昔に戻りたい人の心理

学生時代の友人と久しぶりに会って飲んできた〜!

社会人になると、こういった場合、仕事の愚痴や結婚していれば妻、家庭の愚痴が出てくるものですよね。

そして最終的には、昔はほんとうに楽しかったな〜また戻りたいな〜という言葉。

 

言葉は発した瞬間に深く脳に刻まれます。

専門的な話は脳科学に精通している方にお任せしますが、脳は、発した言葉が現実であるか仮想的なものであるか判断できないそうです。

「昔はよかったな〜」って言いたくないですよね。

 

 

昔を懐かしむのはなぜ?

1.現在に希望を持てないから

昔を懐かしむ行為は、同時に現在に希望を持てないということだと思います。

現実から目をそらしたくて、過去に逃げてしまう。

それってすごく悲しいことだし、自分に対してすごく絶望してしまうことですよね。

 

自信ってなくなればなくなるほど、何事もうまくいかなくなるんですよ。

私は自分の悪いところばかり見ていたから、うつ病になってさらに悪化の一途を辿ったのです。

自信を取り戻してからは良い方向に変わりました。

短所ばかり見ているとうつが悪化したので、長所を見ることにした

 

2.過去に生きているから

私たちは常に「今」を生きなければならないのに、過去に行きていることになります。

過去の失敗や経験なんて関係ない。常に今が勝負。

今という連続が未来を作っていくわけですから、過去に生きていては、今という瞬間がチンケなものになってしまいます。

 

私はブログを書き続けているのでわかりますが、誰も人の過去には興味ありません。

今何をしているのか? それに興味をもつのです。

過去に生きていては、相手から見向きもされなくなってしまいますよ。

 

3.自分に成長を感じられないから

昔が良いという感覚は、もはや成長を放棄しています。

さっきも言ったように、現実に目を向けられない状態になっているんですよね。

そりゃいやでしょうよ。何も成長してない自分を見つめるのは。

 

昔を懐かしむ人の中には、過去の栄光にすがっている人も多いですよね。

自分もそうならないように気をつけないと……。

過去の栄光にすがる人って成長しないよね。昔はよかったという前に現実を見つめよう。

 

昔はよかった仲間に引き入れたい理由

1.友人が成長することを受け入れられない

昔はよかったよなぁ〜!というのは、無意識に発している言葉かもしれませんが、どこか同調圧力のようなものを感じます。

飲み会で愚痴大会みたいになってしまったら、空気的に、今超楽しいよ!仕事も充実してるし、昔なんかより今を考えろよ!なんて言えないですよね。

 

んなこと言うと

男性
うわぁ…でた…意識高い系だ…

と思われて、渋い顔をされるだけでしょうw

 

2.「仲間」とすることで安心したい

無意識ながら「昔はよかった」と周りに認めさせることで、仲間意識を芽生えさせるのです。

無意識というところがなかなかにタチが悪い。

まあ社会は厳しいと感じている人が多いので、仲間内の惰性感が心を洗ってくれると思っているのでしょう…。

 

3.自分はこのままでいいんだと思いたい

昔の私がそうでした。人の揚げ足をとって人を引きずり下ろして嘲笑っていました。

なんだか心が晴れない。人を引きずり降ろせば、自分が有利になるような気がしていたんですがね。

相対的に、一時的にその人よりは上になりますが、自分ではなにも成していないので、立ち位置はずっとそのままなんですよね。

引用:人の足ばかり引っ張る不幸な人たちへ

人は成長を続けていれば、他人のことなんて気になりません。

他人のことが気になるのは、自分が変化・成長できていない証拠だと私は思っています。

 

他人を蹴落として一時的に相対的優位にならないと、耐えられないんですよね。

次々にターゲットを変更して、さぞずっと自分が上位にいるかのように錯覚するのです。

 

さいごに:今を生きよう

無理に周りに合わせずとも、自分が正しいと思うことを信じればいいと思うんですよ。

たとえ、周りから変人だと言われたとしても、自分が納得できることが一番大切ではありませんか?

 

今を生きられない人は、自分に自信が持てないんです。

自信は何かを成したからついてくるものじゃない。

自信を持った瞬間に自信がつくんです。

これ、笑顔作ったら楽しい気持ちになるってのと同じですな。

 

自信の付け方については、以下の記事が参考になるかと思うのでぜひ。

 

心理学やメンタルハック(心の分析、改善)が大好き。

新卒でIT企業に就職 → 半年でうつ病 → フリーランス。

ブログを仕事にして(最高45万PV)お金を稼ぎつつ、本を読み漁ってます。

#うつマッピングの著者です。

詳細プロフィールはこちら

YouTubeチャンネル

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です