こんにちは。デラさんと申します。
「うつ病でも楽しく生きる」をテーマにブログを運営しており、ぼくには「躁鬱病」を患った彼女がいます。
今はとても幸せなんですが、二人とも「うつ病」という何らかの「精神疾患」を抱えたカップル。
今後、ストレス社会ということもあります。
ぼくらのような組み合わせも決して珍しくない時代が近い将来やってくるでしょう。
そこで「うつ病カップル」が付き合う時、一緒に生活をする上で気をつけていることをご紹介していきますよ!
メンヘラ同士だとこんなことあるよ!
まずは「うつ病カップル」で起こるトラブルを紹介していきます。
特にこの3つに関しては現実的に起こりやすい事例かと思われますので、相互に理解を持って接していくことが大切ですね。
1.生活習慣が崩れる
うつ病になってからは特に「就寝」と「起床」する量と時間がとにかく不定期。
決まった生活リズムなんて、なかなかできることではありませんよね。
朝方に寝て、昼起きるという生活にどうしてもなってしまいます。
寝たい時に寝られず、起きたい時間に起きられない。
これは仕方のないこと。
自分は良くも悪くもこの状況を受け入れて生活することにして
「今日は早く起きれた!よっしゃ!」と、ポジティブに捉えることを常に意識しています。
ですが、慣れないうちは互いに責めてしまうでしょう。
自分に優しく相手に優しくいきましょうね。
2.互いにイライラする
彼女は「遅く寝ても早く起きたい人」ですので、たとえ4時に寝たとしても朝の「9時や10時」にアラームをセットして眠っています。
案の定、大音量が部屋中に響き渡るのですが「起きない」ということもしばしば。
結局、自分だけが起きてアラームを止め「朝だよ〜起きろ〜」と言っても目を覚まさない。
無駄に早起きをさせられて、彼女が二度寝から起きた時には「なんで起こしてくれなかったの!?」と険悪ムードになることも。
彼女側では、手伝いをして欲しい時にすぐ動いてくれないと「キレるor泣く」またお互いの意見がすれ違って口調がきつくなることは日常的。
ちょっとしたことでイライラが蓄積されていき、すぐ態度や言葉になって出てきてしまうのも特徴の1つ。
精神状態によって我慢できる許容量が大きく変わることも原因で、またストレスの発散もうまくできないことも影響しているでしょう。
互いにどんな状況なのかを理解し合うことが大切です。
3.ちょっとしたことで相手を傷つけてしまう
相手がどんな言葉で「つうこんの一撃」を与えてしまうかは正直予想ができません。
以前に彼女に対して「おまえ!」と言ってしまったことがあり、その直後に泣き出してしまったことがありました。
元カレがヤンキーで「おまえ」というワードにとても恐怖心を抱いており、敏感に反応してしまったんですね。
どこに相手の弱点があるのかはわかりません。
常に相手を投げかける言葉はすべて「柔らかく丸みのある言葉」で接することが重要。
- 生活習慣が崩れる
- 互いにイライラする
- ちょっとしたことで相手を傷つけてしまう
付き合っていく上で必ず起きることだと思っておくと気持ちが楽になります。
「あーこんなこと言ってたけど、普通のことか」
そう思えばいいんです。
さらに快適に過ごすために
さてさて、その上でさらに精神疾患同士で以下のことを気をつけるとさらに同棲生活がさらに快適に楽しく過ごせるようになっていきました。
- 睡眠には口を出さない
- 体調が悪くても明るくする雰囲気作り
- ごめんねと言い合える時間作り
- 互いを褒め合う
- 支え合って生きていく認識
1.睡眠に口を出さない
やる気に満ち溢れている時間とグッタリとしている時間の差が激しいです。ですので「睡眠について」は何も言いません。
活動できる時間帯は大いに頑張り、ダメな時はとことん寝る。
大事なのは「寝ている時間」に対して何も言わないこと。
活力に溢れている姿とダラダラしている姿をどうしても比較しがちになってしまいますが、そこについて言及してしまうと言われた方はテンションが落ちてしまったり、焦って症状を悪化させてしまうことがあるんです。
「元気になってからやろうと思ってたけど、頑張らないと」
悪循環への引き金を彼氏or彼女が引いてしまう。
それを避けるために少なくとも睡眠については口を出さない。これは徹底するべきです。
相手が眠っていたりダラダラしている時は無理に何も言わずに自分のことをして過ごしましょう。
安心してください、少し放置しているとひょっこりと戻ってきますので。
2.体調が悪い時でも明るくする雰囲気作り
お互いに体調が悪い時は必ずやってきます。むしろ、体調が悪い時が来ないわけがありませんよね。
パートナーの体調を心配しつつ、重い雰囲気を明るくできるようにすることを意識しています。
例えば自分が頭痛が酷くて「うーん」とうなされているとしましょう。
そんな時にイラストのような「しわピーン」と唐突にされることで険悪な空気を追い払ってくれます。
前もって体調やメンタルが弱った時にこうして!というような「ルール」を前もって決めておくとイライラせずに喧嘩も減らせますので、ぜひお試しください。
3.ごめんねと言い合える時間作り
どこのカップルも同じかとは思いますが。喧嘩をした時は、お互い無言で何も話しません。
ですが、そのまま翌日に引きずってしまうのは非常にもったいない行為。
ギスギスした時間は互いに何のメリットもない時間ですので、「早めに仲直りする時間」これを作っちゃいましょう。
自分たちの場合は大きく定期的に2つあります。
- 寝る前
- 食事の前後
ぼくらは1日に1回は亀裂が入るような事件が起きます。そのたびに強くなって戻ってくるサイヤ人のようなカップルです。
4.互いを褒め合う
うつ病になってしまったら、ある感覚が暴力的なほど不足してしまいます。
それは「自信」です。自分なんか「無価値」生きていても意味がない生物。
ネガティブな思考のサイクルは加速するばかり。
歯止めの役割を互いで担うこと。
つまり2人で「褒め合う」ことで悪循環から抜け出す事ができるんです。
自分自身で奮い立たせるには時間が必要になりますが、第三者から認められることで必要な時間は何十倍以上に少なく元気になれます。
5.支え合って生きていくという認識
1人で生きない。2人で生きる。
そんな共通認識があるからこそ、互いを尊重しあえる関係性になれるのではないでしょうか?
自分ができない部分は彼女が。彼女にできない部分は私が。
お互いの得意or苦手な部分を補い支えあいながら生活しています。
小さなことでも頼り、頼られることを繰り返すことで「自分の存在意義」を再確認すること。そんな小さな生き甲斐が心の負担を軽くしてくれる。
うつ病カップルは悪くない。むしろいい。
うつ病カップルが起こるトラブルと気をつけていることを紹介してきました。
互いを尊重し合う。睡眠や過去のキズなど触れてはいけないところには柔軟に対応する心遣いが必要になりますが、1人だけの生活よりも一層楽しく暮らすことができるでしょう。
環境または自分自身により心を破壊してしまった。
そんな同じ傷を知るもの同士だからこそ互いに優しくなれるのではないかと思っており、小さな決め事が快適に過ごすためには必要です。
また、これから「うつ病」全体の母数も増えてくるかと思います。
相手がうつ病だった。そんな時にこの記事で書いたことを参考にうつ病であることを認めながら、同じ人間として対等に進んでいくことができれば大丈夫。
うつ病になってしまっても充実した生活を共に過ごしていきましょう。
デラさんでした。
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