精神疾患はVRで疑似体験してもらうことで10倍理解が進む

どうも、双極性障害と戦うブロガー星野 良輔(@HossyMentalHack)です。

統合失調症を体験するVR(仮想現実)がネットで話題になっていました。

カテゴリーとしては私も同じ精神疾患なんです。でも、全然違った。すごい世界だった。

双極性障害とはまたまったく違う病気なんだなと理解しました。

このように病気を疑似体験できるというのはVRの大きな強みですよね。

VRとは?

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仮想現実のことです。

映像の世界に入り込んで360度ぐるぐる見回すことができます。

参考記事:SONYストアでPlayStationVRを体験!やっぱりVRは、精神科医療に導入するべきよ。

 

周囲に理解してもらえる可能性が高まる

統合失調症も単純ではないはずですが、病気を理解してもらうという意味で幻覚、幻聴というのはVRコンテンツとの相性が良いです。

その点、うつ病や双極性障害の場合、基本的には幻聴幻覚はないと言われています。私も幻聴幻覚は今までありません。

ただ、うつ状態というのは、普通の不安感とは明らかに違って、病的なものなんすよ…。

これをどうVRの世界に落とし込んでいくか難しいところだと思います。

動画で暗い世界を表現するというのは簡単ですが、幻聴幻覚のようなわかりすい恐怖の表現はできませんよね。

 

診察されるだけで体調が悪くなる人の助けになる

私は診察もさっさとVRにするべきだと思ってます。

待ち時間だるいし、精神科医嫌いな人多いですしね。

ちなみに待ち時間は30分は当たり前で、長いときは1時間半とは平気でありますよ。

え?予約してますよ?精神科とはそういうところなのです…💧

待ち時間のストレスは相当なものですし、病院のあの独特な雰囲気も体調を悪くします。

VRの仮想空間の中で、都合の良い診察環境を整えることは間違いなく治療に有効ですわ。

参考記事:精神科のVR診察をより具体的に考えてみた

 

精神科医の誤診を防ぐことができるかもしれない

私の患っている双極性障害は、ある説では診断が出るまで7~8年かかると言われています。

それは、うつ病かな? だったり、適応障害かな? だったり…。

参考記事:双極性障害ってどんな病気?当事者の私がすべてお答えします。

誤診ではないと精神科医は言いますが、私から言わせれば誤診ですよ。

というか、誤診だろうが何だろうが、確定しない病に苦しめられる人が多いのです。

何の病気かよくわからないのに、ずっと体調が悪いってすごい恐怖。

 

で、VRで患者の心情を映像として再現し、精神科医に体験させることができれば、より適切な診断ができるんじゃないかと期待してます。

精神疾患は原因が特定できない以上、客観的な指標はまだないわけですが、VRによって信ぴょう性は増しますよね。

まあ…問題は、患者がVR映像コンテンツを作るときに大げさに言ってしまったり、小さく言ってしまったりして、実情とかけ離れた映像ができてしまうという点でしょうか。

記憶から直接映像を吸い出すことができれば…うーん…精神疾患の原因の特定のほうが時期的に早いかもw

 

まとめ:VRは精神疾患者を救うはずだ

ということで、VRは精神科界隈の新しいツールになることは間違いなし。

VRはゲームばかりが取り上げられますが、没入感がすごすぎるのでどうにでも展開できる商品ですよ。

精神科に通う日とは、基本的に働けなくなるので、金銭的にも困窮しています。

精神科に通院する交通費も馬鹿になりませんからね。

VR診察の登場で、家で診察できるようになれば、精神科医ともこまめに面談できて、心の推移が確認しやすい。

うん…やっぱり考えれば考えるほどいいことしかないからVR診察はさっさと導入すべしですね!w

 

心理学やメンタルハック(心の分析、改善)が大好き。

新卒でIT企業に就職 → 半年でうつ病 → フリーランス。

ブログを仕事にして(最高45万PV)お金を稼ぎつつ、本を読み漁ってます。

#うつマッピングの著者です。

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