うつ病を持っている自分は、果たして結婚できるのか…
ええ、わかります。その気持ち。私も今年で29ですがいまだに独身。
彼女はいます。9年間も付き合ってます…w
うつ病に理解のある人で、私としてはこの人以外はもうないなと思うほど。
私は勇気を振り絞って、彼女に結婚の相談をしました。申し込みではありません。相談です(笑)
健常者以上に乗り越えないといけない壁は多いので、勢いではできなかったんです。
今回は、話し合った内容と結果を赤裸々に公開しちゃいます。
動画でも語っているので、お好きな方を聴いたり読んだりしてください!
結婚について話し合いをしたかった理由は、一人で考えていると辛くてたまらなかったから
実は私はメンタル豆腐なくせに、考え方は保守的…と言うべきか、カッコつけたがりだったりします。
…いつの時代ですか。トレンディドラマじゃあるまいし。でもなんだかビシッとしなきゃいけないような気がしてましてね。
とはいえ、彼女は「うつ病を持っている私と」結婚することについてどう思っているのか?
考えれば考えるほど、マイナスな気持ちしか浮かんでこなくて、私は一人で苦しんでました。
そう考えた私は、意を決して彼女に相談をしたわけです。
いや、カッコ悪いとは思いますよ。結婚することに不安を感じていると男から言うの。
こういう考え方って、うつ病になりやすい考え方なんですけどね〜(笑)
今の時代、男とか女とか関係ないのに。
彼女の結婚観「とりあえず籍だけ入れて、親を安心させたい」
これ、正直言って意外な答えでした。
彼女が結婚したい理由は、親を安心させたいからだったんです。
私はてっきり、30手前(お互い29です)だから年齢的に焦るだろうと思っていたんですけどね…
もちろん、私との結婚に不安要素もあることを正直にあげてくれました、
- 今は良い状態とはいえ、私がうつ病であること
- 収入が比較的不安定なフリーランスであること
でもこれ、私の人格の問題ではないので、「あ、なるほど」って感じで受け止めることができました。
すぐに安心させることはできないでしょうから、ゆっくり時間をかけて納得してもらうしかありませんよね。
で、ご両親の了解についても同じです。時間をかけてご理解いただくしかないでしょう。
お互いのいまの環境を尊重しようという結論に
実はお互いに以下のような状態だったりします。
- 実家住み
- 死ぬほど愛しているペット持ち
- 家族とも仲良し
彼女の職場が近いことと、私も仕事で福岡に行くことがありますからね。
また、私のやろうとしている新規事業立ち上げの拠点が福岡になる可能性も濃厚になってきているので。
- とりあえず籍入れる
- 家も借りる
- でも一緒には住まない。基本は実家
みたいなプランでいいんじゃね?と話がまとまりました(笑)
だいぶ特殊な例だと思います。芸能人かよって感じですよね。いや、芸能人でもないか。
ともかく、いびつであろうが、お互いに話し合った結果納得したのがこれなので、個人的にはすっきりしました。
話し合って結婚すれば、これからの生活がガラッと変わると思っていたので安心した
正直、いきなり一緒に住まなくて良いってのは安心したんですよね。
昔のデータにはなりますが、ワシントン大学の精神科医が作ったライフイベントストレス表ってのがあります。
心理的な影響力の大きさを表した表で、結婚は5位にランクインされてるんですよ。
ストレスは悲しい出来事だけでなく、嬉しい出来事でも降りかかる。
ワシントン大学の精神科医トーマスホームズと内科医リチャ―ド・レイエ教授が発表したライフイベントストレス表には、一般的に良いとされる出来事も入ってるからね。 pic.twitter.com/5Rs5SKzErB
— ほっしー@メンタルハッカー (@HossyMentalHack) 2018年11月6日
人間は良いことでも環境が変わると、精神的なストレスが増大してしまいますからね…。
新たな事業を立ち上げるストレスがかかるタイミングで結婚も重なると、良いこととはいえ、精神の不安定化は避けられないな〜と思っていたところ。
一緒に住めない寂しさはちょっとありつつも、今の環境から少しずつ新しい環境へ段階的に移行できるほうが、ストレスが少なくて幸せです。
結婚してないとおかしい!と言われる時代じゃなくて本当に良かったと思う
ありがたいことに、現代では結婚をしていなくても別におかしな人だとは思われません。
そういう人はいっぱいいるし、結婚して子供はいなくても楽しく過ごしている人もたくさんいます。
少し前であれば違った結婚の形は、ちょっとやせ我慢をしている感がありましたが、多様性が認められつつある社会ですからね。
ラッキーなことにも彼女も保守的ではなく柔軟な考えを持っている人です。うつ病持ちで性格がちょっとアレな私と結婚する気があるぐらいですし(笑)
結婚してないとおかしい!という時代であれば、うつ病を持っているだけで結婚を諦める人が多かったのではないかと思います。
いきなり結婚するというものではなく、少しずつ結婚していく。こういう形があっても良いのではないでしょうかね。
結論:パートナーとは誠実に、不安も全部言って話し合おう
と思って、言いたいことが言えない気持ちはわかります。
だけど、どんな形であれ、それなりに長い間付き合っていく相手になるので、話し合いは絶対にしておいたほうがいい。
いや、しておかなきゃいけないんです。こればっかりは。
怖かったですけど、私は話し合ってみてスッキリしたので良かったですよ。
未来がどういう形になるのか、少しでも見通しが立つと、不安がなくなるので超おすすめです。
うつ病持ちのパートナーがいる人で、結婚に迷っている人の参考になると嬉しい。
ほっしーさんコメント失礼いたします。
いつもYouTube、Twitter、ブログ楽しみに拝見させてもらっております。
とてもすてきな彼女様、フラットで柔軟な感覚はうちの夫みたいです^_^
私も精神疾患を患っていますが、夫がなんとかなるさ精神の持ち主なので、助けられています。
とても仲良しですが、私が時々一人になりたくなったりするので、別々に住む時期もあったり。
結婚の形としては不思議に見えるかもしれません笑。
夫のお母さんもうつの経験があるので夫の家族も理解がありますし、私もお母さんから学ぶことがたくさんあります^_^
お互いを程よい距離感で尊重しあえる、形に捉われなくても絆があれば。とても幸せですね♩
おこがましいかもしれないですが、、、
ほっしーさんと彼女様の幸せ心より願っております\(//∇//)\
おふたりの結論、
とても素敵だと感じました。
それぞれの
今の状況と理想を
きちんと伝え合って、
一緒に進もうとなさっているのに憧れます。
1000年前は
日本でも妻問婚
(旦那さんが奥さんの家に通う)
があったわけですし、
夫婦が違う家屋に住むことは
そんなに珍しいことではないと思います。
余談ですが…
うつで休職中だったときに
ひとり暮らしの私を
懸命に支えてくれた元彼には
感謝しかありません。
でも、私が結婚を焦るばかり
関係がギクシャクしてしまい
次のうつの波が来たときに
こちらから
別れを切り出してしまいました。
2年経ち、
最近ようやく吹っ切れましたが
今でも夢に出てくることがあります。
結婚観は
かなりナイーブな問題だからこそ、
健康なときに
もっとちゃんと
話しておく必要があると感じました。
ありがとうございます〜〜〜!
結局のところ、障害の有無はそれほど関係なく、個人を観れるかだと思いますね。
精神疾患らしき彼と6年付き合っています。ほっしーさんの彼女と交流してみたいくらい、彼女の接し方参考になりました。ありがとうございました。これからもブログ拝見させていただきたいと思います。^_^