どうも、学歴コンプレックスと戦うブロガー星野 良輔(@HossyMentalHack)です。
私は福岡にあるFラン大学を卒業しました。
就活のときも学歴差別的なことを受けた経験もありましたねぇ。懐かしい。
さて、ブロガーなので、学歴なんて別に関係なくって、楽しくやってるんですが、今でも学歴コンプレックスは消えていません。
ということで、こういうツイートを目にするとムムッ!と反応しちゃうんですよ(笑)
大学辞めるのは個人の自由だし好きにしたらいいと思うけど、やぎろぐさんもイケハヤさんも早稲田卒だし、はあちゅうさんは慶應卒だという事実は覚えておいたほうがいい。
— えとみほ@スナップマート (@etomiho)
2016年9月17日
彼女が上げた3人は、ブロガーというよりはそこから既に羽ばたいていった人たち。
もちろん、ブロガーとしての活動もされていますが、メインではなくなってきているように思います。
要するにひとつのツールとしてブログを捉えている。
ブロガーとしては誰しもが認める成功を収めたといえる人たちだと思います。
ツイートには名前は上がっておりませんが、梅木雄平さんも慶応義塾大学卒ですね。
さて、先ほどのえとみほさんのツイートに対して、イケダハヤトさんは以下のように言及されています。
偏差値競争で上位10%くらいにいける人は、独立しても食べていきやすい傾向はある気がしますねー。 https://t.co/Thb8DEqS7A
— イケダハヤト (@IHayato)
確かにそうだとは思いますが、高学歴の人がいうと攻撃力抜群だぁ!
なんとか残ったHPで、高学歴なブロガーがなぜ成功しやすいのか分析したあと、低学歴ブロガーはどのようにして戦っていくべきか考えてみましょう。
高学歴ブロガーが成功しやすいと思われる理由
競争に耐える力がある
高学歴であるということは、学生時代に競争の世界を生き抜いてきたということ。
「テスト」というわかりやすい競争があるので、数字で示されるプレッシャーに揉まれてきた人たちです。
そして、彼らは自分がトップに立ちたいという思いが人一倍強いのではないでしょうか?
低学歴な人は、学生時代の「偏差値」という競争からは逃げたのです。
偏差値競争はおそらく低学歴の私たちが想像できないプレッシャーがあると思いますよ。
低学歴な人は大人になってから競争の世界に晒されますが、高学歴な人は子どもの時から競争の世界にいるので、「競争を競争だ…!」と捉える心理的な負担のハードルが高いことが考えられます。
上には上がいる。
これは誰しもが体験することですが、偏差値競争という残酷な世界に身を投じてきた彼らは、環境が変わるたび、つまり、進学するたびに上には上がいる体験を重ねています。
さて、ブロガーになると否応なしに上には上がいる体験をすることになりますよね。
例えば、月○○PV突破しました!なんて言ってみても、PV数だけでいえば100万PV超えている人もいますし、goriさんなんか、415万PVを突破したと言ってます。
つまり私たちブロガーはいま、低学歴だろうが高学歴だろうが同様に競争の世界に晒されているわけです。
しかし、考えてみると、高学歴の人たちは子ども時代からこの数字という残酷な競争の世界生きている。
ブロガーなんて仮に失敗したとしても何もないんですけど、中学校や高校のときに偏差値競争から落ちこぼれたら自分はどうなってしまうのだろうという漠然とした不安を抱えていたことでしょう。
これは事実ですが、大人になって視野が広がったからそう思うだけであって、子どものときは学校が全てなので、そんな言葉はただの逃げ道にしか聞こえないでしょう。
勉強なんていいや〜!と思って遊び呆けていた私たち低学歴な人間が、高学歴な人と同じ競争に晒されたとき、耐える力が弱いのはあたりまえです。
努力の総量、行動力の総量
総量は限界を突破すれば増えるもの。彼らは勉強によって努力と行動力の限界を何度も突破してきたはずです。
低学歴の人でも例えばスポーツを死ぬほど頑張ったとか、サークル活動を死ぬほど頑張って成果出したとかあれば話は別ですが、私のように特に何も…遊んでばっかだったわぁ。という人は、努力と行動力が少ない。
つまり、ブロガーとして死ぬほど頑張ったとしても、高学歴ブロガーからみれば「え?そんなもんで頑張ってる感じ?」と見えるかもしれません。
残酷ですが、サボってきた代償だと思うしかありませんねw
試行錯誤の回数と時間配分
必ずしもそうとはいえませんが、テストで良い点数を取りたいという気持ちは低学歴者よりすごいはずです。
きっとどうやったらもっと上手く良い点数がとれるか、試行錯誤を重ねてきている。
仕事での試行錯誤とは話が違いますが、試行錯誤を重ねるという経験値は低学歴者よりも高いことが想像できます。
いまの勉強方法でいいのか?もっと効果的な自分に対するアプローチはないか?
自分はどんなときに集中できるのか?音楽はかけたほうがいいか?否か?
低学歴の人はここが成熟していないので、自分がどうやれば楽しみながらブログを書くことができるかというところから始めなければなりません。
時間配分のうまさも見逃せないポイントです。
おそらく彼らはただ闇雲に勉強していても効率が悪いだけだと気がついていると思います。
そこで、短期的に集中して勉強するための時間配分を身につけているはず。
それはそのままブログ執筆作業に応用できますよね。
なので、やるぞ!と決めたときの集中力の高め方もおそらく高学歴な人のほうが強いでしょう。
読み、書き、の基本能力の高さ
どんな教科であろうが読み書きの基本能力は求められます。
読み書きというものは、生まれ持った才能もあるのでしょうが、「読み、書き」の機会が増えれば増えるほど上達していくもの。
それはブロガーならば誰しもが体感していることでしょう。
高学歴の人は、勉強という競争のステージで意図せずとも「読み、書き」の能力が鍛え上げられています。
学歴と文章力は関係ないと思いますが、高学歴の人のほうが文章力がある可能性が高いというのは間違いないでしょう。
高学歴という肩書きはやはり強い
凄そうブランディングというのは、その名の通り「凄そうにみえるブランディング」のこと。
見知らぬ大学卒ブロガーよりも、早稲田卒ブロガーのほうが、なんとなく凄そうなイメージはありますよね。
学歴社会ではなくなったというものの、まだまだ学歴神話は根強く残っているもの。
私だってやっぱりみちゃいます。
だからといってどうということはないんですけどね(強がり)
低学歴で学歴コンプレックスを持っている人も、学歴が全てじゃないことはわかっていますが、高学歴の人を見るとやはり羨ましかったり、嫉妬の対象となります。
学歴というものが、日本ではいまだに1つの武器になっているということは認めざるを得ない事実でしょう。
高学歴な人は、良いことを書けば凄そうと思われ、バカをやらかせば高学歴のくせにバカ…と、どっちに転んでもおいしいことは覚えておいたほうがいいです。
まぁ……学歴を捨てて死ぬほど遊んできたので、同じステージに立ったときにそれぐらいのアドバンテージがないと彼らも報われた気がしないので良しとしましょうよ。なぜか上からですが(笑)
低学歴が彼ら高学歴と勝負するには?
まず、スタートラインが違うことを受け入れる
これまで書いてきたように、高学歴ブロガーと低学歴ブロガーではスタートラインが違う可能性が高いです。あくまでも可能性ですがその可能性はかなり高いw
ただありがたいことに、難しいことを書けなくてもブログは読まれますし、王道な勝ち方といったものはなにもありません。
八木仁平さん、イケダハヤトさん、はあちゅうさん、梅木雄平さん
皆さんのブログをみて見ればわかりますが、それぞれやり方も考え方も内容も違いますからね。
学歴は絶対ではありません。大丈夫。
とにかく手数をこなす
これこそ学歴は関係ありませんが、とにかく数をこなす。ブロガーで言うならば記事を書きまくるということです。
そして超速でPDCAを回していく。やることはこれだけです。たったこれだけ。
自分はこれが得意だと思って書いていても、ひょんな記事がヒットすることがあります。
例えば私を例に出してみると、双極性障害ネタが最も得意なんですよ。
それは私自身が双極性障害と診断されて治療のために勉強を重ねてきたこと+双極性障害という病気に興味があることからネタとして強いのです。
しかし、長く読まれている記事は、Twitterのツイ消し意味なくね?という昔に書いた記事です。
何度かリライトを重ねましたが、最初は10分ぐらいで書いた記事です。「ツイ消し」と入れると2番目に出てきます。
ツイ消しとはその名の通りツイートを消すことですが、失言をしてしまった方がツイ消しの方法を調べるときにひっかかるようですね。
最近だと、読まれるかどうか考えずに書きたいことを書いたiPhone7Plusに関する記事がよく読まれています。
iPhoneネタなんて、それこそ先ほど紹介したgoriさんが最強ですし、それ以外の人もいっぱい書いてるので超飽和状態。
戦略的にブログを運営するなら基本的には避けるべきiPhoneネタです(笑)
最初のキーワードを大画面スマホ嫌いとしているところは戦略ですが、それにしても読まれてます。
もっと実力が付けば、狙って記事をヒットさせることもできるのでしょうが、どんな記事が読まれるのかよくわかっていない段階ではあまり考えすぎずに好きなことを書くことがいいようです。
つまり、ひたすら手を動かして、私のようにまぐれヒットした記事の中に一筋の光を見出すのです。
この試行錯誤を高速で重ねていくのみ。
ただ、高学歴ブロガーはこのPDCAや分析が上手だという可能性は捨てきれません。どうしても基本能力が高い人が多いのでw
精度は悪くてもバカはひたすら繰り返すしかないのです。だったら高学歴より高速で回したろーかっていう話ですよ。
学歴コンプレックスを原動力にする
例としてあげた高学歴ブロガーたちは、「学歴なんて関係ねぇ」と言っていますが、高学歴な人が言っても説得力がありません。
だったら、低学歴な俺たちがトップに立って「学歴なんて関係ねぇ」って言ってやろうじゃありませんか。
自他ともに認めるFラン大卒業の低学歴がトップに立ってはじめて「学歴なんて関係ねぇ」世界ができるのです。
きっと多くの人に勇気を与えることになります。
しかも、低学歴が成功したらほぼ確実に「努力してきたんですね」と言われるんですよ(笑)
高学歴の人と違って、努力の過程を褒めてもらい、救われるのは低学歴な人の方です。
知識の少なさは純度の高い意見を持っている
知識は時として、行動力を鈍らせます。
自分の素直な感情をブログに書き出そうとしたとき
とブレーキをかけてしまうことがあるかもしれません。
低学歴で知識が乏しい場合は、これがないので突っ走れます。
袋叩きにあってしまう可能性はありますが、そこでまた勉強できますし、ツッコミどころが多くて読まれるのでOKという考え方もできますね。
高学歴の人には理解できないネタを書く
人の不幸は蜜の味といったもので、学歴がなくてこんな不幸な事がおきましたと面白おかしくかければきっと読んでもらえます。
例えば、ある会社の面接を受けるとします。
あー星野さん、〇〇大学ですかぁ💧うーん💧w
という学歴差別を受けた場合、学歴は関係ないと言われていますが、日本社会はまだまだ学歴社会であり……というような記事がかけますよね。
学歴差別について、高学歴の人が書いてもなんの説得力もありません。
彼らが仮に学歴差別を受けた経験があったとしても、東大生に言われた。とか、ハーバードの人に言われた。とか、現実離れしてるでしょうし、かえってイヤミに聞こえます(笑)
学歴差別を受けたというエピソードから日本社会に物申す!みたいなものはたくさん記事を量産できそう。
また、差別を受けてなかったとしても、学歴がないことによるコンプレックスは必ずあるでしょう。
私もありますよ。就活の書類審査で落ちたときなんて、絶対学歴フィルターだ!!なんて言ってましたから(笑)
高学歴の人が学歴を語って自慢話にしか聞こえないので、学歴ネタは低学歴の人のものですな!
さいごに
学歴に価値があるのではなく、そこに至るまでの努力に価値がある。
高学歴だから仕事ができるのではなく、高学歴だから基本能力が高いので必然的に仕事できる可能性が高い。それだけ!
私を含め、低学歴者は努力を怠ったので、ブロガーとしてのスタートラインにたったとき
- 読み書きのレベルが低い
- 知識の量が少ない
という現実に直面します。でも言ってみれば彼らとの差はそれぐらいしかないのです。
彼らに勝ちたいなら彼らより努力するしかないのですなぁ。
私たちにもキラリと輝くものが必ずある。
試行錯誤を重ねることで原石を見つけ、キラッキラに輝かせて高学歴の人に低学歴フラッシュを浴びせてやりましょう!
私は大学へも行くことが出来ませんでしたが、30を過ぎて改めて専門学校に通っている現役学生です。大学に行きたかった、と強く思っておりますが、行けなかった私だからこそ、出来ることも・・・ある・・・かもしれない?と(笑)励まされましたっw
いえ、多分あります。なかったら作ります。
いい記事でした。また見にまいります(^ω^)