いつも私が「ネガティブな体験談とか見ない方がいい」って言ってたけど、間違ってなかったみたい。
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“ジャディブ・ベインズ博士らが行った研究によれば、他人から伝わってきたストレスは自分が感じたストレスのごとく細胞レベルで脳を変化させる”https://t.co/Ha6qLxgVeh
— ほっしー@メンタルハッカー (@hossy_fe_ap) 2018年3月20日
しかも、ストレスを受けて変質した脳は、なかなか戻らないとかヤバイよな。
“マウスの実験では、こうした脳の変化はメスの場合、仲間と交流することで元に戻るが、オスの場合はそれでもなかなか戻らないことも明らかになった。”
— ほっしー@メンタルハッカー (@hossy_fe_ap) 2018年3月20日
最近の研究から、ストレスと感情は伝染することが示されている。
研究チームは、マウスのオス・メスのつがいのストレスの影響を調査した。
実験では、つがいのうち1匹を取り出し、軽いストレスに暴露させてからパートナーの元に返した。
それからストレス反応を制御するCRH神経細胞など、各マウスの脳内の特定の細胞の反応を調べた。
するとストレスに曝された側と残った側の両方の脳ネットワークが同じように変化していた。
次に光遺伝学的アプローチを用いて、光でマウスの神経細胞のオン・オフを操作できるよう手を加えた。
その上で、マウスがストレスに暴露されている間、神経細胞をオフにし、通常なら生じる脳の変化が発生しないようにした。
すると元に戻されたマウスからパートナーにストレスが伝わることはなかった。
驚いたことに、片方のマウスの神経細胞をオンにしてみると、ストレスがない状況であっても、2匹のマウスの脳に現実のストレスがあった時と同じような変化が生じた。
これを人間社会に照らし合わせて考えてみましょう。たとえば…
超絶幸せな家庭を持っているサラリーマンがいたとします。
でも、仕事ではストレスだらけ、我慢しているつもりでも家族にイライラが伝わってしまいます。
そのとき、超絶幸せな過程であるにも関わらず、奥さんや子どもにサラリーマンが体験したストレスを脳が感じ取って同じストレス状態になっているということ。
それにしても、これじゃまるでうつ病の人はどうすりゃいいんだよって感じがしますよね。
私はうつ病を患ってますが、ネガティブにならないように…いや、悟られないようにといったほうがいいかも知れませんが(笑)
気をつけていることがあるので、最後に記しておきたいと思います。
うつ病でもネガティブを悟らせない方法
1.ネガティブな情報を断つ
ネガティブ慣れしたあなたの体質改善ってとこですかね。
うつ系の体験談サイトでもネガティブなものが蔓延してるとことかあるでしょ?
今回の研究から見るに、そういうネガティブなものを見るとあなたの脳が悪影響受けてんですよ。
良くなりたいんだよね?自分で悪くしていってどうするの…
ほんと、ちゃんと考えた方がいいですよ。
情報は無意識に取っちゃうから怖い。遮断するには意識しないといけません。
うつで病んでるときって、頭パンパンになってなにも考えられなくなるっしょ?
そんなときに、スッとネガティブな話が入ってくると「洗脳」されちゃうんだよ。
だから、どんな情報を取るのかは、ちゃんと考えたほうがいい。
👇https://t.co/SQV4WBKn6Q pic.twitter.com/jINg2KQDah
— ほっしー@メンタルハッカー (@hossy_fe_ap) 2018年2月27日
2.事実に対しての意味づけに注目する
私たちは反応してるだけです。極端な例を示ししましょう。
親が死んだからって、悲しむ必要は本来ないんですよ。
「親が死んだ事実」があるだけで、そこに悲しみを発生させているのは周りの人間です。
イラストにするとこんな感じ👇
あくまでわかりやすい例で出しただけだよ…そりゃ親が死んで悲しまないのは無理だよ…
普通に生きていたら、ストレスを感じる場面はたくさんあります。
が! それは自分が反応して勝手に意味付けしているだけなのかもしれない…と知ると、ちょっと楽になりますよ。
3.感謝の言葉は、意識して述べる
これは自分のためでなく、助けてくれる人のために使ってください。
ゲスですが、これ言ってりゃ結構可愛がられますw
挨拶や感謝の言葉って、言われると気持ちいいし、言うのは大切なことだと「みんなが思ってる」んですよね。
うつ病になると、いろんなことができなくなってしまうので、ついつい助けられることに「慣れて」しまいます。
あんたのその、助けられて当然みたいな態度が腹立つんよ!
これは母の言った言葉です。
- 親友だろうが
- 恋人だろうが
- 親だろうが
理由はゲスですが、感謝の気持ちは述べておきましょうw
ネガティブを少しずつ無くしていこう
ネガティブが伝染するってのは、どうしても避けられないんですよね。
サバンナに生きていた私たちの祖先は、天敵から身を護るためにネガティブである必要があったのです。
ってな発想をしていると、生きていけなかったんですよ。食われるからw
その祖先から発達してきてるので、ネガティブ強めってのは仕方ないです。
強めだからこそ、伝わりやすい。伝染しやすいわけ。
そこで今回紹介したように、ネガティブを極力少なくしていきましょう。
私はうつ病ですが、ネガティブだよねなんてここ数年言われてませんよ。
うつ病でもポジティブになれる(あるいは、ネガティブを隠す)ことはできんだぜ
さいごに、うつ病の人に最も気を付けてほしいのは、ネガティブな情報をネットで無意識に見ていないか考えてほしいです。
家にいることが多いので、ネット接続時間は長いですよね。
無意識にズブズブ気持ちが落ちることしちゃってないか、自分を点検してください。
・うつ病は一生治らない
・薬は効かないとか、ネガティブな情報を検索することをやめてからうつが回復していった。
ポジティブもネガティブも、ほんの一例でしかないのに、ネガティブな情報に関しては「まるでそれが全て」のような錯覚を起こすから見ない方がいいよ。
— ほっしー@メンタルハッカー (@hossy_fe_ap) 2018年3月20日
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少し長い引用になるけど、ここも衝撃的。