どうも、メンタルヘルス研究が好きなほっしーです。
私自身、うつ病を患っているので、心の研究は自分の研究でもあります。
んで、うつになるとネガティブ思考ってのが当たり前になりますよね?
ポジティブ信奉者じゃなくても、ネガティブ思考ってのは嫌われる傾向にあります。
ただ、よく考えてみると「ネガティブ思考が嫌われる」のではなく、「ネガティブ思考から生み出される行動が嫌われる」わけですよ。
その考え方がイラスト付きで上手に説明されている本があったので、引用しながら説明していきますね。
ネガティブ思考が絶対悪だと思って追い込まれている人は、ちょっと考え方が変わるかもしれません。
ネガティブな発言をされると、何か言ってあげなきゃいけない気がする
嫌われる系ネガティブ発言はこれ。
無意識に相手の反応を引き出そうとしているんですよ。
ネガティブ思考そのものが悪いのではなく、「ほら、何か言えよ」ってプレッシャーを与えちゃう言い方をしてるってこと。
これが相手を束縛しているという意味で、束縛コミュニケーション。
例えば
と言われると、なんと言っていいかわからずに戸惑いますよね。
言い方を変えてみると、同じ意味でも受ける印象は大きく変わる。
素直な自分の状態を添えるだけで、印象は大きく変わります。
例えばあなたが、仕事でミスをして落ち込んでいるとしましょう。
- はぁ…(チラッチラ)
- 仕事で失敗して、今落ち込んじゃってるんだよねぇ…。よかったら相談に乗ってくれない?
ちょっと大げさですがw 大抵の人は1番を選択しちゃう。
私もやっちゃうことあるんですが、これなんでなんでしょうね?
自分でミスしたことはいいたかないけど、励ましてほしいみたいな?相手は神かな?w
1番だと、何か言ってほしいというプレッシャーだけをかけてしまいます。情報が少なすぎる。
2番の場合、何が原因で落ち込んでいて、どうしてほしいのかハッキリしてますよね。
落ち込んでいる人を励ますとき、2番までの情報を得るのに時間がかかるんですよねぇ。
だからめんどくせぇってなっちゃうんでしょうな。
さいごに:ネガティブ思考が嫌われるわけじゃない
人は狩猟時代、寝ているところを猛獣に襲われないためにネガティブ思考を身に着けたそうです。
つまり、ネガティブ思考っつーのは生存戦略として必要だったんですよ。
今の私たちの時代には必要ないものですが、DNAに刻まれて脈々と受け継がれちゃってるんでしょうねぇ。
うつ病になっちゃうとそれが強まって日常生活に支障が起きます。
ただ、ネガティブ思考すべてが悪いんだと思うことは自分に負荷をかけます。
もちろん、ネガティブ思考が良いこととは言いませんけど、ダメだからポジティブにならなきゃ!ってのは疲れるよってはなし。
根はネガティブでも、他人に嫌がられないコミュニケーション術を身につけることは可能です。
ネガティブなままでもいいや。と思えることは、素の自分を受け入れることにもつながるので、うつの治療にも役立ちますよ〜!