どうも、双極性障害と戦うブロガー星野 良輔(@HossyMentalHack)です。
精神疾患は理解されないものだと思って人付き合いをするべきだと、以前記事にしました。
だからといって
といって全力で拒否していると、永遠に溝は埋まりません。
うつは確かに、なったことがある人にしかわからないと思う
頭痛がするなら痛み止めを飲めばいいかもしれませんが、心の痛みはどうやっても取れないんです。これは経験した人にしかわからない。本当に“地獄”でした
そうですね…経験したことがない人に理解してもらうことは難しいんですよねぇ。
— ほっしー (@hossy_fe_ap) October 30, 2016
最近、双極性障害であったことを告白した泰葉さんも、うつ状態はなってみないと分からないと言いました。
ま、確かにそうですね。全面同意でございます。
私もうつになる前は、うつ病なんて甘えだろ~なんて言ってたアホだったので…w
双極性障害の有名人についてまとめてます ⇒ 双極性障害(躁うつ病)の有名人まとめ【国内、海外総勢30名】
理解を拒絶し、自分を守るのは簡単だけど、それじゃずっと孤独じゃん…
同じ病気になったことがない人じゃないと本当の意味で理解することができないと壁を作って拒絶する。
これは、自分自身を守るためでもあります。理解できない人が下手に意見して自分を傷つけないため…にですかね。
でも、それじゃいつまでたっても理解してもらうことはできないんですよね。
相手だって暇じゃないんで
なんて考えてくれる人は稀の中の稀でしょうなぁ。
まぁ、本を買って勉強してくれたからと言って、体験したわけじゃない!! と足蹴にする人もいますが…w
うつの言語化は理解を進める上で絶対必要なことなんだよ
まぁそうですね。難しい。本当に難しい。
人によるでしょうが、彼女彼氏にフラれて寝込むぐらい落ち込む人は、それがずっと続くと思ってもらっていいでしょう。
フラれても落ち込まない人は、インフルエンザで身体も心もボロボロになっている状態がずっと続くと思ってください。
……とまぁ、私がいま表現するならこんなところです。
しかし、どこか現実感がない…。
もっと印象に残るような形のものがあればいいんだけどなぁ。
とにかく、あなたにとって最もつらい経験を思い出してみてください。うつ患者はその状態からずっと立ち直れないようなもの。
そう考えると、甘えじゃないのも何となくわかってもらえるんじゃないでしょうか。
うつの言語化に成功し、浸透すれば、VRにも応用できそうじゃない?
うつの状態をすんなり理解できる言葉があれば、VRの体験コンテンツの開発、VRによる診察に応用できるでしょう。
同じ精神疾患の区分でも、例えば統合失調症は私は全く未知の世界でした。
統合失調症の世界を体験する動画あるよ ⇒ 精神疾患はVRで疑似体験してもらうことで10倍理解が進む
体験することはVRにお任せするとして、体験するためのコンテンツを作るために言語化が必要だということ。
言語化してなくてもできるっちゃできますが、ただのSFとして消化されちゃいそうな気もします。
診察については特に有効。患者の状態を精神科医が疑似体験することで、より的確な診断ができると期待しています。
精神状態が思わしくないときに診察をうけても、ちゃんと伝えられているかわからないんですよねぇ。
精神科医はプロなので何とか見抜くんでしょうけど、果たしてどの程度信頼してよいものか、客観性がないのでなんとも言えません。
問題点としては、精神科医も人間なので、患者の症状を疑似的に体験する診察を導入すれば、心がぶっ壊れるかもしれませんね…w
理解してもらおうとするなら、傷つく覚悟は必要
はなしてもだいたい理解されないので、傷ついて諦めてしまった人も多いだろうなぁと思います。
でも、あきらめたくないですよね~。
心の病にかかることは誰にでもあるのに、皆さん意識が低いと言わざるを得ない。
一度なってしまったら、社会復帰はおろか、日常生活ですらままならない状況が続きます。
まだ健康な方には、徹底的に予防してもらうためにも、病気のことについては知ってもらいたい。
企業もメンタルヘルス対策がどうのこうの言ってますが…。
私に言わせれば企業のメンタルヘルス対策は現状ではCSR活動であって、実際に対策する気などありません。
今はまだ期待できない ⇒ 企業はメンタルヘルス対策に興味ないよね! 予防ばかりに力入れて精神疾患になった人は切り捨ててるよね!
今はまだ、個人で予防をするしかないということ。
そのためには私のような経験者が声を上げて認知してもらう必要があるのかなと考えています。