どうも、双極性障害と戦うブロガー星野 良輔(@HossyMentalHack)です。
メンクリ(メンタルクリニックの略称)に行く日が近づいてくると、だんだんとテンションが下がってきますよね。
精神科に通っているみなさんが、メンクリに行きたくない理由は様々だと思います。
- 精神科医が嫌い
- 病院が嫌い
- 診察が嫌い
- 待ち時間が長過ぎる
などなど……私の場合はすべてが当てはまってしまうわけですが、みなさんもひとつではなく、複数当てはまるかもしれません。
そこで、私なりに診察を楽しいものにしようと、試行錯誤してきた中で効果的だったものを紹介します。
おはようございます。
今日は診察日、精神科医攻略のため昨日から準備してきました(笑)11時からなんで、頭の中でシュミレーションしておきます。
— ほっしー@双極性ブロガー (@hossy_fe_ap)
精神科医を攻略せよ!
精神科医は神でも悪魔でもない人間ですよ。
精神疾患となって、私たちを窮地から救ってくれるのは、周りの環境の人たちの協力であったり、自らの自然治癒力だったりと要因は様々です。
ただし、最も強力な味方は精神科医ですよね。先生が処方する薬であったり、カウンセリングが有効だったという人は多いと思います。
なので、ついつい先生は「神」であるとか、ダメな先生の場合「悪魔」であるとか、まるで人間ではないような捉え方をしてしまいます。
彼らもあくまで人間なので完璧ではありません。
精神疾患については、専門家なので詳しいですが、それ以外の部分は私たちと同じと考えて問題ないでしょう。
精神科医は自尊心をくすぐれ
彼らは仕事として私たちと向き合います。
なので患者には感謝されなくて当然だと精神科医は考えているものでしょう。
患者はお客様ですからね。お客様は神様文化は特に日本では強い。
先生のおかげで体調が良くなってきました。
と、たった一声をかけるだけで、診察の態度が変わることがあります(笑)
精神科医もきっと心はボロボロですよ。
わかりますよね?私たちみたいなめんどくさい人を毎日相手にしているんですからw
だからこそ、ねぎらいの一言を患者から貰えるときっと嬉しいと思いますよ。
それに、自分の主治医が病んだら大変じゃないっすか。
自分の治療どころじゃないw
精神科医を褒めることは患者の治療にも有効
不満はあるけれど、いつもありがとう先生。
不満はあるけれど、いつもありがとう家族。
不満はあるけれど、いつもありがとう○○。
と、感謝していくうちに……
と、気が付きます。
この、意外と恵まれているのかもしれないという気付きは、めちゃくちゃ治療に有効なんですよ。私がそうでしたから。
感謝の気持ちを心から感じることではじめて、治療に対しても本当の意味で前向きになれたような気もします。
精神科医攻略のまとめ
精神科医の攻略には、自尊心をくすぐれ!ということでしたが、周りの環境に感謝することで、自分の自尊心を高める結果にもつながります。
最初はなかなか難しいですが、すべてを否定的に見ないで、簡単なところから世の中を肯定していくように見ればいいと思います。
これについても少しずつ、少しずつやっていくことです。
うまくいかなくても自分を責めないでください。
精神疾患の患者が精神科医師を褒め倒すほどの余裕があれば。
そもそも、患者には病んでいる部分がそれほど深刻ではないと思う。
褒められないと治療できない医師のほうも大変情けない人間。
患者に褒められて初めて医療行為のできる医師などありえない。
医師以前の人間性に問題ありだし、医療倫理としても✕
攻略しなければ受診も治療もできないのなら、
精神科や心療内科という領域の医療は存在する意味がなくなる。
精神科や心療内科は内科系の領域と統合し、
プライマリー・ケアや総合診療科となるような変革が必要。
さらには、精神科には入院病棟は必要ない。
どころか、これこそ精神科が社会に対して犯している最大の「悪」。
広く地域社会のほうが、
意外と精神疾患に対するスティグマが克服されつつある。
一般人のほうがフラットに精神疾患の人に対することができているのだ。
この辺り、今一度頭を冷やして見渡してみてはどうだろうか。