病んでないなら友達じゃない!? 私がメンヘラになったきっかけの話

うつこ

こんにちは、私、うつこ(@shiushiussss)と申します。

ここで記事を掲載していただけるのは2回目ですね。

1回目はこちら≫姉妹で精神疾患… 家族だから辛いこと、幸せなこと

普段はメンヘラ.jpに読者投稿などをしております。

今回は以前の記事に少しだけ書いた中学時代、メンヘラになってしまったきっかけの話をしたいと思います。

この話はリストカットの話、血の描写があるので、苦手な方は無理せず別の記事を読んでみてくださいね。

この記事は、体験談です。自傷行為を推奨するものではありません

 

そもそも当時メンヘラって単語あった?

ありませんでした。(約10年前)

あったかもしれないけど誰でも知っているような単語ではなかったと思います。

その変わり、そのような状態を病むと呼んでいました。

小学生の頃の私は友達が少なく、いじめられっ子ではありましたが、病むということには無縁の人間。

もっといえば他人との関係にそんなに興味を持っていませんでした。

優しい家族がいて、学校は勉強するところ。そういう認識で小学校6年間を過ごしてきたので、いじめられてもあまり気にすることはありませんでした。

しかし、中学生になるとそういうわけにもいかなくなってきました。

グループでの作業、二人組を作る…など、友達が必要な展開が増えてきて、そのころには女子はグループが完成しています。

こんな浮いた私を受け入れてくれたグループがあったので諸手を挙げて参加しました。

いわゆるスクールカーストの中では最下層でしたが、一人よりはずっとましだと思えました。

しかし後のことを思えば、一人でいた方がまだよかったのかもしれません。

 

スクールカースト最下層ってどんな感じ?

クラスの中では見下されがちですが、害を与えなければ特に何もなかったと思います。

長く浮いていた私をからかってくること(このからかいは私にとっては死ぬほど恥ずかしかった)がよくある以外は、カースト最下層だから何かすると、いうことは特にありませんでした。

カースト最下層だから叩くというより、カースト最下層のくせに目立つ奴を叩くといった感じでした。

私の場合なのでほかにもスクールカーストはいろいろあると思います。

さらに、このカースト最下層のなかでもカーストがありました。私はその中でも最下層でした。

しかしとんでもなく鈍かった私は、最下層の最下層ということに気付いていませんでした。

雑に扱われることはありましたが、割と楽観的に

うつこ

いじめてくる奴と比べてこのグループの人は優しいな~

と思っていました。

しかし、個々のグループと気が合うかというと微妙で、相槌を打ちながらも理解できないことが多くありました。

また絵がうまい子が多いグループだったのですが、私は全く描けず、そういうこともあって、本当に友達になれているのかな…と疑心暗鬼に常々なっていました。

そんなときに最悪なことがこのカースト内で流行しました。

 

『病む』が流行る?!リスカがルール?!

メンヘラ

カースト内でも特に仲が良かった子が私を含めて4人いました。

話の内容が家族の不和や不幸自慢ばかりで、とても居心地は悪かったのですが、ほかに居場所もありませんでした。

ある日の下校中、ある友達との分かれ道で

友達

じゃあ手首切った写メ送ってね!約束だからね!手首くらい切れるって言ったよね?友達だから私が切った写メも送ってあげる!それじゃあまたね

そういって友人と別れました。

どういう流れでそうなったのかは覚えていないのですが…。

その夜カッターで初めて手首を切りました。浅くてほとんど血は出ませんでした。

その写メを送ると、

友達
へたくそ!切り方が浅いよ

と血がドバドバ出ているリスカの写メが添付されている返信が来ました。

その次の日から、私のカーストで『病む』は流行になっていたように感じました。

両親と仲いいなんてありえない、いじめでどんなひどい目にあったか、ストレスで胃が悪くなったみたい…そんな会話ばかりでした。

これはある漫画のフレーズですが、皆が皆不幸に向かってヨーイドン!でした。

さらに家でも毎日こっそり手首を切って、切った個所を写メで送りあっていました。

そんな日常を送り続けると、他人の不幸話を聞いて、

うつこ

いいな、私は病む理由がない…

というとんでもない悩みを抱えだすようになりました。

手首を切ってないと病んでいると認めない、病んでないなら仲間じゃない。切っていれば友達でいられる。

だから特に理由がなくても手首を切り続けていました。

その反面そんな関係がつらくて辛くて仕方ありませんでした。何が幸か不幸かよくわからなくなってきました。

 

不幸の連鎖から脱却!突然の裏切りによりカーストから捨てられる

あるとき、クラス内で問題が起こり、それを起こした原因は誰か、という犯人探しが行われました。

突然犯人として私が浮上して、上位カーストの人たちに詰められました。

困惑しすぎてなぜ、と理由を聞いてみると、「〇〇ちゃんたちが教えてくれた」とのこと。

〇〇ちゃんは私にリスカを強要した友人でした。友人だと思っていました。

でも簡単にトカゲのしっぽにさせられてしまいました。

ショックで悲しくて、その日以来、不登校と保健室登校の行ったり来たりになり、またカーストからも外れた浮いた人になりました。

が、カーストにいた頃よりずっと楽でした。

 

友達になりたくてメンヘラになってしまうということ

私は小学生の頃から友達がおらず、友達の作り方を知りませんでした。

リスカをするだけで友達になれるのならと安易に手首を切りました。

その傷と癖はその後10年、現在に至るまで私を悩ませ続けています。

リストカットは、依存症と一緒で、治療に長い時間がかかります。簡単に治るものではありません。

私はいまだに何か起こると腕を切りたいという衝動に駆られてしまいます。

うつこ

そんな衝動を、癖を過去のこんな経験で作らなければよかったのに…。

と後悔することもとても多いです。

今なら、無理に不幸ぶらなくてもいい、自ら辛い空間を居場所にしなくてもいい、逃げることだって悪いことじゃない、と言ってあげられます。

しかし、その当時は精一杯の処世術でした。

今でもあるのでしょうか、リストカットしなければ病んでないという文化は。一昔前の文化なのかもしれません。

どうか、そんなことでもう苦しむ人がいなくなることを祈るばかりです。

 

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2017.01.15