東京でイベントご一緒した、姫野桂さん(@himeno_kei )
が、新刊を送ってくださった…!読みたかったのでめっちゃ嬉しい😆
ブログにも書評あげるぞ〜👏https://t.co/XKQkuagoLZ pic.twitter.com/VPyk8WX1Ke
— ほっしー@メンタルハッカー (@HossyMentalHack) December 22, 2018
東京のイベントで一緒に登壇した、姫野桂さんが新刊を発表しました。
タイトルは「発達障害グレーゾーン」
ありがたいことに献本していただきましたが、もらえなくても即買いするつもりでした(笑)
付き合いがあるからとかではないんですよ。
単純に読みたいからです。なにしろ私も「発達障害グレーゾーン」だから。
そういや、今日病院で、ADHDの多動や双極の躁っぽさも持っていると言われた。
「診断は出ない。グレーゾーンだろうねぇ。」とも。
うつ病+グレーなADHD or 双極の躁…?w
診断名にこだわると混乱するからまぁいいんだけど、はっきりしないといやな人も多いだろうなぁ。
— ほっしー@メンタルハッカー (@HossyMentalHack) November 14, 2018
読んでみて思ったのは、メンタル疾患に近い状態で、生きづらさを抱えている全ての人にヒントになる本でした。
特に私が印象を持ったところを抜き出し、レビューしていきますね
グレーゾーンの人の生きづらさ
著書の中で、精神科医の西脇俊二先生が答えています。
Q.グレーゾーンの人の生きづらさはどこにあると思いますか?
A.障害だと認知されないことですね。
障害ではなく「ただやる気がないだけじゃないか」周りからは思われるし、
じゃあ頑張ってみようと思っても実際にはできない。
そして、本人も障害を認知しづらいことが一番の問題です。
発達障害だけでなく、精神疾患についても同じことが言えますよね。
この思考の危険なところは、最終的に「自分が甘えているだけでは…?」と思っちゃうところ。
悲しいことに、診断が出ている人でもそう思ってしまうものです。
実際はどの病気も、どのグレーゾーンも、甘えなんてことはないんですよ。
そして仮に甘えだったとしても、生きづらさを抱えているという点では同じですから。
そこは誰かの協力を持ってして、改善しないといけないとこでしょ。
甘えだから!自己責任だから!って、解決できないから困ってるんでしょって話。
自分には「できること/できないこと」が多いので、過度な期待をしないこと
Q.確かにグレーゾーンの人はだらけている人が多いですが、それでも「何をどうしたらいいのか」がわからず、常にギリギリの状態で疲弊している印象です。
A.そのような形で言いたいのは、次の3点です。
- 自分に期待しない
- 他人に期待しない
- 自分は努力をする
(中略)
自分には「できること/できないこと」が多いので、過度な期待をしないこと。
また、自分が努力して変わることはできるけど、他人を変えることができないじゃないですか。
これ、うつ病グレーゾーンの人にも言えることですよね。
いや、ふつうに健康なメンタル豆腐な人にも言えるか。
アドラー心理学のアルフレッドアドラーは
「悩みの原因はすべて、人間関係にある」と言っています。
変えられないものを変えようとしている。これが私たちの余計なストレスの原因。
自分や他人に期待するのを辞め、努力して自分を向上させる。
私もこの考えになってから、すっかり気持ちが楽になりました。
人間は同じ生物ではありますが、考えてるのはまるで違う生物ですからね。
発達障害グレーゾーンだろうが、うつ病グレーゾーンだろうが、健康だろうが、以下の3つを意識して生きていきましょ。
- 自分に期待しない
- 他人に期待しない
- 自分は努力をする
発達障害グレーゾーンの人たちのライフハック集が秀逸
見出しだけ引っ張ってくるとこんな感じ↓
- 仕事でのケアレスミスを少なくする方法
- メモや電話が苦手なときの対処法
- 忘れ物をなるべくなくす方法
- 遅刻やスケジュールのミスを防ぐ方法
- マルチタスク対策や「先延ばし癖」を防ぐ方法
- プライベートでの困りごとに関して
多くのライフハックが収録されています。
たとえば、私は仕事とプライベートで使うバッグを分けてます。
でも絶対忘れ物するんですよこれ…しかも、財布とか鍵といった大事なもんを忘れる。
これ発達障害グレーゾーンの人も同じらしく、30代男性が対処法が書かれてました。
「バッグ・イン・バッグ」
いつも持ち歩いているバッグの中に、新しく小さなバッグを入れるってことです。
こんなイメージ👇
あのね、ひきだしポーチ姉買ったのね。
これねさいこう!財布に母子手帳と充電ケーブル類と耳栓とか細いの入る。収納できてるけどごちゃっと感あったバッグインバッグとお別れできたすてき!#ひきだしポーチ姉 pic.twitter.com/OXYD64vvOq— Grow up zoo zu (@babazupa) 2018年12月22日
絶対に忘れちゃいかんものをこれにいれておけばいいね。
さいごに
今回紹介した著書「発達障害グレーゾーン」は、すべてのグレーゾーンの人たち。
生きづらさを抱えている、すべての人に読んでもらいたいです。
グレーゾーンは疾患関係なく共通してる部分が多いなと思ったからですよ。
- なんとなく自分は他人と違って生きづらさを感じる…
- メンタル豆腐すぎて、うつ病なんじゃないか…
- いま何かしらの疾患を抱えている人
だれが読んでも大丈夫です。
ある意味では、世の中全員、グレーゾーンみたいなもんですから(笑)
ご指摘ありがとうございます!
アメリカに憧れてまして〜(
こちらの本、ぜひ読んでみたいと思いました。
それと…紹介の中で「ライフハック集」が「ライフハック州」になってるみたいなので、お伝えします。