どうも、メンタルヘルスブロガーのほっしー(@HossyMentalHack)です。
あなたはうつ病になって治療を続けるなかで、他の人はどんな体験をしているんだろうと気になったことはありませんか?
私も、気になって、Twitterで同じ病気の人をフォローしたり、本を読み漁ったりしました。
ただ、Twitterはすぐに流れていってしまいますし、エピソードを深く語ったりはしてないんですよね。
個人情報もありますし、話したくないこともあるでしょう。
本についても、精神科医が書いてあるものばかりで、体験談というよりは症例レポートのようなものが多いです。
また、体験談的な本についても、文字だとどうしてもイメージが掴みにくい。
うつ病のうつの感じは文字で表現することがとても難しいんですよね。
それは私がブログを1年以上続けている中でも感じていることです。
ただ、こういった悩みを解消してくれる本を見つけました。
田中圭一さんのうつヌケという本です。
私がこの本を読んだ素直な感想はこれ。
これほどまでに、暗くなりすぎずかつ、暗い部分もしっかりと表現できているマンガは他に知りませんね。
しかもマンガなので、表情や雰囲気、情景などもしっかりと浮かんできます。
このうつマンガに出会ってないひとは、本当にもったいないので、今回はうつヌケを紹介します。
ネタバレはありませんのでご安心ください。
うつヌケは体験談まとめだ!
うつヌケとはうつのトンネルを抜けた人たちの略です。
この本は10名以上の登場人物が居ます。
そしてみんな立場が違うんですよ。
- 外資系の会社で働いているひと
- システムエンジニア
- ミュージシャン
- その他いろいろ
芸能人の体験談なんかは読んだことがありますけど、どうしても立場が特殊だったりするじゃないですか。
うつヌケは、一般人の体験談も多く含まれているので、参考になることが多いです。
私が1番印象に残ったフレーズ
「うつ病はいかに健康的なナルシシズムを取り戻すかだと思います。」
これすげぇわかる…。いい漫画だなぁ。#うつヌケ
— 星野 良輔 (@hossy_fe_ap) 2017年1月18日
うつ病がひどくなると、なんでも悲観的に捉えてしまって自分はダメ人間なんだ…と思いこんでしまいますよね。
私もうつから復帰しようとするときは、
- 休む
- 好きなことをする
- ちょっとだけ頑張って達成できることをする
- 自分を褒める
- 自信を取り戻す
つまり、いかに健康的に自分に対する愛を取り戻せるかってことなんですよ。
ナルシストな人って、ホント幸せそうじゃないですか(笑)
他人に対しても自分大好き全開は嫌われてしまいますが、自分ひとりのときぐらいは自分を好きでいたいですよね。
わかってはいたつもりですが、自己愛について改めて重要だよなぁと感じさせられました。
うつヌケこんな人にオススメ
- うつや双極性障害に関しての体験談が読みたい
- 難しい本は苦手、できればマンガがいい
- 気持ちが暗くなりすぎる本は怖いから読みたくない
- 手軽に読める量がいい
マンガなので20分程度で読み終わりました。
かといって、内容は薄いわけではなくむしろ濃いです。よくまとまってます。
気軽な気持ちで手にとって見てください。
ほんと、勉強になりました。