どうも、ほっしー(@HossyMentalHack)です。
うつ病は心の風邪なんて言ったりして、ずいぶんと一般にも定着してきて少しづつ偏見もなくなってくるといいなと思ってます。
ただ、当事者としては……
と思ってしまうのも事実。
しかし、うつ病は誰にでもかかる病気ですよ!と警告を出すことは大事なことだと思います。
なので、病気を抱えている人からしてみると「うつ病は心の風邪」というキャッチフレーズには複雑な気持ちを抱いている人もいるかもしれません。
うつは心の風邪なのか?
風邪と言えるほど気軽に治ればそりゃいいですね
はい、風邪といえるほどに気軽に治るものであればどんなにいいかと。
当事者たちはそう思っているはずです。
な〜にが心の風邪だよ。全然治らねぇよ……
そんな悲痛な叫びが聞こえてきそう。
私はわりと早い段階で安定したので助かってますが、比較的早く治るとされるうつ病でも、長年苦しんでる方はいるんですよ。
それはそもそも、うつ病じゃないって可能性もあるんですよね。
統合失調症だったり、双極性障害だったり……精神科医療がまだ未熟なので誤診を受けている可能性も高いわけです。
それでも、啓蒙活動は大切
心の風邪なんて軽い感じで言われると、ちょっと嫌な気持ちになるというのは正直なところなんですが(笑)
でも、それでも、啓蒙活動は必要なんですよ。
うつと無縁の人生を送ることができればそれに越したことはありませんが、「心の風邪」と言われるほどに誰でもかかってしまうわけです。
うつ病?は?wwそんなの甘えだろwww
なんて言ってる人に限って、うつ状態に陥ることはよく知っておいて欲しいです。
今こうしてブログを書いている私がそうでしたから(笑)
本当のうつ状態とは?
日常生活に支障をきたすレベル
私で言うなら文字が躍りました。人の声が入ってきません。
サイトに登録する文字認証みたいな感じですw
これに加えて仕事中は、変な耳鳴りとめまい、吐き気がして、数分に一度トイレに行かないといけなくなりました。
会社員時代は名古屋で一人暮らしをしていたのですが、食事が取れないんですよ。
いや、取れないというより、食事する気が起きないといったほうが正しいかもしれません。
うつ状態がひどかった当時は、天井のシミを数えるのが趣味だったといえるでしょうね(笑)
会社が半ば強制的に実家に送還してくれたので良かったですが、あのまま1人名古屋にいたら今こうしてブログをかけているかわかりませんね。
死ぬ気力も湧かない
私は死にたいとは思ったことないと記憶してます。
ただ、消えたいや生きたくないという感情はありました。
これ、死にたいとはニュアンスが違うんですよ。
死ぬのもめんどくさい。生きるのもめんどくさい。このままふわっと消えてしまわないかな…
といった感じでしょうか。
つまり、無気力なんですよ。何事も。生に関することも、死に関することも……。
死にたいなんて感情は存在しないと思ってる。人は死んだことないから死にたいなんて言葉はそもそもおかしい。
もう生きたくないのほうが正しいかな。
それに、本当に死にたい人は口に出す前に動く。
— 星野 良輔 (ほっしー) (@hossy_fe_ap)
かかりやすさは「風邪」かかったら「重篤なインフルエンザ」
これぐらいに表現してもらえると適切かもしれません。
うーん…重篤なインフルエンザのほうがマシって言う人もいるかもw
ともかく、うつは私たちのすぐ近くにいてすぐ汚染してくるくせに、相当凶悪なんですよ。
まず、仕事はなくなると思ってもらったほうがいいでしょう。
そして金銭的にも厳しくなりますね。
結婚している方であれば、家庭環境が悪くなることは間違いないでしょう。
金銭的に余裕がなくなれば心の余裕もなくなるもんですよ。悲しいですが。
簡単にかかるくせに、人生は崩壊させかねない。バイオハザードかよっていう(笑)
うつになった私が考えるうつにかかりやすい人の特徴をまとめた記事を書いたのでぜひご一読ください。