SNS疲れの理由は、目的意識を持ってSNSを使っていないからです。

どうも、ほっしー(@HossyMentalHack)です。

 

SNSを使っていて疲れることがありますか?それはおそらく目的意識を持って使っていないからでしょう。

私も昔はそうでした。みんな使ってるからとりあえずアカウント作ってやっておこうといった感じ。

そうすると、いいね!がもらえるかどうかという承認欲求争いになります。

Twitterなんかでは「ふぁぼしてください」なんていうツイートが流れてくる始末……。

目的意識を持って使えば、いいね争奪戦から離れることができます。

SNSの考え方についてはこの本が参考になりました。いくつか引用してみましょう。

なお、引用文の太字は私が入れています。

承認欲求を満たすためだけのSNS

当世の若者たちは、こうしたデジタルネットワーク上で「仲間をつくり、互いに承認欲求を満たす」という使い方が目立っているように感じます。

ありがちなのが、「いいね!」をお互いに押し合うだけの「馴れ合い」状態になっていくという事態です。

自分の投稿に「いいね!」が付かないと不安になる。友だちの投稿に誰が「いいね!」しているかが気になってしまう。

LINEのグループで、自分のコメントが「既読」になっているか。返信コメントはあるか。「既読ムシ」されていないか。「友だち」のコメントを「既読ムシ」していないか……。

その結果、いつしかお互いを承認し合うことが目的となってしまい、スマホの電源を切らないかぎり、「友だち」ありきの生活を送る羽目になります。巷でいうところの「LINE疲れ」というやつです。「友だち地獄」という表現もどこかで聞きました。

または、ツイッター上で匿名アカウントを用い、著名人に誹謗中傷を投げつけて、それによってツイッター上で評価を得る、という袋小路に陥る可能性もあります。

まさに!という感じで、私も目的意識を持たずにSNSを使っていたときはいいね争奪戦を繰り広げていましたw

承認欲求自体は自然なものなので悪いことではありませんが、SNSでは承認されることにすべての力を捧げてしまうと、「いいね!」が押されなかったときの見放された感は半端じゃないです。

それに、言いたいことが言えなくなってくるんですよ。

例えば、「いいね!」が欲しいがためにポジショントークを繰り広げていると、フォロワーは同じ考えで固まってきます。

 

ほっしー
あ…こんなことを言うと、フォロワーを傷つけそうだな……いいねがもらえないかも。

 

なんて考えてしまって、自分で抑圧してしまうんですよね。

Twitterを使っている人で複数のアカウントを持っている人が多いというのが何よりの証拠だと思います。

使っているうちに本アカウントではつぶやけなくなってしまった内容をサブアカウントでつぶやくようになります。

目的意識を持ってSNSを使ってみる

ぼくが持っているキーワードは「目的意識」です。ぼく自身、中毒的にデジタルネットワークを使っている人間ですが、常に「目的意識」を持って利用するようにしています。

ぼくの場合、ツイッターやフェイスブックといったデジタルネットワークを使う目的は「ブログのネタ探し」「ビジネスに役立つ情報の収集」です。

「いいね!」をしたり、コメントを書き込んだりすることもありますが、それは原則的に、こうしたビジネス上の目的を達成するための行動にすぎません。ドライかもしれませんが、このくらいがちょうどいいと常々感じています。

私もブログを開設して仕事をもらえるようになってからは目的意識を持ったSNSの運用ができるようになりました。

私とつながりのある人は「ブロガー」と「お仕事の関係者」と「精神疾患をお持ちの方」

つまり、「ネタ探し」「勉強」「情報収集」ですね。

これが目的になると、いいねがあろうがなかろうがどうでもよくなります。

もちろん、あると嬉しいですが(笑)

プレ・コミュニケーションという発想

他の目的としては「面白い人に実際に会うため」というものもあります。ツイッターやブログで効果的に情報発信をしていると、自然と面白い人とリアルで会う機会が生まれるものなのです。

たとえば、ぼくは「プロブロガー」「移住」「ソーシャルビジネス」などの切り口で情報を積極的に発信しているので、自然とそういったテーマに関心がある方と、リアルにつながっていくようになります。

デジタル上では多数の人々と効率的にコミュニケーションは取れますが、やはりマンツーマンで話をする経験に比べると、その質は劣ります。

現時点のテクノロジーでは、やはり実際に会った方が得られる情報は双方にとって多く、記憶にも残りやすいのです。その意味で、ぼくにとってデジタルネットワークを積極に活用するのは、リアルなコミュニケーションに向けた「プレ・コミュニケーション」のためである、というニュアンスが強いです。

どれだけデジタルの技術が発展しようとも、「リアルで会う」ということはインパクトが強いです。

これは、実際にブロガーイベントに参加して強く思いました。

「やぎろぐ」八木仁平、「まじまじぱーてぃー」あんちゃ主催、博多ブロガーナイトに参加してみた。

2016年6月26日

「AR・VR」などのテクノロジーの進化によって、ネットの世界とリアルの世界の境界はどんどん曖昧になっていくとは思います。

ですが、引用文にあるように現時点ではやはり「会う」というのが最も手っ取り早く相手を知ることができます。

空気感・表情・声色・しぐさなどなど、ネットでは得られない情報がまだまだたくさんあるんですよねぇ。

まとめ:疲れているなら目的意識のないSNSの使い方を改めてみよう

承認欲求が全てになると、他者からの承認がなければ存在することができない世界になるので、SNSは疲れますし、辛いです。

パクツイなんかも、承認欲求が成せる技と言ってもいいでしょう。

パクツイとは?

人が過去に行ったツイートを何食わぬ顔で自分のツイートのように発信することです。

私がTwitterでこの人うざいなぁと思ってしまう人は、承認欲求が全てになっている人が多いように見えます。

SNSでうざい人にならないためにも、目的意識を持って使用しましょう。

心理学やメンタルハック(心の分析、改善)が大好き。

新卒でIT企業に就職 → 半年でうつ病 → フリーランス。

ブログを仕事にして(最高45万PV)お金を稼ぎつつ、本を読み漁ってます。

#うつマッピングの著者です。

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