どうも、双極性障害と戦うブロガー星野 良輔(@HossyMentalHack)です。
精神疾患患者として見逃せないニュースが飛び込んできましたね〜。
全国の複数の医療機関の精神科医が、強制入院などの判断を行う「精神保健指定医」の資格を不正に取得していた疑いのあることが、厚生労働省の調査でわかった。
引用:「精神指定医」100人不正疑い、「相模原」判断医師も…診療歴偽り取得か
不正取得が疑われる医師とその指導医は計100人前後に上り、神奈川県相模原市の知的障害者施設で起きた殺傷事件で、逮捕された容疑者の強制入院措置に関わった医師も含まれているという。
https://t.co/xUAQSBCsDm— 星野 良輔@双極性ブロガー (@hossy_fe_ap)
このような精神科医の不正があると、患者としてはますます信用を失ってしまいます。
精神科医療は、医師と患者の信頼関係が何よりも大切。
非常に残念な気持ちです。
医師と患者の信頼関係が揺らいでしまうと
脳の病気とはいえ、患者の心が荒んでいくので、精神科医との信頼関係は必須なんですよ。
やっぱり精神科医が信用できなければ処方される薬も怪しんでしまいますからね。もちろん、依存し過ぎも良くないんですけど。
— 星野 良輔@双極性ブロガー (@hossy_fe_ap)
精神疾患に対する薬として使用される抗うつ剤については、ほとんどがプラセボだったという効果もあります。
が、プラセボだからこそ医師のことが信頼できなければその効果は発揮できません。
二十年ばかり精神科医をやってきて、わかったことの一つは、よくなる人というのは、よい点に目を向けられる人だということだ。
逆に、悪いことの方にばかり、どうしても目が向いてしまう人は、なかなかよくならない。
そういう人でも、長年染みついた否定的な認知が少しずつ薄らいでくると、症状も人生もよい方に変わっていく。
引用:うつと気分障害
私は人の意見を取り入れて考えを軟化させることをやめて、自分と対話することで精神的に縛りから開放されたような気がします。
人の意見を聞くのは面白いですが、正しい答えは常に自分の中にあります。
正しいかどうかの判断基準は「自分が楽しいかどうか」です。
— 星野 良輔@双極性ブロガー (@hossy_fe_ap)
自らの考えを大切にし、自分軸で判断するということは、認知の歪みを修正することにも大変有効です。
やっぱり、いやなものっていやじゃないですか。無理して自分を押し込めたところでストレスが溜まるだけですよ。
私の患っている双極性障害についても、完治しない病だとは言われていますが、それはそれとしてどう症状を抑えていくのか?上手に付き合っていくのか考えていくほうが建設的です。
精神科医と上手に付き合っていくにはどうすればいいのか
今回のニュースを見て精神科医のことがより信頼できなくなってしまったかもしれません。
ただ、精神科医は天使でも悪魔でも神でもなく、ただの人間です。
私たちより病気については詳しいけど、ただの人間。
まぁ、今回事件として取り沙汰された人たちはある意味悪魔ですが(笑)
精神科医と上手に付き合っていくには、自尊心をくすぐってやることが一番です。
彼らはプライドが高いので!(笑)
精神科医を信頼し過ぎないことも大切です
「この先生だから治った」という意識が過剰になると、それは「その医師じゃないと治らない」または「その医師がいなくなったら悪化する」ことにつながります。
担当の医師はいつ変わるかわかりません。
私のケースのように、急に退職をしてしまったり、自分が引っ越さなければならなくなることもあるでしょう。
そうなったときのために、医師に依存しすぎていないかということはいま一度考えたほうがいいと思います。
信頼関係が大切なことは誰でもわかります。
ただ、私たちは精神科医を頼り過ぎるあまり、関係が依存してしまうのです。
治療は治療として、自分の考え方も根底から変えていく。
そういった努力も必要なのではないかと考えます。
投薬治療とカウンセリングを重ねても、自分がネガティヴなままではあまり効果がないと思いますね。
認知行動療法は認知の歪みを修正することが目的らしいですが、結局のところネガティヴすぎる思考の修正ですよね。
つまり、そういうことですわ。
— 星野 良輔@双極性ブロガー (@hossy_fe_ap)
薬で一時的に良くなっても、根底にある考え方が何も変わらないなら薬は対処療法でしかないというのは自分が身にしみて体験しました。
そもそも精神科薬に対しては、懐疑的ですけど(笑)
— 星野 良輔@双極性ブロガー (@hossy_fe_ap)
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