自殺する子供をひとりでも減らすため【死んだら負け】をオレは言い続けるよ。。。
— 松本人志 (@matsu_bouzu) 2018年10月16日
【死んだら負け】…僕が高次脳機能障害盛んなりし頃にマジ死のうかと本気で考えたのは、凄く単純に「死んだほうがらくなぐらい辛いから」だった。死んだら負けとか言われた瞬間、そのぐらい苦しい状態を全否定されたことになるって分かって欲しい。残酷とかの言葉じゃ言い表せない
— 鈴木大介 (@Dyskens) October 17, 2018
【死んだら負け】
人間は逃げ道を塞がれると、より危険な方向にエネルギーを振る。
自殺は防ぐべきだけど、強制的に死ぬな!というとより自殺に対するエネルギーが増す。
最終選択肢として残しつつも、周りの支援によってなんとか避けるという方法じゃないとね。
— ほっしー@新刊出ます📖 (@HossyMentalHack) October 17, 2018
【死んだら負け】は危険なんですよ。強者は分かってないな…。
私はうつ病経験者として言い続けます。
自殺する人をひとりでも減らすため【死んだら負けという考えは危険】をオレは言い続けるよ。。。
— ほっしー@新刊出ます📖 (@HossyMentalHack) 2018年10月22日
なぜ死んだら負けという発想は危険なのか?私のうつ病体験を元に、話していきます。
「死んだら…逃げたら…負けだ」と思っていた会社員時代
「うつ病ですね」と診断が出たとき、とにかく自分が受け入れられなかったんですよ。
自殺してしまいたいというよりは、消えてしまいたい感覚でしたけど、死を選ぶことは負けだと思ってました。
死を選んだら負けでありながら、うつ病である自分が受け入れられない。しかし何もできない…ベットから起き上がれない。
たかが仕事ですよ?やめたっていいし、日本なら最終手段として生活保護だってあるんです。
仕事の責任?プライド?…くだらないくだらない。
そんなもの健康に比べたらゴミみたいなものですわ。
当時の私は、仕事をやめたいのに、辞めたいと言えなかった。それは、負けだという発想があったから。
戦略的撤退という言葉もあるのに、なぜか負けだと思っていたから。
松本人志氏のように、死んだら負けだと思っていたからです。
もちろん「辞めたいです」という言葉を上司に伝えるのが怖かったこともあります。
負けても良いんだと思えても、伝える勇気が沸かないんですよね。
今の時代は、退職を代行してくれるサービスもあるので、上手に使ってほしい。
自殺の可能性を残しておくことで、自殺が防げるかもしれない
自殺の選択も、最悪はあり得る。この権利は奪ってはいけない。
ただ、その権利を行使しない、させないことを考えるべきなのです。
人間はやめろと言われたらやりたくなるもんですからね(笑)
そもそも「○○をしてはいけない」という発想が危ないんですよ。
視野が狭くなって、いろんな可能性に気づけなくなる。
周りが見えなくなることが、最も自殺に近づいていくのです。
だから、自殺は絶対にしてはいけない。ではなく、追い込まれると自殺を選択する可能性もあるのかもしれない。という可能性は残しておくべきです。
そしてさっきも言ったように、そうさせないための、そうしないための努力をしましょう。
一応断っておきますが、自殺自体は私も大反対ですよ。
実際にうつ病になって死と向き合い、生きていて本当に良かったと思っているので。
ただ何度も言うように、選択肢としては絶対に残しておくべきです。
メンタルヘルスの名言としてよく語り継がれる「自立とは、依存先を増やすことだ」という言葉があります。
この図は「所属先を増やすことで孤独を防ぐこと」を意味しますが、自殺の選択肢を残しておくことで、自殺の可能性が低くなるとも言えるんじゃないでしょうかね。
選択肢が少ないと、エネルギーが集中するのは図からも分かると思いますから。
それに、自殺の否定は本人がするものではなく、周りが勝手にしちゃうこと多いですよね。
本人がメンタル回復して自殺を否定すればいい。そしてまたそれをサポートすればいいだけの話なんです。
自殺すんじゃねぇよ!と高圧的な態度を取っていると、むしろ自殺の可能性を上げてしまうのです。
「死んだら負け」ではなく「逃げるが勝ち」
— ほっしー@新刊出ます📖 (@HossyMentalHack) 2018年10月19日
自殺を防ぐことと、自殺を否定することは違う
私を応援してくれる人も、私をネット上で叩いている人も、誰にも死んでほしくないですよ。
これは綺麗事ではありません。ええ、さいごにゲスな側面を語りましょうか。
たとえば2ちゃんねるに私の個人スレッドが立っていますが、そこにいるひとたちも私のTwitterやブログを見てくれているわけです。
目的がアラ探しであろうと、ブログのアクセスアップやTwitterのフォロワー数アップに貢献しているってなわけ。
もしアンチたちが自殺してしまうと、無料の営業マンがひとり居なくなるわけですよ。私としてもそれは損失になるわけです。
これは日本経済に置き換えて考えることも可能です。
うつ病で仕事もできなくて、医療費ばっかり使ってしまって…生きる価値なんてないよね…
という人がたくさんいますが、精神科医や臨床心理士が職業として成立するのは、私たちが存在するからですよ。
あ、あと抗うつ薬を作ってる製薬会社もですね。抗うつ薬ってビジネスとしてはボロ儲けらしいですから。
いやー製薬会社の社員たちを食わせてるんですよ、私たちは。
ってなことを考えると、自殺することで得する人なんてこの世に存在しないんですよ。みんな損する。
だから、社会全体としては自殺を防がなければなりません。
アベノミクスやらなんやら、難しいこと考えなくても自殺者を減らせれば経済はずいぶん良くなると思いますけどねぇ…。
伝わってるか不安なので、さいごにもう一度言いますね。
「死んだら負け」ではなく「逃げるが勝ち」
— ほっしー@新刊出ます📖 (@HossyMentalHack) 2018年10月19日
もうね、自分のこと人間のカスだと思っちゃってたよね。