うつな人はカウンセリングが大事なのに…保険適応してないのって問題だよね?

どうも、ほっしーです。

カウンセリングって受けたことありますか?

うつ病の人だったら受けている人多いみたいなんですが、みんなこう言うんですよ。

カウンセリングは高い…高すぎる…

相場は5000円〜1万円ぐらいって言われています。これで月に1回。

そりゃ高いわな…。

カウンセリングは保険適応外で自費診療なのです。

 

 

認知行動療法をはじめとする心理カウンセリングには一定の効果が認められている

認知療法は簡単で、しかも有効な感情調整技術は次のようなものをあなたにもたらします。

  1. 速やかな症状の改善:軽いうつ病の場合、1〜2週間ぐらいの短期間で症状が良くなります。
  2. 症状の理解:なぜあなたが憂うつなのか、どうしたらその気分を買えられるか、はきりとした説明を与えてくれます。そして「正常」と「異常」の気分を区別します。また、あなたの混乱がどの程度重症なのか、診断ができます。
  3. 自己コントロール:あなたが混乱した時の安全で有効な対処法を学べます。(中略)
  4. 予防、そして成長:うつに傾きがちな、あなたの性格をもう一度見直してみることにより、感情の動揺を予防できます。人間の価値基準を基本から再評価してみます。

引用:いやな気分よ、さようなら

ほっしー
うーん…にしても、一定の効果が認められているなら、保険適応しようよ…

中等症以上の方だって、精神科の診察に不満を持っていて、話を聞いてほしい場所があるかもしれないじゃないですか。

でもメンヘラさんは、病気のせいで仕事ができません。

つまり、カウンセリングに使えるほどのお金がないわけですよ。

 

そもそもカウンセリングはなぜ保険適応してない?

心理資格については、アメリカのほうがすべてにおいて日本よりもカウンセラーの地位が確立されています。

日本では2016年現在はすべての心理資格は民間資格です。(※2017年9月までに国家資格となる公認心理師法が施行されます。)これに対してアメリカは、州毎に州立資格として制定されています。

地位が確立されている分、アメリカのほうが心理資格取得に要する時間はかかります。日本では臨床心理士資格を取得するためには最低7年間は必要ですが、アメリカではPsychologist(心理学の博士号)を取得するためには、最短10年必要です。

引用:日本とアメリカのカウンセリング・カウンセラー事情の違い – 心理カウンセラーの種

ほっしー

ん?公認心理技法…?国が国家資格として認めるのか…あれ?保険適応されるんじゃね?

これまで国家資格として入ることのできなかった臨床心理士が「公認心理師」として入ることができるため、ほぼ間違いなく「保険診療の手引」には「公認心理師」という文字の表記がなされるでしょう。

その場合、公認心理師では保険点数が取れますが、臨床心理士のみでは保険点数が取れない状態になってしまいます。 そのため、医療領域では公認心理師国家資格は必須になると考えられます。

引用:臨床心理士にとって、公認心理師国家資格は必須?|臨床心理士 浅井伸彦 - cotree(コトリー)

ほっしー
ほぼ間違いなく「保険診療の手引」には「公認心理師」という文字の表記がなされるでしょう。

ほぼ間違いなく「保険診療の手引」には「公認心理師」という文字の表記がなされるでしょう。

大事なことなので2回言いましたよ!!

保険適応ならこの値段に…!

公認心理師法は、一部の規定を除き、公布の日から起算して2年を超えない範囲内において政令で定める日から施行されることとなっており、平成29年9月15日までに施行される予定です。
第1回国家試験は、平成30年までに実施する予定です。

引用:公認心理師 |厚生労働省

ほっしー

く…試験が平成30年だとしたらどれぐらい時間がかかるんだ…

私の理解が間違っていなければ、現時点では「国家資格ではないから」保険適応されないっぽいですね。

ただ、引用したように平成30年以降に正式に公認心理師が誕生します。

保険診療のカウンセリングは、それから1年後?2年後かなぁ…。

でもちょっと光見えますよね。

 

カウンセリングは積み重ねるもの

カウセリングルーム

カウンセリングは何度も通うことが前提となります。

カウンセリングを受けたことがあるので分かるのですが、カウンセリングはカウンセラーとの間で積み上げていくものです。

数回、顔を合わせだからといって治療効果が出るというものではありません。

メンヘラさんはお金を持っていないので、毎回1万円程度お金がかかってしまうようでは、通い続けることはできません。

私自身も、カウンセリングに行かなくなった原因の1つに、カウンセリング料金があります。

今通っているところは2000円で安いけど、車で片道45分かかるところに行ってます。

近場だと価格5000〜10000のところが多いんですよね。

カウンセリングに一葉ちゃんと諭吉くんは渡せないなぁ…

引用:あなたは好き? うつ病の私がカウンセリングを苦手だと感じる5つの理由 | 双極性男子のあたまのなか

 

ズレてんだよねぇ…精神科。

何がいけないって、結局ニーズがあってないんですわ。

何時間も待たされてたった数分の診察で終わりとか、どこの誰が望んでいるんですか?

患者さんがそうしてくださいとでも言ったんですか?

どれだけ医療技術が発達したって、お客さんの求めてるものに答えられないなら商売として成立しやしませんよ。

お願いしますよ〜先生ぃ〜!

うつ病と貧困は密接な関係にあるので、実費での診療が基本のカウンセリングはかなりキツイ。

カウンセラーは相性もありますから、たらい回しにされてる患者だっているんですよ。

このあたり問題視しないと、精神疾患者は減ってかないでしょうね。

薬だけで治るなら、精神療法とかいらないでしょ?

散歩を習慣化するためにポケモンGOを始めたのにもそんな背景があるからです。

 

追記:貴重なご意見、ご感想

心理学やメンタルハック(心の分析、改善)が大好き。

新卒でIT企業に就職 → 半年でうつ病 → フリーランス。

ブログを仕事にして(最高45万PV)お金を稼ぎつつ、本を読み漁ってます。

#うつマッピングの著者です。

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