どうも、「ほっしーのメンタルハック」という当ブログを運営しているメンタルハッカーのほっしーです。
メンタルハックという言葉は、前から使われている言葉ですが、あんまり有名じゃなかったんですよ。
メンタル版のライフハックとして広めたいな〜と思って、私がこのブログ名に使わせていただいてます。
で!まさかまさかのメンタリストであるDaiGoさんが「メンタルハック大全」という本を出したんですよ(笑)
しかも!発売日は10月24日。私の出版した本が10月19日ですから、絶対意識された!!とか、舞い上がりましたw
ええ、私の勘違いであることはすぐに理解できました(笑)
メンタルハッカーなので、タイトル買いした。
メンタルハックで検索したら、うちのブログよりもDaiGoさんのAmazonのページが
上に来る…(笑)人生が変わる メンタルハック大全 メンタリストDaiGo (著)https://t.co/smmd049G4o pic.twitter.com/TZcz8396gx
— ほっしー@メンタルハッカー (@HossyMentalHack) 2018年10月25日
冗談はさておき、本の内容はふつうに面白い。
- ニコニコ動画やYouTubeで発言した内容
- これまでのその他媒体での発信内容
これらを改めてまとめ直した?ような感じで、94個のメンタルハックが紹介されていました。
この記事では、私が大共感したポイントを3つに絞ってご紹介します。
なお、引用はすべて「メンタルハック大全」からのものです。
1.上司の素直な意見が欲しいは信じるな
アメリカ・ノースキャロライナ大学のアリソン・ファイルの研究で、「上司に対して行けする人とそうでない人とどちらのほうが嫌われなくて出世しやすくなるか」という実験があります。
ここでは「地位の低い人が意見を出すと嫌われる」という結果が出ています。
つまり「地位が上がってから出ないと意見は言わないほうがいい」という悲しい結果です。
でもこれ、アメリカでの話ですよね?日本だともっと結果は悲惨なんじゃないですか?(笑)
日本の場合は根性論や体育会系がまだまだはびこってますから、この傾向はより一層強まるでしょうし。
私がいまの働き方を選んでいるのも、こういうどうしようもない問題から逃げるためなんだろうなぁ…。
どんな人だって、心で嫌だと感じていることで成果を出せるほど仕事って甘くないと思うんですよね。
対等な立場で一緒にやっていけたら、仕事は楽しいんですけどね。
上司と部下のように、役職で人を分けると人格が変わってしまうことはスタンフォードの監獄実験でも有名です。
監獄実験とは、実験参加者に看守役と囚人役に分かれてその役を演じてもらう実験です。
役を演じてもらうだけで何も指示していないのに、看守役の人は囚人役の人にひどいことをしたり、し始めるようになりました。
立場や権力が強くなるほど、人間性は失われるということです。
2.10%ルールで目標を設定
なにか目標を立てて実行しようとするも、うまくいかない経験ってだれでもありますよね。
それは、急に70~100%自分を変えようとするからではないでしょうか?
では、どのくらいの目標を設定すれば良いのでしょうか?
簡単に成功する目安は、「10%」です。簡単そうではあるけれども、それなりの努力をしなければ達成できない、というレベルの目標ですね。
私も振り返ってみると、小さなステップを大切にしてきました。
たとえば過去に立てた大きな目標として「散歩を習慣化したい」があります。
と頑張ったんですが、まぁすぐに挫折しました。そりゃ無理もないですわ。
うつ病で外に出る習慣がほとんどないときの話なので、目標設定が高すぎた。
大目標として「散歩の習慣化」が存在している分には良いのですが、小さなステップ。ここでいうと10%の変化を取り入れるべきだったんです。
で!私は実際に10%ルールを取り入れてから散歩の習慣化に成功しました。
【うつ持ちの私が、散歩を習慣化するまでの道のり】
・靴を履くだけでオッケー
・ポストを確認しに行くだけでオッケー
・5分歩いたらオッケー
・気持ちが萎えたら帰ってオッケーこれでいつのまにか30分はのんびり歩けるようになったよ。
他人と比べずに、小さな成功体験を積むことが大切。
— ほっしー@メンタルハッカー (@HossyMentalHack) 2018年10月7日
3.情報を選んで、メンタルを守る
不快感を覚える情報や、ショッキングな情報に接すれば接するほど「受動ストレス」がたまることがわかっています。
受動ストレスが蓄積すると、メンタルへのダメージも大きくなり、ビジネスの局面でも弊害が出かねません。どうできる限り、避けることをオススメします。
ここがいちばんの共感ポイントだわ。食事には気をつけるのに、情報に気をつけてない人多すぎ!
ネガティブな話は書くほうにはメリットがある。書き出すことでスッキリしたり、客観視できるから冷静になれる。
読むほうはほとんどメリットがない。ネガティブな情報を入れると、体調崩しやすくなる。一時的な安い共感のみ。
メンタル疾患をある程度回復させた人は、ネガティブな情報は避けてるよ。
— ほっしー@メンタルハッカー (@HossyMentalHack) 2018年10月30日
脳は想像することで「さも自分が体験しているかのような」感覚に陥ることができる。
だからこそ取り入れる情報には気をつけなきゃいけない。いつのまにか刻み込まれるぞよ。
私はネガティブなものを見ない!と決めてから心がどんどん軽くなったからつまりそういうことですな。
— ほっしー@メンタルハッカー (@HossyMentalHack) 2018年10月30日
それほど強烈ではないネガティブコンテンツは、インパクトこそ薄くとも、じわりじわりと体を蝕んでいく。
タバコを一本吸っただけならそれほど問題なくても、常習化すればよくないことはみんなわかってるよね。
ネガティブコンテンツは情報ジャンク。意識的に減らす努力をしよう。
— ほっしー@メンタルハッカー (@HossyMentalHack) 2018年11月2日
“自分からわざわざネガティブなニュースに接していくのは、自分で自分の体を傷つけているのと同じ。 ” https://t.co/VJnIoB3Qek
これはめっちゃ共感するな〜。ネット上にあふれるネガティブなコンテンツは目に入れないようにしてる。
メンタル疾患持ちの人は共感性高いから特に注意が必要。
— ほっしー@メンタルハッカー (@HossyMentalHack) November 5, 2018
たとえば、同じ病気の人の発言でもすごくネガティブなものは引っ張られていってしまいますからね…。
メンヘラコミュニティが崩壊するときも、誰か1人がメンタルやられた時に周りが引っ張られて総崩れすることからも、ネガティブは伝染することがよく分かる。
また、こんな実験もあるそうですよ。
1993年、「人間の感情がいかに他人に伝染するのか」というテーマで行われた実験があります。
その結果、周りにネガティブな人やネガティブなニュースが多くなると、自分の表情や姿勢も変わって、声の出し方やコミュニケーションのとり方まで暗くなってしまうということがわかっています。
しかもこの実験では、意図的にネガティブなニュースを流すと被験者の半数程度はネガティブに引っ張られていました。
つまり、ネガティブなニュースに触れると約50%の確率でそれに引っ張られて「ネガティブな人になる可能性がある」ということわけです。
いつも私が「ネガティブな体験談とか見ない方がいい」って言ってたけど、間違ってなかったみたい。
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“ジャディブ・ベインズ博士らが行った研究によれば、他人から伝わってきたストレスは自分が感じたストレスのごとく細胞レベルで脳を変化させる”https://t.co/Ha6qLxgVeh
— ほっしー@メンタルハッカー (@HossyMentalHack) 2018年3月20日
これは無理にポジティブになれ!って言ってるわけじゃないんですよ。
ただ、ネガティブな情報を無意識に入れまくることはやめとけってことです。
たとえば、私のようにうつ病について書いている事が多いサイトなんかで、ネガティブでなんの解決策もない体験談が載っているところもたくさんあります。
一時的な共感で気持ちは軽くなるんですが、自分と同じ不幸な人がいるからそのままでいいやってなっちゃうんですよね。
スピリチュアルは嫌いだけど、ポジティブに自分を変えたい人にオススメ
この本に限った話ではないけど、DaiGoさんの本は科学的なデータもたくさん引用しつつポジティブになれる方法を提案してるので好きです。
意識していたわけじゃないんですけど、私の情報発信スタイルと似ているんですよね。
なので、共感する点もめっちゃ多いです。
そんな人にこそ、手にとってもらいたい1冊ですな。