どうも、ほっしーです。
私のブログが色んな人に読まれるようになってきて、交友関係もメンタルヘルス以外にたくさん増えました。
数多い優秀な知り合いの一人に「Shin」さんという方がいます。
私と同じ20代なのに、某外資系コンサルティングファームで、マネジャーにまで上り詰めているとか…すんげぇ…w
Outward Matrixというブログを運営されていて、内容はガッツリ「仕事」に関すること。
と感じるでしょうが、言い方悪いけど、バカにも分かるようにめっちゃ丁寧にかかれているブログですw
そんな彼が、1冊の本を出しました。
- コンサルタントだし
- バリバリ英語できるみたいだし
- ブログは理路整然と書かれているし、分かりやすいし
- ブログきっかけで本出したし、しかもダイヤモンド社だし
- 名前英語だしw
嫉妬にもにたダサい感情で開いた本は、Shinさんの1年前からストーリーが展開されていました。
そこには、私と同じように仕事ができなくて追い込まれ、うつ状態になった彼が…!
人には個体差があるのに「無駄に頑張る」という危険
ぼくは精神的にも体力的にも強いほうではありません。
それなのに、毎日「おまえはダメだ」「いないほうがいいんじゃないか?」という視線にさらされ続け、それを跳ね除けるために早朝から深夜まで働く——。
そんな日々に耐えられるはずがありませんでした。
数週間たった頃、ぼくは自分の異変に気づきました。
季節は秋。あんなに色鮮やかだった通勤途中の紅葉が、急に灰色にしか見えなくなりました。
20代前半で食欲旺盛だったのに、食事もほとんど喉を通りません。
そして、ぼくはベッドから起き上がれなくなり、2週間ほど「体調不良」という名目で家に閉じこもることになりました。
もしあのとき精神科を受診していたら、なんらかの病名がついていてもおかしくなかったでしょう。
私の経験から言えば、こりゃ完全にうつ病ですね…w
頑張りすぎてうつ病になると言われるけど、昔の自分を思い返してみると…まさに無思考に頑張ってました。
深く考えているようで、実は周りが全く見えてなくて浅いんですよ。
結果論でしかないですけど、うつ病人あるあるでございますw
また、人には個体差があります。
- 体力
- 精神力
- ストレス耐性
これらが違うってのに、◯◯さんはもっと頑張ってるから自分も頑張らなきゃってのはおかしな話なんですよね。
今はわかりますが、働いていた当時は全く気づけなかったなぁ…。
人はこうして自分を追い込んでいくのです。
追い込まれている人というのは、心に余裕がある時だったら気づくような簡単なことにすら気がつけない。
仕事ができなくて追い込まれてるをバカにしたら怖いですよ。
現状を冷静に分析し、見ている方向を変える
まずぼくは、なぜ自分ができないのかを必死に考えました。
その結果、原因は次の7つに集約されました。
1.吸収力……指摘されても「右から左」状態
2.主体性……振られた仕事をこなすだけで精一杯
3.目標設定力……自分の現状と課題が理解できていない
4.思考力……何を、どう、深く考えればいいかわからない
5.資料作成力……資料作成の基本が身についていない
6.コミュニケーション力……上司と良好な関係が築けない
7.生産性……一つひとつの仕事にとても時間がかかってしまう
著者のShinさんは、コンサルタントとして落ちこぼれだったと書いています。
が、現状の足りないポイントを冷静に洗い出して、どう改善していくかという思考に変わってる。
その意味では、真の落ちこぼれとは言えないかもしれませんw
うつ病にズブズブとハマっていく人の場合、ここでひたすら自分を責めるか、環境のせいにして現実を直視しないんですよ。
うつ病寸前の状態から約1年で、ぼくは落ちこぼれから脱却したどころか、他社からも欲しがられる人材となっていたのです
この本はここから、落ちこぼれのための仕事術が展開されていきます。
抽象的な表現ではなく、こうしてこうしてこうしてこうしてきた! みたいにすごく丁寧にかかれている。
むちゃくちゃ優秀なひとが読めば、まどろっこしいって思ってしまうほどに。
ビジネス書読んでて、いいこといっぱい書いてるけど、自分でどう実践したらいいかわからないんだよね…
という人が読み終わったら即行動したくなるような内容になってます。
実は私も、この本の中で紹介されている最強のTodoリストの使い方を彼のオンラインサロンで教えてもらって使ってます。
生産性フィーバー状態になるので、楽しくてどんどんのめり込みますよw
追い込まれて仕事ができない人向けのビジネス書だ
私、ほっしーの例で言えば…
…と、本気でそう思ってました。
でもいま振り返ってみると、職場の人間関係も悪くなかったし、残業も避けられない部分はあったけど有効活用する方法も探せたはずです。
私は今回引用した本の著者Shinさんのように、現状を冷静に分析して自分の幸せを見つめることができなかった。
そうやって自分を追い込んでいる人は、ぜひ読んでみてください。