うつ病の私が「野の医者は笑う」を読んだ感想

野の医者

どうも、ほっしーです。

面白い本を見つけたので記事にします!

ギャグもふんだんに盛り込まれていて、小説を読んでいるかのような内容。

それでいながら、学者が書いた本らしく、臨床心理学とは何か?治療とは何か?を深掘りしていく。

知識欲を刺激される素晴らしい本でした。

ほっしー

おかげで久しぶりに朝まで起きてたぜ…



野の医者とは?

私たちの日常は実は怪しい治療者に取り囲まれているのではないか 。

彼らを 「野の医者」と呼んでみたらどうだろう。

近代医学の外側で活動している治療者たちを 「野の医者」と呼んで 、彼らの謎の治療を見て回ったらどうだろうか 。

  • 占い
  • スピリチュアル
  • ヒーリングセラピー

本書ではこれらの「怪しい」と言われるものを「野の医者」と表現しています。

いわゆる医療としては認められていないけど、一定の評価を集めるもの。

エビデンスはないけど、治療効果があった!と言っている人もいるもの。宗教に近いもの。

 

心の治療って一体なんだ?と疑問を持つところからスタート

少し長いですが、大切なところなので引用を

もしかしたら、 私たち臨床心理士も野の医者の一種なのではないだろうか。

なんとなく大学で学ぶことができて、病院や学校のような公的機関で働いているから、臨床心理士は普通の世界にいるような感じがするけれど、本当にそうなのだろうか。

だって、心の奥に無意識があるとか、砂箱の中に人形を置いて心を見るとか、コンピューターのプログラムを書き換えるように認知を書き換えるなんて、普通に考えれば怪しくないか。

だとすると、心の治療ってそもそも怪しいものなのではないか。心の治療って一体何なんだ。

確かに、臨床心理学が科学的思考ではなく、野生の思考で行なわれていると言われたら、気恥ずかしい気持ちにならないこともない。

だけど、心の治療とは本来的にそういうものなのではないか。

(中略)

治療をしている中で、その場で思いついたものを、やむにやまれず混ぜ合わせてみたら、うまくいった。

そういうことが積み重なって、ある程度型になったものがプログラム化される。

そういうことを臨床心理学は繰り返してきたのではないか。

臨床心理学も今はレシピ作りに忙しい。科学になろうと頑張っている。

だけど、再三書いているが、心自体が捉えどころのない、野生のものなのだから、そこには限界があるように思う。

代表的なものといえば、スピリチュアリズムでしょうか。

思考は現実化するとか、引き寄せの法則とか。

精神医学が信用できない!と混乱したときに、一度はたどり着く場所ですよね(笑)

 

私もハマっていた時期がありました。100冊以上は軽く読んでると思います(笑)

自己啓発は、タイプがたくさんあるので読む時期が大切なんですよ。

読んで調子崩す人は、だいたい間違った読み方をしてますね…。

 

自己啓発も悪いもんじゃないですよ。上手に使えばね。

ただ誰にでもオススメできるものは?と言われたら臨床心理学ですね〜。

  • カウンセリング
  • 読書(認知行動療法の本とか)
  • 心理士との対話

どちらかといえば、臨床心理学は自分で勉強するよりも施してもらう側です。

私はこれらが効果がありました。

一言で雑にまとめると「臨床心理士のカウンセリングでよくなった」ですね。

 

最終的には宗教に集約される?

私はブロガーで自分の体験談や経験を書いてるだけですが、中にはそれを読んで救われたと言ってくれる人もいます。

直接カウンセリングやセラピーなどはやってませんが、野の医者に分類されるのかもしれません(笑)

野の医者たちは必死に科学の言葉を使って自分のことを語るけれども、実は宗教と物凄く近いところにいる。

同じように、臨床心理学も宗教とかそういったものの末裔であり、怪しい本性を隠しているのではないか。

そもそも、心の治療って本来そういうものなのではないか。

この文章読んで、ビビビッときたんですよね。

私は「認められている療法」にこだわりすぎていたのではないかと。

しかし、臨床心理学も宗教とかそういったものたちの末裔であるならば、私の否定していたものたちは流派が違うだけで源流は同じということになります。

ほっしー

科学的根拠に基づいた教の信者ッッ!w

 

心の病の治療とは一体…?

心の治療に進化はない。その時代時代に合わせて、鏡の中の像のように姿を変えていく。

それでも、私たち治療者は、より良い心の治療を求めて、探求と研鑽を重ねる。それは時代にキャッチアップしようとする営みなのだ。

何より大事なことは、現代日本社会では多様な生き方が許され、実際に共存していることだ。

マンションの隣人がインドネシア的な生き方をしていることだって充分にあり得る。

私たちはそういう時代を生きている。

だからこそ、私たちの社会は多様な心の治療を抱えて歩んでいる。

つまり、様々な生き方があり、様々な健康があり、そのための様々な心の治療があるのだ。

治療とはある文化の価値観を取り入れて、その人が生き方を再構成することなのだ。

だから、臨床心理学と野の医者は親戚だ(もちろん精神医学も、シャーマンも、宗教も)。

私たちは同じメカニズムを使って、治療という営みに参画しているのだ。

私の中ではこの本は「メンタル疾患の治療」というイメージを大きく変えてくれました。

これまではどこかでこんなふうに考えていたんです。

ほっしー
「絶対に」精神科医や臨床心理士を使うべきで

それ以外の怪しい療法は「絶対に」絡んではいけない。

お恥ずかしい話を告白すれば、引き寄せの法則で治りますよ!と言ってきた人を激しく罵ったことがあります。

確かに、自己啓発系が全部悪いとは言わないし、いいものがあることは私も知っています。

ただそれを表沙汰にしすぎるのは、すごく嫌悪感はあるんですよ。

これはある意味で私が、精神医学・臨床心理学の信者だったからでしょう。

 

今では少し考え方が柔軟になりました。スピリチュアルや宗教的なものでしあわせになれるのであれば、それでもいいでしょう。

ただし、立場は変えません。オススメするのは臨床心理学や精神医学です。

要は、カウンセリングや精神科医を頼りましょう。と言いますね。

 

なぜかというと、理由は単純。

臨床心理学や精神医学に、私が救われたからです。

何度も言っているように、私は臨床心理学・精神医学教の信者です。

これからも普及に努めます(笑)

外に出るのは億劫だけど、いまの気持ちを誰かに聞いてほしい。

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2019年2月18日

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野の医者

心理学やメンタルハック(心の分析、改善)が大好き。

新卒でIT企業に就職 → 半年でうつ病 → フリーランス。

ブログを仕事にして(最高45万PV)お金を稼ぎつつ、本を読み漁ってます。

#うつマッピングの著者です。

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