平成30年の4月から、精神障害者の雇用義務化がスタートしました。
NHKのハートネットTVという番組で、精神障害者雇用を話題にしていました。
ハートネットTVで、精神障害者の雇用問題を取り扱ってるよー! pic.twitter.com/pls7HZ7vLu
— ほっしー@メンタルハッカー (@hossy_fe_ap) 2018年4月3日
精神障害者を雇うと、職場環境が良くなって生産性が向上する…こんな意外なメリットも紹介されてました。
第1回と第2回にわけて放送されていて、みながらわーっとツイートしていたので、そのまま載せます(笑)
第1回目放送
・会社だけじゃなく、支援機関(雇用ワーカー)も入って面談をする機会を設けている
・日報を付けてもらっている
・特別な配慮ではなく、何度も話し合いを重ねている— ほっしー@メンタルハッカー (@hossy_fe_ap) 2018年4月3日
【会社が頼れる外部機関】
・ハロワ
・障害者就業・生活支援センター
・地域障害者職業センター
・本人のかかりつけの医療機関障害者も会社も敷居が高いと勘違いしがち
問題が起きたときに企業はコントロールできない。
企業じゃフォローしきれないところを、専門家がしっかりフォローしてくれる。
— ほっしー@メンタルハッカー (@hossy_fe_ap) 2018年4月3日
良い支援者を見つけることが重要
支援者は就職させるだけでなく、その後のフォロー、企業の戦力となるまでフォローする必要がある。
— ほっしー@メンタルハッカー (@hossy_fe_ap) 2018年4月3日
Googleの調査で、心理的安全性の高い組織は、結果として生産性が向上することがわかった。
精神障害者を雇うことで、配慮がされる社内文化が生まれる
健常者同士でも配慮し合う環境ができ、結果生産性が向上する。
— ほっしー@メンタルハッカー (@hossy_fe_ap) 2018年4月3日
途中からしか見てないけど、感想。
障害者と企業のすり合わせというより、企業がかなり負担しているという印象。(まだ始まったばかりだから仕方ないかも?)
今のままだと、1企業5人程度雇うことが限界じゃないかなと思った。
取り組みとしては素晴らしいので続けて欲しい。
— ほっしー@メンタルハッカー (@hossy_fe_ap) 2018年4月3日
ハートネットTVの中で言っていた、Googleの調査ってこれだね。
“心理的安全性の担保とは、チーム内で思ったことを発言したり自分をさらけ出しても、職場での人間関係を損なうことはない思える雰囲気があるかどうかです。”https://t.co/limNYDRea2
— ほっしー@メンタルハッカー (@hossy_fe_ap) 2018年4月3日
精神障害者を雇うことによって、「お互いが働きやすい環境を整備しよう」とする配慮文化が生まれて、健常者にも「心理的安全性」が生まれる。
つまり、精神障害者を雇うことは、会社全体にメリットが生まれる…と。
健康な人だって、働きにくいけど我慢してるだけだもんね。言えてるかも。
— ほっしー@メンタルハッカー (@hossy_fe_ap) 2018年4月3日
精神障害者を雇うことは「俺たちもやってきたんだから、お前らも我慢しろ!」というお上の体育会系文化をぶっ壊すきっかけになるかもしれない。
我慢に我慢を重ねる職場ではなく、誰もが働きやすい職場へ。
これを、精神障害者が生み出す。いいじゃん。
— ほっしー@メンタルハッカー (@hossy_fe_ap) 2018年4月3日
企業はまだ気づいていないだろうけど、精神障害者はマジで優秀な人多いからな。
フリーになってから、精神障害者とやり取りしたり仕事任せたりしてきたけど、健常者より優秀な人多いって手応えがある。
ほんと、環境さえ整えれば戦力になるよ。
— ほっしー@メンタルハッカー (@hossy_fe_ap) 2018年4月3日
おっしゃる通りですね。
環境が合えばものすごい力を発揮します。
「彼らを採用して何をさせたら良いのか分からない。」という経営者の声を沢山聞きますが、この人は何が出来るか、という当たり前の視点で採用していただきたい。
疾患について企業の理解が不十分というなら、我々医師も協力します。— 岡本 浩之 (@running_doctor) 2018年4月3日
第2回目放送
精神障害者の約半数が、1年未満で離職してしまう。#ハートネットTV pic.twitter.com/JjjFPzv49y
— ほっしー@メンタルハッカー (@hossy_fe_ap) 2018年4月4日
#ハートネットTV に出演していたファンドマネージャーの言葉
・マーケットが多様化しているので、会社も多様化したほうがいい
・障害者雇用比率の高い会社はROE(自己資本利益率)が高く、儲けが出ている調査もある
・障害者雇用はキレイ事ではなく、儲けにつながっている— ほっしー@メンタルハッカー (@hossy_fe_ap) 2018年4月4日
“英国のうつ病の経済損失額は約1.2兆円であることから、この「精神疾患による経済損失額」を人口規模、GDPといった日本の経済規模に換算すると、およそ2倍の15.2兆円になるという推計もある。”https://t.co/nszJNRNDXi
— ほっしー@メンタルハッカー (@hossy_fe_ap) 2018年4月4日
精神障害者が働きやすい環境を整えるのが、キレイ事ではなく金儲けにつながるってのはこの調査結果を見ればわかる。
— ほっしー@メンタルハッカー (@hossy_fe_ap) 2018年4月4日
#ハートネットTV の中で、学習障害を抱えている男性で「細かくチェックしないと不安で不安で仕方がない」という人がいた。過去にパニックを起こし、地面に頭を打ち付けていたこともあったとか。
彼の障害を逆手に取って、細かいチェックが必要な作業を任せると、チーム全体の生産性が向上したらしい。
— ほっしー@メンタルハッカー (@hossy_fe_ap) 2018年4月4日
精神障害者が働きやすい環境を整えることで起こったメリット
・苦手なことをフォローする文化が根づいた
・みんなが認め合うようになった
・自然と優しく振る舞えるようになった
・会社の売上アップにつながった#ハートネットTV— ほっしー@メンタルハッカー (@hossy_fe_ap) 2018年4月4日
昨日も言ったけど、精神障害者が抱えている大きな課題は1つ「働きやすい環境を整えること」
実はこれさえ達成してしまえば、戦力になる可能性すら秘めてる。#ハートネットTV の中では、一緒に働く健常者が「僕たちも見習わないと💧」って言ってたよ。 https://t.co/5W4TjAHFI0
— ほっしー@メンタルハッカー (@hossy_fe_ap) 2018年4月4日
まとめ
- 企業も当事者も、手探り状態
- 現時点では企業側の負担がでかすぎる
- 人手不足解消、医療費の抑制などを考えると、社会復帰を促したほうが国のため
- 個性を活かせば、健常者以上の働きを見せることもある
- 精神障害者がいると、職場全体が優しい雰囲気になる
私たち当事者も、そういう認識の人が多いんじゃないかな。
だけど、戦力にもなるし、職場環境が柔らかくもなる可能性を秘めている。
精神障害になったからすべてが終わりだ…ってわけじゃなく、私たちにしかできない仕事。
もしかしたら知らないだけでたくさんあるのかもしれませんね。
【精神障害者にクオリティの高い仕事をしてもらうコツ】
・納期を設定しない
・本人の裁量にすべてを任せる
・堅苦しいやり取りはせず、フランクなコミュニケーションを心がける
・気を使わなくても良い相手だと思わせる
・支払う報酬の話はこちらから提案する— ほっしー@メンタルハッカー (@hossy_fe_ap) 2018年4月3日
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特に、配慮が行き届いた環境になるってのは、健常者にはできないことだよね。