うつ病の人にどう声かけしたらいいかって? うーん…当事者としてはその前向きな姿勢がつらいよ。

安心できる環境
男性

うつ病の人に、どんな声かけをしたたら良いのか…

大切な人がうつになったとき、何かしてあげられることはないかと悩む人は多いでしょう。

とはいえ…ですね。

ほっしー

その前向きな姿勢が、当事者にとってはつれぇんだよ…

もちろん、何かをしてあげようとしてくれる姿勢にはありがたく思います。

だけどほとんどの場合、ご期待の添えないんですわ。

 

たぶんね、健常者にとっては「手応えがない」とずっと思うことになるですよ。

だからそんなに期待せず、ゆったり構えてほしいというのがこの記事で伝えたいことです。

 

最も重要なのは、理解者の存在

わたしは過去に、うつマッピングというものを作りました。

うつマッピングでも上位を占めていますよね。

「理解」というとハードルは高いですが、やることは単純です。

わたしは不登校も経験したことがありますが、本当の意味で休めると感じたのは両親が登校させることをあきらめたときからです。

私と母の不登校体験については、以下の記事にガッツリまとめてますので合わせてどうぞ。

 

口に出さなくても、考えていることは伝わるんですよ。

特にうつ病の人はそういう人の感情が出すオーラ?みたいなの敏感ですからね。

ほっしー

だからね…絶対私が復帰させてやろう!みたいなこと考えてるとそれは当事者を追い込むことになるんだよ…

女性
じゃあ、周囲の人ができることは何もないの?

いいえ!

カウンセラーでも精神科医でもできないことが1つあります。

さっきも言いましたが、安心できる場を提供することです。

これは近くにいるあなたにしかできません。

「日常に安心を与える」

これは、精神科医や臨床心理士にだって無理ですよ。

彼らはあくまで、治療者なので対等な人間関係ではないのです。

たしかに安心は与えてくれますけど、効果は限定的です。

いつも近くに居てくれるわけじゃないので。

 

うつ病をバカにせず、軽く考えてほしい

ほっしー
バカにせず軽く考える。 誤字じゃないからね!w

みんな重く受け止め過ぎな気がするんですよね…。

もっとリラックスして病気と向き合わないと、大切なものを見落としがちになると思うんです。

ほっしー
治して欲しいなんて言わないよ。

リラックスできる環境を与えてくれさえすればいいんや。

うつ病人だって同じ人間ですよ。

うつ病はその人の持っているものであって、その人の全てではないんです。

ただの病気ですからね。

 

「声かけ」という意識が良くない

  • 自分が救ってあげなければ
  • なにかできることがあるのではないか
  • なんとかしてあげよう

これはポジティブな考え方すぎます…。

少し厳しい言い方をすれば、うつ病をなめ過ぎですね。

素人が治せると思ったら大間違いです。だって普通の病気だもの。

もしあなたの大切な人が骨折してたらどうしますか?無理やりくっつけようとしますか?おかしいですよね?

 

もっとナチュラルに、生暖かく見守ってください(笑)

夏休みだから家にいるんだよな〜ぐらいの感覚がいちばんいいです。

 

大事な考えかたなので、もう一度いいます。

私は過去に不登校だったんですけど、復帰できたのは両親が諦めてくれたから。

女性

なんとかなるやろ。まあ今は家で楽しく過ごし。

という態度に変わってから、本当の意味で心が休まりました。

そのあとたった1年で回復して、復帰したんです。

 

うつ病はこんなに早くなかったけれど、いい意味で両親は最初から諦めてくれてました。

なので家に居場所ができたのです。

声かけは不要。心休まる居場所を提供してあげてください。

 

安心できる環境

心理学やメンタルハック(心の分析、改善)が大好き。

新卒でIT企業に就職 → 半年でうつ病 → フリーランス。

ブログを仕事にして(最高45万PV)お金を稼ぎつつ、本を読み漁ってます。

#うつマッピングの著者です。

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