私たちの脳は、自発的に何かを取り組むときによってのみ、より高い成果をあげられるようになっているそうです。
「勉強しなさい!」と頭ごなしに言われて成績が上がらないのはそのためです。
成績は全く上がらないのに、大学の卒業論文をマツダのスカイアクティブエンジンについて書くアホもいるくらいです。
教育ってなんだろう
日本はお受験大国
一番衝撃を受けた事は、小学1年の頃から道路地図を読むのが好きで、都道府県名をほぼ全て漢字で書けるように勉強したらその時の担任の先生がある日職員室に俺を呼んで、
「他の子と実力差が付いちゃうから習ってないことを勉強しないでね」
と言われた事だった。未だに鮮明に覚えてる。
— ラカオッテ (@Rakaotte)
2016年4月17日
俺も三國無双っていうゲームにハマってから三国志が好きになって図書室で読んでたら「それは受験であんまり出ないところだから、勉強しても意味ないと思うよ」って言われて子供心ながらにショックを受けたことを思い出した。
— ほっしー (@hossy_fe_ap)
まぁそんなことを言われた程度でやめるぐらいだったから一過性の興味だったんだろうけど、いずれにしても、生徒の興味の芽を摘むような行為は良くないよなぁ。
— ほっしー (@hossy_fe_ap)
三國無双というのは、三国志を題材にしたアクションゲームです。2001年に発売された「真・三國無双2」というゲームにハマっていました。
それなりに歴史に沿った内容だったので、興味が湧いたんです。
小学校、中学校のときの体験というのは貴重なもので、その時読んだ本に感銘を受けてこの道を志しました。というインタビューを見たことがあります。
特に作家さんにはそういった方が多いですよね。もしかしたら私は、歴史学者としての道をその時閉ざされたのかもしれません。
過去のことですから、好き放題いえますね(笑)
自発的学習
言われたことを言われたとおりにやることも大切ですが、自発的な学習は、自分の頭で考えて何かを生み出す力がつくと私は思います。
脳の働きの本質は「自発性」です。ポジティブな期待や褒められた体験をとても良いものとして受け止めます
脳科学者としてテレビにもよく出演されている茂木健一郎さんの書籍にも似たようなことが書かれていました。
ポジティブな体験のみ脳に刻むというのはなかなかご都合主義な気もしますが、大事なことですね。
興味の芽を摘んではいけない
時代が移り変わっても、先生と生徒の精神的縦社会というのは変わらないもので、先生に否定されたらなんだかそんな気がする…と思う方が多いでしょう。
何気なく放った一言が、生徒の興味の芽を積んでしまっている恐れがあるのです。
私は決して恨んでいるわけではありませんが、ここに実際に芽を摘まれてしまった元生徒がいることは知っておいてもらいたいですね。
今思えば、勉強の内容云々よりも、何かに興味を持って自発的に取り組むってことにすごく意味があると思う。
受験に全く関係なくても自分がこれ知りたい!って思ったものは、ガンガン勉強したらいい。
— ほっしー (@hossy_fe_ap)
先生も仕事ですからね
先生も昔に比べると相当肩身の狭い職業となりました。
褒めるが主体になった教育で、生徒はつけあがり、モンスターペアレントは増えるわ増えるわ…。
そんな環境で、生徒の将来を考えた教育ができるとは思えませんね。
お受験大国日本に合わせた結果の出る保守的教育になってしまうのもしょーがないもんでしょうか。
保育士問題もそうですが、教育に携わる人間の肩身が狭すぎるということが教育問題の根底にあるような気がしてなりません。
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