光トポグラフィーでうつ病をどの程度正確に診断できるのか、というご質問もありましたが、最近、精神医学界でも、その意義についての議論が巻き起こっており、当初期待された程には有用とは言えないのではないか、ということをお話しました。 https://t.co/YNuyH1eqZ7
— 加藤忠史 (@KatoTadafumi)
確定ではないにしろ、客観的判断ができる唯一のものとして光トポグラフィーには頑張って欲しいな。
医師の問診、光トポグラフィー合わせて限りなく「双極性障害」に近い。
という診断が出れば、病気を受け入れる人ももっと増えるはず。
— ほっしー (@hossy_fe_ap)
精神疾患は診断が変わりやすい
例えば、私がわずらっている双極性障害の場合、うつ状態と軽躁状態(けいそうじょうたい)が繰り返す気分が安定しない病です。
異常なぐらい元気!なときと、とんでもなく落ち込むうつ状態が規則性なく(規則性がある人もいる)やってきます。
双極性障害という診断がつくのは、躁エピソードもしくは軽躁エピソーどがあるかどうか……ということになりますが、それが病的なものかどうかは医師でも判断が難しいそうです。
特に、双極性障害2型の場合、性格との境界が曖昧だと言われているのでなおさらです。
病気を受け入れられない原因の一つとして
「果たして自分は本当にこの病気なのか?」
というのがあると思う。
「双極性障害からうつ病になってまた双極性障害になった」
というフォロワーさんもいた。
そんなんじゃ、自分が何の病気かわからずに怖いよね。
— ほっしー (@hossy_fe_ap)
だからこそ、病気を受け入れがたい
精神医療が未熟なため、診断には時間がかかってしまう。
客観的な指標がないので、診断が確定することもないんです。
診察する精神科医によって診断が変わる可能性があるぐらい、不安定な医療です。
しかし、精神疾患者としては、それに頼らざるをえない現状ではあります。
そりゃ信用できなくなったり、やぶ医者だ!って言いたくなったりもします。
光トポグラフィーには頑張って欲しい
引用:光トポグラフィー検査
しかし、この記事の一番上でも取り上げたように加藤忠史さんという双極性障害の専門家が
最近、精神医学界でも、その意義についての議論が巻き起こっており、当初期待された程には有用とは言えないのではないか、ということをお話しました。
と言っています。
現時点では、数値で判断できる唯一の手段ということで信頼性を高めてほしいなと思います。
ちなみに、光トポグラフィーは検査なので、治療ではありません。ここは注意してくださいね。
この傾向が強いというだけでも安心する
例えば私が光トポグラフィーを受けたとして「双極性障害ではありませんね、うつ病に近いです」と言われても困ります(笑)
ただ、数値で出されるので、医師の主観よりは信用できる。定量的なデータは説得力が増しますよね。
ぶっちゃけ、本当はその病気じゃなくてもその病気を受け入れて治療に向けて足を一歩踏み出そうとすれば、治療にいい効果をもたらすと思うんですよ。
自分自身を説得するためにも、定量的なデータは必要になってきますね。
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