どうも、双極性障害と戦うブロガー星野 良輔(@HossyMentalHack)です。
私は、システムエンジニアとして働く前、専門学校で2年間勉強していました。
そのときであった天才プログラマーの彼はアスペルガー症候群で、東大に行けるぐらい学力はあるけどプログラミングしたいから専門学校きたみたいなひと。
私も自宅学習を含め学校での成績は一応優秀でしたし、上昇志向の強い人間なので彼に話しかけました。
結論から言えば、一泡どころか泡拭いて失神するぐらいに私は打ちのめされました(笑)
うまく指示を出せば化ける
プログラマーの時代、アスペルガー症候群の方とプログラミングをしたことがあります。彼は、健常者が想像するよりも「マルチタスク」ができないひとでした。マルチタスクといっても、マルチタスクとはいえないレベル。「これしたあと、これとこれお願いします。」これだけで彼は頭が混乱してた。
— 星野 良輔 (@hossy_fe_ap)
彼は正直に「複数の指示を出されると、優先順位がつけられなくて頭がパニックになる」と告白してくれました。それからは「あえてその先の仕事の指示をせず、細かいセクションに分けて仕事を振る」ということを意識するととんでもないことになった。
— 星野 良輔 (@hossy_fe_ap)
その時点での仕事の能力の差なんて、たかが知れてるんですよ。
ある程度才能がモノをいうプログラマーの世界であっても、結局は長く続けられて、集中力、吸収力のある人間が最後には勝ちます。
そのとき、私と彼の間の実力差はそれほどありませんでしたが、集中力と吸収力は段違い。
プログラミングが好きだ!という気持ちでバーっとコードを書いているときの彼の目は鬼でした(笑)
もうとにかくその世界に入り込んでる。話しかけても聞こえてないなんてザラでしたからね。
「もうアスペルガー症候群のひととは仕事したくない」そう思えるほど、とんでもない集中力を発揮します。冗談抜きで、仕事に集中したときのアスペルガー症候群に勝てるひとはいません。そこに圧倒的才能の差みたいなのを感じた。認めたくないけど、アスペルガー症候群の集中状態には勝てない。
— 星野 良輔 (@hossy_fe_ap)
いやもうほんとに、一緒にプロジェクトしたとき、精神的に死ぬかと思いました。
彼の成長スピード、やる気、何もかもが私程度なんて鼻くそだなと思わせるほど。
私は普通の人とは別の角度から、アスペルガー症候群の人に恐怖してます……。
日常生活においての苦労は私が知ることはできませんでしたが、仕事においてはもうその才能を前にしたら嫉妬しかない(笑)
東大にアスペルガー症候群のひとが多いらしい
大学にもいろいろありますけど、日本で一番頭のいい大学ってどこですか?と聞いたときに「東大」と答える人は多いと思います。
そしてこんな話もあります。
東大生の4人に1人は「アスペルガー症候群」 https://t.co/BHpWgWkjcZ
— 星野 良輔 (@hossy_fe_ap)
アスペアスペwww なんていって揶揄されるアスペルガー症候群ではありますが、目の前で能力を見せつけられた人は絶対にバカになんてできませんよ。
自分がいかに雑魚であるか目の前で証明されます。
— 星野 良輔 (@hossy_fe_ap)
東大生だからどうこうという話ではありませんが、単純に偏差値の高い学校にアスペルガー症候群のひとが多いという事実は面白い。
なぜ?そうなっているのかというのは実際に関わってみるとわかります。
ツイートもしてますが、何かに集中したときの彼らはすごすぎる。
過集中というマイナス面もあるようなのですが、凡人がうまいことコントロールできる関係ができれば最高だと思うですよねぇ。
@hossy_fe_ap 自分もその気ありますが、過集中時の没頭無敵振りは凄い。飲食睡眠無視。反動も凄いけど。自分だと、失恋3週間前の4時間一人体制ありの15時間ちびちび休み入れながらの仕事は凄かったですね。恋愛中故、麻薬中毒者と同じ部位ハイ、好きな人といる間→
— Kasshini@発達障害 (@kasshini_cube)
@hossy_fe_ap オキシトシン、ドーパミン、βエンドルフィンドバトバで、トランス&リジェネ状態だったからだろうけど。今の職場でそんな神芸するの無理無理。病み過ぎや。
— Kasshini@発達障害 (@kasshini_cube)
視点を変えれば最強のパートナー
アスペルガー症候群のひとと一緒にプログラミング組んだとき、「複数指示で混乱するなら、普通の人ならウザいと思うぐらいにひとつひとつ指示すればいいのかな?ちょっとやってみるか」と思ってやったらうまくいった。つまり、障害だからと一蹴するんじゃなくて、やり方を考えてあげれば良いということ
— 星野 良輔 (@hossy_fe_ap)
言い方ちょっとあれですが、使い方が悪いだけで上手に使えばとんでもない武器になる。なまくらだと思っていた刀は妖刀ムラマサだったとかいうほどの変貌ぶりですよ。これはアスペルガー症候群のひとと一緒に仕事してみないとわからない。
— 星野 良輔 (@hossy_fe_ap)
複数指示は受けられて当然。と思われがちな世界だと、アスペルガー症候群の方はコミュ障乙といわれてはじかれます。
しかしそれは超もったいない。これまで書いてきたように、彼らの集中力は異常なんですよ。
まず間違いなく会社に貢献する人材なのに、たかだかコミュニケーションが取れないぐらいで弾いちゃうのはもったいない。
仕事はできんけど、コミュニケーションは得意って人もいるでしょ。そういうひとと組ませればいいだけの話なんですよ。
アスペルガー症候群のひとが向いてそうな仕事
今はライティングの仕事が主な私ですが、ライティングこそ「自分一人で良い環境で集中して仕事」することは簡単なので、アスペルガー症候群のライターさん見ると脅威しか感じない(笑)彼らにしてみたら、日常生活ですら大変な面はあるかと思いますが、環境さえ整えばマジで最強すぎて怖い。
— 星野 良輔 (@hossy_fe_ap)
ライティングに関しては相性いいんじゃないかなぁと。
プログラミングと似ていて、やること最初に決めたらバーっと書くだけですからね。
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もちろん、プログラミングを極めるもあり。
なにせ、アスペルガーはその猛烈な集中力があるのでね…。
多分、人から指示されると混乱するタイプが多いので、自分で仕事を取りに行くフルーランスエンジニアが向いてるでしょうな。
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