた2012年ロンドン五輪終了後に深刻な不安障害やうつ病を患い、自殺まで考えていたことを明らかにした。
五輪で合計23個の金メダルを獲得した現在32歳のフェルプス氏は、米シカゴで16日に開かれたメンタルヘルス(精神衛生)の会議に参加し、極度のうつ病に悩まされたことを赤裸々に語ると、ほかの人々を励ましながら自分のように支援を受けることを訴えた。
“状況を改善したいんだ。自分にできるなら人の命を救いたい。それは自分にとって、金メダルを獲得することよりも大切なことだ”
水泳で金メダルを量産した彼でも、うつ病になる。
https://t.co/PcthAOyUCh— ほっしー@10月に出版予定📖 (@HossyMentalHack) 2018年8月21日
“今なら「大丈夫じゃなくても大丈夫」だと分かる。心の病を恥ととらえる風潮があるが、口に出さなければ状況は変わらない。「打ち明けるのが怖い、だから自殺率が高くなる」と、フェルプスさんは考える。”
これなー…自分から発信していかないと状況は何も変わらなかった。
— ほっしー@10月に出版予定📖 (@HossyMentalHack) 2018年8月21日
“今は自分の経験を語ることによって人々に手を差し伸べ、命を救うことができる。「そういう瞬間、その感覚と感情は私にとって、五輪で金メダルを取るよりはるかに素晴らしい」”
これもすごくいい言葉だ。
— ほっしー@10月に出版予定📖 (@HossyMentalHack) 2018年8月21日
なんていやらしい見方もしたんですが、きっとそういうことではないでしょう(笑)
自分の経験を語ることによって人々に手を差し伸べ、命を救うことができる。
私もこの言葉には、すごく感化されるところがあります。
彼ほどの発信力はないものの、ネット上で自分の経験を書き散らしているわけですからね。
私と違って、気合と根性の世界でトップをとった人がうつ病になり、仲間を救う言葉というのはまたひと味違うでしょう。
「精神的にタフであれば、うつ病にはならない」という説がぶっ壊れるわけですからね。
水泳で金メダルを量産してもうつ病になるし、格闘家でもうつ病になるし…というわけで、うつ病は根性で解決できるシロモノではないことがわかる。というか、頭を使わずに根性で解決できるモノゴトってのは実は大したことじゃない。うつ病はそんな簡単な病じゃないんだよな〜。
— ほっしー@10月に出版予定📖 (@HossyMentalHack) 2018年8月21日
他にもたくさん、気合と根性の世界でうつになった人たち
【うつ病を明かした心身共に最強の人達】
・「光速の左を持つ男」の異名を持つムエタイ選手
・28個のメダルを獲得した五輪競泳王者
・サッカーW杯ドイツ代表GK
・三階級制覇したボクシング世界王者
・ロンドン五輪レスリング金メダリストまだいるよ。いつまで弱いだの気合だの根性だの言ってるの?
— 錦山まる@メンヘラマッスル作家 (@nishikiyamamaru) 2018年8月21日
もうね、これだけ出てきてるのに未だに気合とか根性とか言ってるほうがおかしいんですよね。
うつ病が甘えではないことは、甘えだと思っていた私が実際になってわかりました。
うつ病はただの病気で、別に何も恥ずかしいことではない。
こういう認識を広めていくことが、ブロガーとしての使命だと思ってます。
今後もうつ病の認識が改まりそうな情報があったら共有します。