どうも、ほっしーです。
最近、男らしさの呪縛にとらわれている人多いんじゃないかな〜と思ってます。
男らしさってなんだと思いますか?
- 根性
- 努力
- 元気
- やる気
パッと思い浮かぶのはこんなところでしょうか。
ええ、たしかに時代遅れです。でも心のどこかでこうありたいと思ってませんか?
根性論をいくら否定しても、なんとなく「男は根性」みたいな暗黙の何か…あるような気がしてなりません。
私もそうですけど、男って無意識のうちに男らしくあらねばならない! みたいな呪縛に縛られますよね。
初めてうつ病と診断されたとき、それをなかなか受け入れられなかったのも、「男らしさの呪縛」に絡め取られていたのかなぁ。
「男らしさ」が相談できない環境を作り出す
私は従業員が1000人以上いる割と大きな会社にシステムエンジニアとして入社しました。
でも配属先は新規開拓中の名古屋にある営業所。
そこは少数精鋭のチームでやっているのでとても新人なんか入れる環境じゃない…。もちろん、同期は0人
心は弱っちぃくせに、人から期待されてしまうとつい嬉しくて調子に乗ってしまいました(笑)
確かに入社した同期の中では優秀でした。だって、こっちは大学卒業後に専門学校でプログラミング勉強してきたので知識があるわけですよ。
私以外の同期はほぼプログラミング未経験で入社してるんだから私が優秀なのは当たり前です…。
体もゴツいし、声も低いので勝手に心が強いと思われがち。
それに新入社員だから「やめたい」とか「つらい」なんてことは言ってはいけないことだと思ってました。
と、今だったら言えますけど、当時は「男らしさの呪縛」にとらわれていましたねぇ…。
男性の方がうつ病は多いかもしれない
大田区と言う自治体単位でも自殺者に男女の差があり、特に同居人無しでは女性と比較し男性は20代で7倍、30代で2倍、40代で8倍、50代で10倍、60代で3倍と差があります。
孤立した男性の抱える自殺リスクは後で触れます。
https://t.co/bvhnDt2Cdq— 大田区議会議員 おぎの稔 東京 維新 (@ogino_otaku) 2017年3月14日
↓うおお、有名な話ではあるけど数字にすると圧倒的だな、、、
>自殺者に男女の差
同居人無しでは女性と比較し男性は20代で7倍、50代で10倍、— ジロウ (@jiro6663) 2017年3月14日
同居人なし50代男性の「10倍」をはじめ、すべての年代での圧倒的自殺率の高さにかかわらず、なぜか「メンヘラ」というとまず若い女性がイメージされるのは面白いですね(我が身を想うと血を吐きそうだから思考をずらしてる
— ジロウ (@jiro6663) 2017年3月14日
自ら命を絶ってしまう人の中で9割はなんらかの精神疾患であるとするデータもあります。
精神医学の専門用語に、心理的剖検(サイコロジカル・オートプシー)という言葉があります。
これは、亡くなった人が死ぬ前にどのような精神状態にあったかをさかのぼって調べる研究方法です。
そこからは、自殺者の九割以上に精神医学的障害が認められたという結果が得られています。
引用:「うつ」を治す
少し強引ですが、引用した自ら人生に幕を引いた人たちを全員精神疾患だとすると、女性よりも男性の方が精神疾患者が多い計算になりますよね。
データ上では女性の方が精神疾患が多いとされていますが、男性が精神科に行ってないだけ説というのもあるのかも…。
世間が男に「責任」をもたせるべきと考えているのか、本人が勝手に「背負い込んでいる」のか、はたまた両方か。
それはわかりませんが、私が社会人として働いていたときは間違いなく「男らしさという謎の責任」を背負って生きてました。
プライドを捨てよう!人に頼ろう!
いやいや! 体育会系だってうつ病になりますよ!w
中学1年生から剣道部、途中でやめちゃったけどそのあとも運動部に所属していました。
先輩の言うことは絶対! 後輩は口出ししてはいけない!そんな世界で育ったわたしは「考えもなしに」後輩にも同じ態度を要求。
典型的なウザ体育会系でしたねぇ…。
なにかつらいことがあっても根性で乗り切ろうとしてました。
いや、もしかしたら、本当は弱い自分に気づいていながらも「乗り越えなければいけない」と思っていたんでしょうか。
当時のことをふりかえっても、とにかく自分とは向き合わないようにしてました。
弱い自分を見ることが怖かったのかもしれません。
根性って言葉は便利なんですよねぇ。考えなくていいし。
最近なよっとした男子が流行ってるみたいだし、この流れに乗ってあなたもプライドを捨ててゆるく生きてみませんか?