どうも、ほっしー(@HossyMentalHack)です。
井上裕之さんのたった一度の人生を、自分らしく思い通りに生きる方法を読みました。
どんな本か
簡単に言うと
自己啓発本です。自己啓発にのめり込んだ筆者が成功したストーリーが描かれています。彼も私と同じ、思考は現実化するという本を読んで感銘をうけた読者の1人のようです。
彼と私の違いは、その本を読んで実際の行動に反映させられたかどうかです。私はめぼしい効果がなかなか得られず、一度自己啓発から身を引いたので…。
「強い願望が運命の扉を開く」
引用:たった一度の人生を、自分らしく思い通りに生きる方法
章のはじめにこのようなタイトルを用いるところなんかは、まさにナポレオン・ヒル好きだな〜って感じます。
自己啓発本を読んでいると、どの系統の人間で肯定派か否定派か、はたまた新しい風を吹きこもうとしている人かという視点で読めるので、単純に読み物としても楽しめます。
常識を疑え
抜きん出た人間になるには、常識の枠に捉えられていはいけないということが書かれていました。これは私も共感できます。
もちろん、常識を捨てて傍若無人に振る舞えと言っているのではありません。考え事をするときに常識の枠に捉えられた考え方をしている限り、新しい物は生まれてきませんよという意味です。
新しいイノベーションは常に常識の外にあるといっても過言ではないと思います。
これは、何も経営者やフリーランサーに限った話ではなく、終身雇用が崩壊した今、イチ会社員であっても、経営者視点が求められていると思いますから、万人に必要な考え方と言えると思いますね。
評価
残念なところ
目新しい話はありません。それに、この著者だからできたことかもしれないともいえます。ただ、自己啓発に傾倒した男の成功ストーリーとしては面白いです。
ただ、自己啓発に関して疑いを持ったことがなかったのか、もし疑ったことがあるならその壁をどのように乗り越えたのかといった話があれば、もっと面白いと思います。
こんな人にオススメ
自己啓発本はあんまり良くわからない。読んだことがないという方にはオススメ。読みやすいです。それにいろんな偉人の言葉も合わせて紹介されているので、自己啓発ってこんな感じなのかーっていうのをさらっと理解するにはいいと思いますよ。
逆に、自己啓発大好き!って方にはオススメできません。主張が弱いので、刺激的な自己啓発大好きな方には物足りないと思いますよ(笑)
文字が大きくて見やすいです
読みやすいように考えられたフォントサイズや、見出し、強調をしています。びっしりと埋まっている文章ではありません。そういう意味では、読書初学者にもいいですね。
さいごに
個人的に最も学べたなーと思ったのは最後に書いた文字が大きくて見やすいというところ(笑)
ブログを書いているので、読みやすいように改行を使ったりフォントを変えたりしていますが、本でそういった気遣いをしている人はあまり見受けられません。
読書したいけど本当に活字が嫌いで…という方は、あのびっしりした文字が嫌だと思うんです。だったら今回の本のような読みやすいものから入っていけばいいですよ。
徐々に難しい物に挑戦するんです。好きなジャンルの本であれば、びっしりでも読めるようになります。
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