双極性障害について改めて考えてみる。診断基準や心気妄想について。

双極性障害を患って1年。

今回本を購入して改めて勉強しなおしています。

いろいろと思うことがあって書きました。

 

 

双極性障害とは

双極性障害は一般的なうつ病と違って診断が難しいところだと思います。

というのも、まず双極性障害(躁うつ病)はうつ状態と躁状態(異常にテンションが高い)に分かれます。

躁状態のときは、基本的には気分がハイになりなんでもできます状態になります。

あまり眠らなくても平気です。アイデアがどんどん浮かんできます。

変わりに考えがまとまりません。

私はⅡ型と言われるもので、Ⅰ型の人に比べると一般的に躁状態のレベルが低いと言われています。

Ⅰ型は入院を必要とするほど周りに迷惑をかける躁状態になるらしいです。

お金がないのに高級品を買い漁ったり、根拠もなく起業したり。

今後の人生に影響があるレベルの状態にまで行きます。

Ⅱ型はそこまでないにしても例えば私なら。

引っ越して家具家電を揃えるのに必要とも思えない高いものばかりを買う。

一人暮らしでワンルームだったので、ルンバ必要だったか甚だ疑問ですよ。

ただ、いま実家に帰って自分の部屋がありますが掃除いらずなのはありがたく躁状態だった自分に少し感謝ですね。

 

双極性障害の診断基準

アメリカでは、人口の四・七パーセントが双極性障害である、というようなデータすら報告されています。これはさすがに多すぎるでしょう。最近では、アメリカにおける双極性障害の過剰診断が、問題になってきています。私自身は、双極Ⅱ型障害の基準は、もう少し厳しくした方がよいと思っています。しかし今後、双極Ⅱ型障害の診断は、もっと増えるかもしれません。

このように、過剰診断になっているというのは、アメリカ独自の現象です。日本では、むしろ過小診断、すなわち、本当は双極性障害の患者さんが、誤ってうつ病として治療されてしまうという傾向が、今でも続いていると思います。

引用:双極性障害―躁うつ病への対処と治療 (ちくま新書)

誤ってうつと診断された場合にどんな問題が起きるか。それは、抗うつ剤を処方され続けることです。

抗うつ剤とはうつを回復させる、気分を高揚させる効果のある薬になります。

うつ病の方はこれを飲み続ければ良いわけですが、双極性障害の場合は躁状態も病気の範囲になりますから躁状態になって抗うつ剤を処方され続けるとなると、大問題になります。病状が悪化しますね。

 

また、うつ病と誤診されていることを患者本人は知る由もないですから、自分が躁状態になっていることに気が付きません。

服用し続けて躁状態が激しくなるか、治ったと勘違いして抗うつ剤を飲むことをやめまたうつ状態へと落ちていく事になるかもしれません。

いずれにしても、自分の病気は自分で勉強しておくことが大事ですね。

もちろん専門家じゃありませんがわからないことだらけですが、病気から目をそらして人任せにするわけには行きません。

 

自分でも病気を知ること、知ろうとすることが寛解への一歩を踏み出すことになると思います。

うつから脱出するための全8ステップ

また、医者がどういう診断方法をとっているのか知るのも大事ですね。自分が大して重要じゃないと思っていた自分の情報が実はキーになるかもしれません。

それを測る物差しは経験だけで測るのは危険だと思います。経験には必ず感情が入ってくるでしょうから知識として病気のことを知っていれば、客観的に見ることができるでしょう。

 

健常者が知る由もない本当のうつ

うつ状態は病気を詳しく知らない方が経験するような「今日鬱だわ〜」というものとはレベルがはっきりと違います。

私も病気になり前はよく「今日鬱だわ〜」なんて友達と語り合っていました。もちろん本気で落ち込んだ時もありました。
でもレベルが違います。地獄のような苦しさが何ヶ月にもわたって続くのです。好きなことにも一切の興味を失います。

 

こればかりはなってみないとわからないとしかいえませんが(笑)

病気になる以前の私は、車が大好きな少年でした。働いたらスポーツカーを買う。休みの日はディーラーや中古車巡りをして将来を想像してワクワクしていました。

もともとスポーツカーが大好きで、今でも調子のよいときは見に行ったりしてるんですよ。

20代車好きが選ぶ!かっこいいスポーツカーの画像まとめ

 

三度の飯より車好きだった私が、車が鉄の塊にしか見えなくなりました。今は少し回復しているので多少の興味はありますが以前のような高揚感は全くありません。

気持ちの落ち込みより趣味がなくなるというのが相当ショックです。生きがいをごっそりと奪われてしまったかのようです。

 

それが原因でまた自分を責めてしまうという悪循環に陥ります。

病気になった私でさえ、病気になる前はうつは甘え、気持ちの問題だと思っていました。ですが、うつは脳機能の異常です。心ではどうすることもできません。

うつ病は甘えじゃないぞ…。 実際にうつ病になってわかった11のこと

 

脳梗塞の方に脳梗塞は甘え。なんていったら変ですよね?そういうことです。

うつ状態の人間に「頑張ってね」と言ってはいけないというのはこの認識の違いから生まれていると思います。

結局、休むしかないということです。

 

心気妄想

心気妄想というものがあります。

それは、自分が重い病気にかかったと信じこんでしまう妄想のこと。

私は最初これでした。

学生時代にうつの時期になると(私の場合は11月)謎の首こり肩こり吐き気が続いて

当時登校することも困難に。挙句の果てに電車の中で動悸がして電車に乗り事も怖くなりました。

 

今思えば躁うつのうつの症状だとわかります。というのも時期も11月ですし、私はうつ状態になると肩こり首こりがやってくるので。

うつ歴3年でわかった! 冬至と気分の落ち込みに関連があるっぽいね

先生にはパニック障害の可能性もあると言われましたが、体調の良い時は全く起こりえないことなのでパニック障害はないとは思っています。

 

さいごに

病気を患ってから1年。インターネットで色々と調べて勉強はしていましたが何か釈然としないものを感じていました。

そこで本を買ってみようと、今読んでいます。

本を読むってことはめちゃくちゃ大事で、敵を倒すにはまず敵のことを知らなければなりません。

相当な数の本を読んできたので、きっとあなたにもいい1冊が見つかるでしょう↓

当事者が選ぶ! 双極性障害のことがよくわかる本19選

 

追記:この記事から2年弱後、寛解しました

ほっしーさんは双極性障害ではないかも? と精神科医に言われました…。

 

kusuri