どうも、ほっしーです。
やる気が出ないときに自分は甘えてるって思ってしまいません?
気持ちがずっしり重い急性期はやる気について気にする余裕もないけど、一番長い回復期に考えちゃうんですよね。
ある意味、ちょっと余裕ができて何かをしたいと思えるようになっているので、良い傾向だとも言えるでしょう。
うつ回復期の宙ぶらりんの状態はかなりきついよ。
確実に悪いときは「周りから見ても悪いーとわかりやすいから逆に良かったりする。
回復期は理解されにくい。周りが働けと急かす💨
心が折れてうつが再燃したりする。
しかも回復期がいちばん長い😓
回復期のサポートも重要な課題だと思う。 pic.twitter.com/8lJ2AzSvhr
— ほっしー@メンタルハッカー (@HossyMentalHack) 2018年4月9日
ただ、なぜうつ病は病気だと分かっていてもやる気が出ないと甘えだと思ってしまうのか。
文春オンラインの記事におもしろい解釈の仕方が載っていたので紹介しましょう。
うつ病はやる気が出なくなる病気ではない
私は病気を経験して、意欲や気持ちの問題に特化したうつ病の語られかたには、非常に大きな副作用があると感じるようになりました。
病気の内実を「気持ちの問題」に還元することは、
「結局は気の持ちようじゃないか。やる気しだいじゃないか」
「だれだって、朝からラッシュの電車に揺られて会社になんか行きたくない。それでもみんながんばってるじゃないか」
といった、病者にたいする周囲のネガティヴな感情を、かえってあおる結果につながったと思うからです。
これ、面白い解釈だなぁと思いました。
うつ病は意欲が萎える病気というイメージが強いから、病気というより甘えの印象が強くなるってことです。
あくまで私の発病体験にそくしての話ですが、前章のような経緯で精神的に追いつめられていた時期に、
まず徐々に能力の低下が起こり、それでもどうにか仕事をつづけようともがくうちに、そもそも文章を読み書きできなくなるところまで症状が進み、
「こんな自分ではもうなんの仕事もできない」
と思わざるをえなくなって、ついに生きる意欲が消滅したという印象です。
確かに、いきなり意欲がガクッと落ちるというよりは
できないことが増えていった結果、意欲が萎えたのほうがしっくりきますね。
図解してみるとこんな感じ↓
病気の症状として「結果的に」やる気が出なくなったんだと意識しよう
主症状としてやる気を捉えると、自分でも甘えだと思ってしまいがち。
なので、結果としてそうなってしまったんだと意識することによって
と思えることができるかもしれません。
発想をちょっと変えるだけで、気持ちが楽になる。
こういう考え方めちゃくちゃ好きなので、また面白い記事があったら紹介しますw
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