どうも、メンタルヘルスブロガーのほっしー(@HossyMentalHack)です。
あなたは知り合いがうつになったらどのように対応しますか?
もしかすると「怖い」という感情をお持ちかもしれません。
インターネットで、どのように接したらいいのか調べるのではないでしょうか。
親友や家族、恋人の場合、なんとかしてあげようと言う気持ちが強くなって本を購入する方もいるかもしれませんね。
私の母も、私が患っている双極性障害に関する本を買っていました。
こちらのことを知ろうとしてくれていることは本当にありがたいことですよね。
でも、症状が重たいときは、そんな人に感謝する心の余裕さえもないものです。
当事者の私が思うに、「禁句」というものはやっぱり存在します。
うつ病のひとに対しての禁句。
代表的なものは「頑張ってね」でしょう。
でもなぜ、頑張ってという言葉が禁句なのかはよくわかってない人が多いです。
うつ病はエネルギーが切れる病なんですよ。
車でいうと、ガソリンがなくなって止まってしまった状態。
いくらアクセルを踏み込んだって、ガソリンがないんだったら車は走りませんよね?
うつ病の人間も同じで、エネルギーが切れてるのに頑張れってのは無茶な話なんですよw
だらけて居るだけ、ふにゃふにゃになってるだけという勘違いがあるから頑張れなんて言っちゃうんですよ。
うつ病人はアレでも、常にアクセル全開です。これ以上、どう頑張れというのか。
これもやめたほうがいいでしょうね。すんごいプレッシャーかかります。
- 遊んで大丈夫か
- うつ病が迷惑をかけないか
- そもそもずっと遊んでられる体力が自分にあるか
- 体調悪くなったらしらけないだろうか
- わあああ
うつ病人から遊びたいと言ってきた場合のみ、遊んであげるようにしてください。
相手に気を使わせてしまったことを申し訳なく思う
知り合いがうつ病になったら、こういったものを読んで、対応するんだろうな。
そして当事者は、「あぁ……どっかで読んだんだろうなぁ……」
と、うつ病人である自分を、特別扱いさせてしまったことに嘆く。
めんどくさい病気だわ(笑)https://t.co/a2XOKFajWR
— ほっしー@双極性ブロガー (@hossy_fe_ap)
こちらは常に相手の言動に過敏になっているので、少しの違和感も見抜いてしまいます。
そして、大げさにマイナスに捉えてしまうことも……。
とはならないんですよねぇ。
むしろそうなっていたら、回復してきている証だと言ってもいいぐらい。それぐらいいつもいつも自分を責めてしまう病気です。
うつ病は人によって違うということ
うつに対する正しいマニュアル対応なんて、存在しない。
俺なんかは逆に「あ、この人俺が精神疾患であることを意識してる。」
と思うと、嫌な気持ちになる。
「うつとか甘えやろ!(笑)」ってな感じでネタとして笑い飛ばしてくれる方がいいな。
— ほっしー@双極性ブロガー (@hossy_fe_ap)
俺もブログに、こういう風に対応するといいですよ!みたいなこと書くけど、あくまで俺の場合ってなっちゃうもんな。
まぁ一般的には、うつは甘え!なんて言っちゃダメだろうけどね。
あと、励ましたりするのも、あなたに何がわかるの?ってなるだろうけども。
— ほっしー@双極性ブロガー (@hossy_fe_ap)
一般的には、うつ病は甘えだろ!なんていうことは絶対に言ってはいけません。
患者は、自分自身が甘えていると常に責めているので……。
わたしの彼女はすでに8年もうつなわたしと付き合ってくれていますが、彼女は対応を心得ています。
もちろん、何もなかったわけではありません。
何度も関係が崩壊しそうになったことがありましたが、なんとかやってこれました。
ほとんど負担かけちゃっていますが、お互いが納得できる形で落ち着いています。
うつ病だからこうしよう!
と決めたのではなく、わたしの性格と、彼女の性格から妥協点を探っていったという感じです。
気分が上下しやすいのでやっかいな性格だというだけで、うつだからどうこうという付き合い方はしてないですね。
どう対応したらいいの? あなたにできることはたった1つです。
それは、今までどおり関係を続けるということ。
病気になって一時的に会うことが不可能になったとしても、友人の1人であるということを言ってあげてください。
病気の自分でも「つながり」があると感じることができれば、少しは安心できます。
しかし、病気であるが故に、あなたを傷つけてしまうかもしれません。
それでもどうか「病気」がそうさせているんだろうなぁ。と、理解してあげてください。
精神疾患者と付き合うと、とても理不尽だと感じることもあるかもしれません。
でも、どうか、辛抱強く見守ってあげてください。
友人がうつ病だと知ったということは、あなたに打ち明けたということですよね?
精神疾患者にとって、病気を打ち明けることってすごく重い問題だったりします。
≫よくよく考えたら、精神疾患のカミングアウトって必要なくない?
という記事に共感する方が多いのも、いかにカミングアウトを重くとらえているかわかりますね。
友人であるあなたが追い込まれすぎる必要はない
友人のあなたは元気でいてあげてください。
あなたが疲れてしまうと、うつ病のひとは自分をさらに攻めることになるでしょう。
言っちゃいけないポイントだけしっかりと抑えて、無理に治そうとか勇気づけようと思わないことです。
うつ病のひとは被害妄想的なところもありますが、社会から自分が切り離されたような感覚でいます。
そんな自分と「普通に友達」でいてくれるだけで、あなたは貴重な存在なんですよ。
基本的には家族も友達も気をつけることは同じなので、以下の記事も参考にしてみてください。
≫気をつけて! 家族がうつ病になったとき、あなたがとるべき16の対応