あなたは自分で流されやすい人間だと思いますか?
私はめっちゃ流されやすいです…。
- スポーツカーがめちゃくちゃ好き → 友人の影響
- ブログを始めたきっかけ → とある人を見つけて
- YouTubeを始めた理由 → 周りがやりだしたから
そんな自分を見ていると
と、落ち込むことがよくあります。
なので、私もそうなんですけど、結構流されやすくて凹むんですよ。
あなたもこの記事を読んでいるということは、きっと流されやすい性格なのでしょう。
でも、そんなあなたに朗報です!流されやすいのが普通でっす!
突然ですが、ここで問題です。
Aと同じもの、同じ長さのものをね、選んでください。
どうですか?すぐ選べますよね!
はい。では、答えを出します。
はい、正解は①です。①ですよ?
なんか納得できないところありますか?
不安になりませんでしたか?
はい、すみません嘘です。嘘です。
ご安心ください、正解は②番です。
どう見ても②番と同じ長さですもんね。
これは目の錯覚を利用した問題とかでもありません。
私が最初に嘘の回答を言ったときに、こんな風に思ったんじゃないでしょうか?
って感じでね、不安になった人、結構いると思うんですよ。
アッシュの同調実験:74%もの人が騙される
これ実は、心理学の世界で「アッシュの同調実験」っていうものになります。
アッシュの同調実験とは、社会心理学者ソロモン・アッシュ(1907~1996)によって1951年に報告された、人間の同調行動を検証した実験。
サクラが最低1回以上、嘘の回答をすると、不正解になる確率が74%なんですよ。
これ結構びっくりじゃないですか?
10人いて、7人はね、流されちゃうんですよ。
アッシュの同調実験は海外の人を対象にした実験です。
日本人だったら、下手すりゃ80%を超えるかもしれませんね(笑)
同調圧力。みんなと同じように行動しなきゃいけないってのは日本は強いですからねぇ。
みんなだいたい流されるから気にしなくていい
アッシュの同調実験からもわかるように、流されやすいのが人間です(笑)
人間は個体としては弱いので、動物として生き残るために社会性を身につけた歴史があります。
「これは実験です。あなたは仲間はずれにされる役です。」って説明を受けても、仲間はずれにされると痛みを感じる領域が活性化する。
仲間はずれは死に直結します。だから流されやすいのは生存戦略なんですよ。
だから、流されやすくてもそんなに心配しなくていいです。
一番ダメなのは、自分をダメだと思ってしまうこと。足が止まっちゃいますからね。