どうも、双極性障害と戦うブロガー星野 良輔(@HossyMentalHack)です。
SEOを意識したライティングを……無意識にそう思ってませんか?
ブログを読んでもらいたい!その気持ちが先行しすぎて、文章が気持ち悪い感じになる。はい、私です(笑)
例えばあなたがiPhone7についての記事を書いているとします。
SEOなんか知らない人がみたらこの見出し気持ち悪くないですか?(知ってても気持ち悪いけど)
気持ち悪い見出しになっていないか注意しよう
- iPhone7を購入したので開封の儀!
- iPhone7の外観レビュー
- iPhone7のスペックレビュー
- iPhone7の充電はどれぐらい持つ?
- iPhone7のカメラの画質をチェック!
でもこれ、ブロガーならやっちゃう気持ちもわかります。
「iPhone7とそれに関連するワードを!!!!」の意識がビシビシ伝わってきます。
そして、単純に見出しキモい。
最近は気をつけるようにしてますが、昔はこんなことやってたような…しかも無意識に……。
過去記事は修正していますが、読まれてない記事はほっぽりだしちゃってるので、恥ずかしいSEOライティングの爪痕記事があるかもしれません。
完全に読者目線にするなら
- 開封の儀!
- 外観
- スペックどうよ?
- 充電めっちゃもつやん
- 画質やべえ!コンデジいらねえ!
のほうが、好まれるかもしれません。私もこの見出しのほうが「SEO頑張ってる感」がなくて好感もてます。
文章も例外ではない
文章も外せないポイントです。SEOを意識したライティングっていったらこんな感じでしょうか。
iPhone7はめちゃくちゃ良かった。
iPhone7は期待を裏切らないどころか、期待以上の製品だった。
発売前、iPhone7はマイナーチェンジにとどまると言われていたので、やめようかと思った。でも、iPhone7にしてよかった。
何が良かったって?とにかく良かった。iPhone7
iPhone7でキーワードを取りたい!という気持ちが強すぎるとこんなキモい文章になります。
「これ、それ、あれ」という単語を使うよりもiPhone7の名詞を出したほうがキーワード頻出率は上がって、Googleに評価されるからという考えからこうなるのです。
iPhone7はめちゃくちゃ良かった。
期待を裏切らないどころか、期待以上の製品だった。
発売前、マイナーチェンジにとどまると言われていたので、やめようかと思った。でも、iPhone7にしてよかった。
何が良かったって?とにかく良かった。
文章自体に問題があるという突っ込みはさておき、iPhone7という単語が減ったので、まだ読んでいてもイラッとしないかと思います。
私が思う、こう書くべき!コンテンツ論
SEOをすべて捨てろ!というわけではなく、とにかくユーザ目線で書きましょうという話です。
見出しも、大げさな例として書きましたが、気持ち悪い感じにならなければキーワードをもっと追加しても良いでしょう。
気持ち悪いかどうかは、声に出して読んでみたらわかります。
SEOライティングを気持ち悪くないように書くというのはレベルが高いので、自然と内部リンクに誘導する形がいいかと思います。
内部リンクは回遊率をあげるために必要
内部リンクとは、関連記事はこちら的なやつです。
例えば、こんな感じ。
スマホのサイズってどれぐらいがちょうどいいと思いますか?
私は、片手派で手が小さいので、4インチがベスト!なんですよ。
でも、スペック厨でもあるので、常に最新の機種がほしい! 今で言うとiPhone7ですな。
でもあれ、4.7インチなんで、片手で操作できないんですよ。 だったら、大きい方でいいかなって思います。
ということで、iPhone7Plusにしました。
他にもいろいろ理由はあるんですが、長くなっちゃうので下記記事にまとめてます!
この内部リンクは、ウザい感じにしないようにしつつ、他のページも見てもらうという意味でめっちゃ便利です。
読者に「あ、もっと詳しく知りたい」と思ってもらうように誘導するのも大切ですよね。
記事が面白ければ
本記事⇛関連記事⇛本記事に戻る
と言った流れになるので、滞在時間と回遊率アップです。
体感ですが、SEOライティングのキーワード詰め込みよりもこちらのほうがGoogleから評価されるように思います。
SEOライティングより読者に読まれる文章を
ブロガーに文章力はいらない。正しい書き方(SEO的な)で、わかりやすい文章を……。
というような、法則に則って書いていればよかった時代は終わりを迎えつつあるような気がします。
最近は、SEOライティングなんて思いっきり無視してるだろこれ。みたいなのが、検索上位に上がってくるんですよ。
例えば私が最近面白いなぁと思って読んでる「真顔日記」というブログがあります。
小説を読んでいる感覚+ギャグのセンスが光る。とても文章力で叶う相手ではない。と、ブロガーまたはライターなら凹んでしまうような文章を書きやがります。
でも、面白くてニヤニヤしちゃう。ほんとずるいわ。
で、彼の過去記事を読んでいるとSEO的な視点で気になる記事を見つけました。
「B’z 稲葉」なんて、間違いなく超ビックキーワードですよね。
もちろんこの記事も、SEOライティングなんてありません。例えば……
以下、私は実際の稲葉浩志がどんな人なのか知らないので、「日常のあらゆる局面で圧倒的な歌唱力をおしげもなく披露する人」という前提で書きますが、まず帰宅すると、家で待っていた稲葉は「おかえり」を「ウォ・カ・エ・リッ!」と言いますね。ちょっとポーズも取る。
それだけで「一般人にしてはそこそこ歌うまい」という半端な自負心などこっぱみじんに打ち砕かれ、私は耳まで真っ赤になる。プロの実力を鼓膜のふるえで感じるわけです。
稲葉は肉じゃがができていることを私に伝えるんですが、その際の発音も「ニ・ク・ジャ・ガッ!」であり、右手に持っていたおたまを高く掲げながら、ちょっとポーズを取る。おたまに付いていた汁が飛び、床に落ちる。
真顔日記を書いている人、大好きなので敬意を込めて言いますが、こんなふざけた文章でGoogle様のランキング上位に入ってきたらたまらんのじゃい!という話。
でも調べてみると、
2ページ目の一番下にでてきます。
また、セブンイレブンを想いながらファミリーマートに抱かれるというこれまた超面白く超ふざけた文章があるのですが、「セブンイレブン ファミリーマート」で検索をしてみてください。
記事執筆時点ですが……
5番目にでとるやん。
この記事はバズったので一時的に順位が上がっているだけという見方もできますが、「B’zの稲葉と同居しても自分は歌がうまいと思えるか?」については、2015年6月に書かれたものであり、現在でも2ページ目に登場するということは、Googleからの評価も高いということです。
このような事実を目の当たりにすると、SEOライティングとは一体何だったのかという気持ちになります(笑)
正解はないということを頭に入れておく
結局はGoogleがどう評価するか?が全てなので、毎回そのルールは変わるんですよね。
昔は、キーワード詰め込みでトップに立つことができたり、もっと前だと自演リンクぶち込んどきゃOKみたいなペラッペラのサイトでOKみたいな時代もあったそうな。
でもそれって、見てる人楽しめるの?って話です。
ここが全て。検索する人が調べたいことがわかる。そして+αのなにか。ですね。
ある意味わかりやすい。普通の仕事と同じですw
適当にやってりゃ評価されない。どのように読者に情報を伝えるか+気づきを与えられるようなページにする。
簡単なことではありませんが、私たちが取り組むべきSEOは、小手先のものではなく、コンテンツそのものかもしれませんねぇ。
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