どうも、うつ病のほっしーです。
私はブログで、Twitterで、自分の経験したことと本を読んで得た知識をわかりやすくお伝えすることが好きでやってます。
ときどき、こんな意見をもらうんですよ。
まあ、ツイートやブログの内容だけ見ればそう見えてしまうこともあるかもしれません。
薬は効くタイプだし、比較的安定はしてますね。だるさは残ってるけど。
でも私だって、うつ病人らしく? 悩んで眠れない時もあります。
この先どうなるんだろう?と不安に打ちひしがれて何もかも投げ出したくなる夜もある。
でも、ネットにその主観的過ぎる内容を書いてないだけです。
ときどき、「ツイートやブログ見る限り、うつ病じゃないですよね。元気じゃないですか」って言われるんですけど、うつ病だったら常にネガティブに振舞ってないといけないんですかね?Twitterやブログに書いてないだけで、不安で眠れない夜もありますよ。ネガティブなことは言わないと決めてだけ
— ほっしー (@hossy_fe_ap) 2017年10月13日
私がネットにうつ病人らしいことを書かない理由
うつ病ってTwitterで検索してみると、つらさを物語るものはたくさん出てきます。
勇気付けられる人もいるでしょう。
つらいのは、自分だけじゃないんだって。
でも逆に、どうしたらうつから脱出できるのか、ヒントを欲しがってる人もいるんです。
過去の私がそうでしたからね。ネットには、体験者によって書かれた情報が少なすぎるんですよ。
精神疾患は種類が多すぎるので、ひとりひとりの体験談が貴重です。
精神医学や精神科医が書いている一般書はあるけど、やっぱり難しい。
専門家ほど何言ってるかわからない現象。
そして心のどこかで
専門家ぁ?でもあんた、うつ病の経験ないんでしょ?
とか思っちゃう人もいるでしょうよ。
だから私は、当事者の立場で客観的な情報を役に立つ形で届けたいんですよ。
自分の治療メモとしても役に立つしね。
ネガティブなことを吐くうつ病発信者は明らかに供給過多なんですよ。必要とされているのは患者目線で客観視された情報。
これは私自身も必要としているので、客観的な情報を大事にしてる。
— ほっしー (@hossy_fe_ap) 2017年10月13日
うちのブログにも読者さんから体験談を投稿していただいてます。
1つ1つの体験記事にアクセス数多いんですよ。
Googleの検索をした時に順位が上の方にある記事っていうのは、読者が価値のある情報だと思ってしっかり読み込んでいることをGoogleが理解しているから上にあるんです。
「精神疾患 体験談」と検索してみてください。
上から数えたほうが早い位置に読者さんから投稿いただいた体験談の記事がでてくるはずです。
病人らしく振る舞えという同調圧力が嫌い
ほんっと、うつ病はいろんなタイプがありますからねぇ。
以下のツイートが自分には近いかも。
先日、うつ病と診断されたのですが私は他のうつとちょっと違うかもと思い、<明るいうつ>というタイトルをつけて書きました。 pic.twitter.com/kEd9fN5vAb
— かえちゃん (@helloverysunday) 2017年10月10日
だからそもそも、うつ病人らしいってなんなの?って話。
ステレオタイプのうつ病って、案外少ないものなんですよ。
今はグレーゾーンの人の方が圧倒的に多い。
精神科医療ってのはまだ客観的な検査方法がありませんからね。
検査法が開発されていない現在、医師たちは、こうしたさまざまなうつ状態の原因を、症状、経過、また患者さんの話す内容などから、「推定して」診断するしかない。
病人は病人らしく振舞うべきだという同調圧力が嫌い。希死念慮の強い人もいれば、仕事できる人もいるし、そもそもうつ病かどうかグレーな人もいる。うつ病は幅広い。
— ほっしー (@hossy_fe_ap) 2017年10月13日
多様性を認めろ! と声高に叫ぶのに、同じ病気の人の多様性は認められないの?
うつ病人はマイノリティに優しい社会を求めています。
なのに、病人の小さなコミュニティの中では言い争うんですよね。
なんかそれ、みっともないし、悲しくないですか?
仮に、仮にですよ。
精神医学が発展して、グレーゾーンの人がうつ病じゃなかったってわかったとしたら。
それって幸せなことじゃないですかね?
いま他人に対して「あなたはうつ病じゃない」とか言っちゃう人は、うつ病じゃないと発覚した人を袋叩きにするんでしょうか…w
どの世界も、他人を必死に蹴落とそうとする人は居ます。
でも、そんな人で幸せそうな人、見たことない。
人を蹴落とすと、相対的に自分が優位になった気がするだけで、自分の位置は何も変わってないんですよ。
うつ病はまだまだわかってないことが多いんです。
新型うつ病と言われる、非定型うつ病なんて、普通のうつ病の人からしてみたら信じられないでしょう。
うつが軽い人も重い人も、情報を共有して便利なライフハックを研究していくほうが、より多くの人を救えると思うんですけどね。
ちょっとスピリチュアルだけど、言葉の力って侮れないですよ。
他人を攻撃すれば、返り血を浴びるからね。汚れてく。