「もう自分もいい年だから」って言葉。これもひとつの呪文です。

プロゲーマー「ウメハラ」こと梅原大吾さんと社会派ブロガー「ちきりん」さんの対談本が面白かったので紹介します。

このお二人の対談が面白かったのが、常に対極の位置から議論がスタートしてるですよ。

 

学校教育の問題点はなにか、好きな仕事とはなにか、人生の成功とはなにか…いずれにしても、対極位置からスタートして、最終的にはいい感じのところに落としていきます。

その話の展開が面白くて、電車の中で一気読みできちゃいました。

 

中でも私が気になったのは、「思考停止」について。

もういい年だから……

自分と向き合うのを避けてると、どこかでツケが回ってきますよね。

その場は逃げられても、「自分が本当にやりたいことは何だったのか」って考える場面が、いつかやってくる。

先送りにすればするほど、向き合わざるを得なくなった時には年を取ってるわけで。

そのタイミングがあまりに遅すぎると、「今ごろ気づいてももう遅いよ。人生を無駄にしちまったな」ってことになりかねない

引用:悩みどころと逃げどころ(小学館新書)

そうならないために、いったん思考停止を選んだら、もう一生、思考は再稼働させないんですよ。

今さら考え始めちゃったら、もうどうしようもないって気づいちゃうから。

そこで唱えるのが「もう自分もいい年だから」って言葉。これもひとつの呪文です。

引用:悩みどころと逃げどころ(小学館新書)

年をとると、頑固になってしまってプライドだけが高くなってしまいます。

自分の非を認めることができず、思考停止に陥ってしまいますね。

 

これ、自然となるものだから気をつけようと思っていたのですが、この話をみて、本人は自ら思考停止にしているのではないか?と思いました。

「もうどうしようもないことを認めてしまう」からです。

同じような仕事してない?

思考停止については、私も気をつけないといけないと考えているところです。

ブログの執筆作業というのは、とっても楽しいんですけど、ルーチンワークになりかねない側面もあります。

 

これはどんな仕事にも言えることですよね。

今回の対談本の中に登場するウメハラさんはプロゲーマーです。

 

プロゲーマーなんて特にルーチンワークじゃないですか。

格闘ゲームなんて言ってしまえば、目の前の敵を倒すだけですよ。

 

ウメハラさんは、自著の中でただ勝つだけじゃダメ、聴衆を魅了する勝ち方をしたいと述べています。

それは、ルーチンワークの中に創造性を生み出していることになりますよね。

勝負の結果、もしかしたらビリかもしれません。というか、勝負って必ずビリの人も生み出しますから。

それでも誠実に、人間的に信頼される生き方や戦い方をするほうが、最終的には良い結果につながると思うんです。

引用:悩みどころと逃げどころ(小学館新書)

さいごに

とても深い内容の本ですが、難しい言葉は一切使われていないので、読みやすい本です。

読書初心者でも全く問題ないでしょうね。対談って、人の会話を聞いてる感覚なので、スッと入ってきていいですね。

 

今の時代にあってる気がします。

これから先の生き方に戸惑っている方で活字が嫌いならこの対談本を進めますね!