どうも、双極性障害と戦うブロガー星野 良輔(@HossyMentalHack)です。
精神科陰謀論者と精神科信仰者は相容れない存在ですが、どちらもあまり関わらないほうがいい案件であります(笑)
私が実際両方の世界を体験してきて、やっぱり建設的な議論ができないなぁと思いました。
どちらも冷静さを欠いて視野が狭くなってしまうので、治療には向いてません。
そもそも精神疾患自体がまだまだ曖昧なものと言わざるを得ない。
だって、客観的診断方法がまだ確立されてないじゃん。精神科医の問診で決まっちゃう病気ですからね。少なくとも今は。
精神疾患になるひとに多いのは完璧主義者。
私も完璧主義が災いして、病気になってしまったようなものです。
完璧主義だからこそ、科学的根拠を求めたり、疑似科学に突っ走ってみたりしたくなるのかもしれません。
科学的根拠を求めすぎるとつらくなる
精神疾患に科学的根拠を求めすぎると行き詰まります。
例えば、うつで言われるモノアミン仮説は仮説のままであって証明されてません。
科学的根拠を突っつくなら、うつにセロトニンが効くというのは嘘じゃね? といった話にもなるわけです。
また、ある研究結果では、抗うつ剤の80%はプラセボ効果 というデータもある。
抗うつ剤はプラセボ効果じゃない!という人はプラセボをバカにしすぎという記事にも書きましたが、仮に20%程度の人にしか効かず、あなたの効果は「プラセボだよ?」なんて言われたって、効いてりゃいいじゃん別に。
だって、解明されてねーもん。ほとんどの精神疾患。
科学的根拠を示せや!!なんて言われたって、なんもないっす。
医師の主観ですべてが決まる世界なので。
でも今は仕方がない。
私たちはそれでも精神科医を頼るしかないのです。
科学的根拠が乏しいからあいつらはヤブ医者だと言っても始まらない。
治療の妨げになるだけなのです。
精神科医は神!?絶対信仰も危険だよ
逆に、彼らを信じすぎる「精神科医信仰」も危険。
精神科医はいつまでもその病院にいるとは限りませんよね。
開業医だったら長く付き合える可能性は高いですが、あなた自身が引っ越すこともあれば、精神科医が転勤やお引っ越しをする可能性も否定できません。
そんなとき、あなたの唯一の味方であり、かつ、神である精神科医がいなくなります。
精神科医信仰が激しければ、新しい先生に馴染むのはかなり難しいでしょう。
つまり、適切に治療しているように見えて、実は精神科医に依存してましたという……なんだかなぁという展開。
スピリチュアルに走りすぎると陰謀論者になる
精神科医療はDSM(精神障害の診断と統計マニュアル)というアメリカが作ったものを使って診断をしていますが、これは製薬会社との癒着の強い医師が適当に作ったみたいな話が書いてあった本を読んだことがあります。
DSMの内容を知っている方であれば、ちょっとその陰謀論ありそう…と思ってしまうのでエンタメとしては面白い(笑)あくまでエンタメとしてね。
そんなこんなで、精神科完全拒否状態になると、めっちゃスピリチュアル寄りになる人がいます。
ここでも完璧主義の悪いところがでて、宇宙から素晴らしいエネルギーを受信中とかいい出すので恐ろしい。
そうなると妄想や妄言が激しいと診断され、別の病気にされてしまうかも(笑)
どちらも笑いながらエンタメとして楽しもう。
精神科医絶対信仰も、精神科医療陰謀論もどちらも危険。
私はどっちにも傾いてみてやっぱあぶねーなって思いました(笑)
特に陰謀系に関しては確たる証拠もないまま疑いが尽きないんですよね。
ま、何度も言いますが、エンタメとしては面白いかなと。ほんと、陰謀論とかネタですね(笑)
冷静になって客観的に両者の意見を聞いていると面白いですよ。
適当に受け入れてあげるぐらいの感じが自分にとって一番良いはずです。
陰謀論とか、精神科医療が曖昧なのでそれっぽく聞こえちゃうんですよね。
精神衛生上も下手に聞いちゃうと良くないです。
そもそも精神疾患自体が曖昧
診断されている方なら悩んでいると思います。
これはもはやメンヘラあるあるです。
なんてハッキリ言えるほうが珍しい。
つまり、精神疾患自体がまだまだ曖昧なんですよ。
最初にも書きましたが、診断が主観的なものである以上、今のところ仕方がないですね。
とはいえ、患者当人は落ち込んでツライので、「精神科の先生は神」とか、「陰謀論」がどうとか、あまり考えずに
- 睡眠
- 食事
- 運動
- 太陽の光を浴びる
- ストレスを溜め込まない
- 人生を客観的に見る
- 視野を狭めすぎない
といった、ある意味どこにでも言われているような当たり前のことを確実に実行すること。
そして少しだけでも上手く言ったなら自分を褒めること。
これが大事だと思いますよ〜!