うつとセロトニンの関係が見直されたけど、断薬しちゃダメだよ

どうも、ほっしーです。

気になるニュースを見ました。

数十人の国際的に著名な研究者たちが関わるメタアナリシスにより、セロトニン遺伝子・ストレス・うつ病などの相互関係について調べた2003年の研究結果は的外れな内容であった可能性が示唆されています。

引用:セロトニンとうつ病の関係を大きく見直すこととなる研究結果が発表される – GIGAZINE

今回のメタアナリシスの結果をまとめた論文はJournal of Molecular Psychiatry上で公開されています。

研究グループを率いたのは医学と生物統計学の助教授であるロバート・C・カルバーハウス氏で、

「我々の目標は、セロトニン遺伝子とうつ病に関するデータをすべて集め、内容を見直すことでした」

「我々はすべてのデータで同じ統計分析を行って結果を組み合わせたあと、セロトニン遺伝子はうつ病が引き起こすストレス変化に影響を及ぼさないことを確認しました」としています。

引用:セロトニンとうつ病の関係を大きく見直すこととなる研究結果が発表される – GIGAZINE

ほっしー
えっ、えーっ!

私はレクサプロという薬を飲んでうつがずいぶんと改善したなぁと感じています。

この薬がまさに、セロトニン増加の働きを助けてくれる薬。

 

まあ、うつに関しては現状、血液検査したら数値が下がったから治ってますねみたいな話ではないので、

レクサプロが効いてうつが良くなったかどうか? と言われるとわからないというのが正直なところです。

それを踏まえて考えると、このニュースは納得できる部分もあるし、信じたくない部分もある(笑)

で、Twitterとか見てるとショックを受けている人も多いみたいです。

ちょっと危ないなと感じたので、筆を執っていきまっせ。

 

 

無理に断薬して失敗したので焦らないで

まず最初に、1番大事なことを伝えましょう。

ほっしー
断薬は勝手にするんじゃねぇぞ! 絶対な!

今回のニュースがあろうとなかろうと、断薬や減薬は勝手にしてはいけません。

医師と相談しながら少しずつ減らしていくべきです。

私が実際に勝手に断薬したことがありまして、そのあとめちゃくちゃうつになりました。

レクサプロを断薬したら大変なことになった

 

冒頭で書いたように、精神科の薬が効いているのかどうかというものを図る指標がありません。

なので、やめたくなる気持ちもわかります。

が! 薬を飲んでいる状態に身体が慣れていることを忘れないでください。

急にやめると、本来身体に入ってくるべきものが入ってこず、異常反応を示して体調おかしくなったりします。

断薬してうつになったら、めっちゃ大変ですよ。なにより落ち込みが激しいから。

私が実際に経験して痛い目にあったので、あなたにはそうなってほしくないです。

 

薬のプラシーボ効果について知っておこう

プラシーボ(Placebo)の語源は、「喜ばせる」、「満足させる」という意味のラテン語で、患者を満足させるために用いられた薬効成分を含まない偽薬を意味します。

現在では特に、医薬品の臨床試験で用いられる、ある薬物(被検薬)の治療効果を判定するために用いられる対照薬として造られた、形、色、味、香り、硬度が被検薬と同一で、薬効成分は一切含まない偽薬を指します。

引用:プラシーボとは? | プラシーボ辞典

つまり、効果のない薬を飲んでも、患者が効く! と信じればその効果を発揮するというもの。

例えば、

男性

うつ病にバファリンが効く! って心から信じて飲み続ければうつ病が治った。

という人がいたとしましょう(笑)

もちろんバファリンがうつに効くことは、科学的な根拠が認められていないので、いくら語ったところで「トンデモ」と言われたり、

まだ治ってないんじゃないの? と疑惑の目を向けられることは間違いないでしょうw

それでもこの場合、プラシーボ効果で治ったということができます。

 

ちなみに、新薬開発にも偽薬は使われます。

比較試験を行う場合、被験者を二つのグループに分け、片方には治験薬を、もう一方には対照薬、あるいはプラセボを渡す方法がとられます。

それぞれのグループごとに効き目、安全性、用法などのデータを集積し、両者を比較することで、治験薬を公正かつ客観的に評価するわけです。

そのとき、担当する医師にも被験者(患者)にも、渡されるくすりの区別がつかないようにしたうえで、第三者の作成した割り付け表にしたがって実施する方法を、「二重盲検法」といいます。

(プラセボとプラシーボは同じです)

引用:プラセボとは? | 治験について | 武田薬品工業株式会社

当然ですが、「偽薬効果0% 新薬効果100%の場合のみ、新薬を認可」なんてことはあり得ません。

つまり、精神科の薬に限った話ではなく、すべての薬に一定のプラシーボ効果は含まれるということ。

実際に自分の飲んでいる薬の名前で臨床試験データを検索してみると、プラセボ、プラシーボと言った言葉が見つかるはずです。

すべての人に効く万能薬などないということを覚えておきましょう。

 

研究が間違っていることだってある

研究が間違っていることも

つまり、今回の研究でさえも、間違っている可能性もあるということ。

何年か経って、

男性
やっぱりセロトニン関係してるっぽいわ!!

という話にもなるかもしれません(笑)

今回の研究も、実は不正があって…みたいなことだってあるかも。

なにがどう転ぶかは、専門家ではない私たちには難しい話ですなぁ。

 

証明されました!に弱い私たちですから、

女性
うわぁ、もうセロトニン効果ないんだ…薬を飲んでも意味がない…

と、ネガティブになってしまいそうなところが怖いところ。

でも、世の中まだまだ分からないことだってたくさんあるし、絶対的に正しいものなんてないんですよ。

精神科の薬は当たりハズレが多いから「セロトニン間違ってた」の説得力が高くなっちゃうんですけどね(笑)

どこかで私たちって、薬に対して懐疑的なところがあると思うんです。

信じすぎると依存しちゃうから、薬に対するメンタリティは難しいところでもあるんですがね。

 

薬は専門家に任せて、私たちは日常生活の部分を気にしよう

星野良輔

今回、ニュースを見て困惑しているあなたに1番伝えたいことはこれ。

ほっしー
考えてもよくわからんから、いま自分にできることをやっときましょ。

素人判断で減薬・断薬することは危険すぎます。

今後、担当の精神科医から

精神科医
セロトニンを増やす薬は効果がないことが認められたので、違う薬に変えます。

と言われることもあるかも? しれませんし、ないかもしれません。

ここは私たちがコントロールできる領域じゃないんですよ。悩んだって仕方がない部分でもあるのです。

ありきたりですが、日々の生活のほうに意識を向けましょう。